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Data

排熱性能

熱量の単位はP(ポイント)。それぞれの機種は固有の耐熱キャパシティ値 を持つ。戦闘画面のHEATに表示される%は、耐熱キャパシティ値を100%として、 その機体が現在持つ熱量のパーセンテージ。

装甲の性能に「排熱性能」がある。例えば「排熱性能5P」とは、1フレームに5Pに相当する熱量を機体から減らすことを意味する。

装甲厚排熱性能
10〜60mm5P
70〜100mm4P
120〜150mm3P

以降では、フレームを「f」と略す。

戦闘領域環境熱

戦闘領域によって、機体の熱量の増減に修正が加わる場合がある。例えば、 150mm装甲で灼熱地帯で戦闘する場合、排熱性能と同じ量の環境による発熱が あるため、全く放熱しない。

戦闘領域外気温(℃)発熱修正(P/f)
緑化地帯 16 0
灼熱地帯 171 +3
初級演習場 20 0
上級演習場 20 0
極寒冷地帯 -115 -2
廃棄物処理場 100
マスドライバー 20 0
砂漠地帯 54 +1
月面 -71 -1
作業区画 20 0
特殊研究区画 25 0
高重力区画 25 0
艦船ドック 20 0

オプションの発熱

冷却装置を起動すると放熱する。一方、 オプションによっては、起動すると発熱するものがある。

オプション発熱修正(P/f)
機体冷却装置-10
誘導妨害装置+2
加速装置+2
レーダー強化装置+2
連射装置+2
飛翔体偏向装置+2
自爆装置+50

(注) 冷却装置1回の起動では、合計910P放熱する。900Pではない。

熱ダメージ

機体の耐熱キャパシティを越える熱量が溜まると毎フレーム一定の熱ダメージ を受ける。

熱量/耐熱キャパシティダメージ/f
0%〜100%以下なし
100%超〜119%未満1
119%以上2

ちなみに、機体に溜まる熱量は耐熱キャパシティの120%までである。それ以上 いくら加熱しても無駄である。

延焼熱

延焼熱は被弾した機体に、被弾熱量に加えて与えられる。

武装破壊力被弾熱量(P)延焼時間(f)総延焼熱量(P)
M4ナパーム弾4018040480
M6ナパーム弾4818060720
フォレストファイア(分裂前)100200なしなし
フォレストファイア(分裂後)80x1824060720
ナパームレイン(分裂前)12024060720
ナパームレイン(分裂後)40x420030360
ルシファー(分裂前)160240901080
ルシファー(分裂後)40x1620030360
ロケット子弾が放出する発火筒4020030360

測定

* 熱単位と放熱

初級演習場(外気温20℃)で、アラクネー(耐熱キャパ2400P)で、HEATが80%を超
えるようにビームを連射し、70%以下になってから20%以下になるまでのフレー
ム数を数えたところ、

 - 装甲10mm(排熱性能5P) => 240フレーム
 - 60mm(5P) => 240f
 - 70mm(4P) => 300f
 - 100mm(4P) => 300f
 - 120mm(3P) => 400f
 - 150mm(3P) => 400f
 - 150mm(3P)対熱 => 300f
 - 10mm(5P)対熱 => 200f

となった。よって、

-装甲の排熱性能1Pは耐熱キャパシティの1Pを1フレームで放熱することに相当する
-表示される排熱性能が同じならば、厚さが違っても放熱能力に差は無い
-対熱装甲は排熱性能に+1P

ということが判った。
また、アングリフ(耐熱キャパ3000P)10mm対熱装甲では250fであった。
よって、機種による違いは無いと言える。

では次に、戦闘領域の違いを調べてみる。
灼熱地帯(171℃)では、10mm(5P)対熱 => 400f、150mm(3P) => 放熱無しであった。
よって、灼熱地帯は1フレーム当たり3Pの熱が加えられることが判る。

同様に、すべての戦闘領域を調べたところ、
初級演習場と異なる環境は、
極寒冷地帯(-115℃)の-2P/f、
砂漠地帯(54℃)の+1P/f、
月面(-71℃)の-1P/fであった。

次は、オプション起動による熱の増減である。

 - 誘導妨害装置         +2 P/f
 - 機体冷却装置         -10 P/f
 - 加速装置             +2 P/f
 - レーダー強化装置     +2 P/f
 - 連射装置             +2 P/f
 - 飛翔体偏向装置       +2 P/f
 - 自爆装置             +50 P/f

灼熱地帯で150mm装甲にすると、放熱が0になるので色々な測定に便利である。
以後の測定では基本的に灼熱地帯を利用している。

* 熱ダメージ

灼熱地帯で150mm装甲のアラクネー(耐久度1100P、耐熱キャパ2400P)がガリウ
ムビームガン(発射熱量100P)を24発撃つと、画面では100%表示となったが、熱
ダメージは生じなかった。
ガリウムビームガンを25発撃ったところ、熱ダメージが生じた。
耐久力が90%未満になってから、40%未満になるまで550フレームかかった。

よって、HEAT100%ではダメージが無く、100%を超えると1フレーム当たり1ダメー
ジとなる。

 - 同様に、28発までは1damage/fであったが、29発以上では2damage/fであった。
 - 2800P以下で1damage/f、2900P以上で2damage/f
 - プラズマビーム(発射熱量92P)を32発=2852Pでは、1damage/f
 - ノベリウム弾(発射熱量72P)を40発=2880Pでは、2damage/f

ブロックヘッド(耐久度640P、耐熱キャパ1200P)150mm装甲では、以下の通り。

 - ガリウムビーム(100P)x12 => 0damage/f
 - ガリウムビーム(100P)x13 => 1damage/f
 - ガリウムビーム(100P)x14 => 1damage/f
 - ガリウムビーム(100P)x15 => 2damage/f
 - ガリウムビーム(100P)x32 => 2damage/f

このことから、おそらく120%程度で2damage/fになると思われる。また、これ
が熱ダメージの最大値と思われる。

1damage/fの熱ダメージを受けている最中に、修復を作動したら、目標HP減る
までに241f余計に掛かった。
★修復は241HP直す

バッド(3200P)150mm対熱(=放熱1P)で、50%の放熱は1600fかかるはずだが、計
測中に冷却装置を1回起動したところ、690fで済んだ。
★冷却1回の冷却熱量=910P

アラクネー(HP1100,2400P)150mm ガリウムビーム(100P)x48+冷却1回はHEAT82%
表示となった。82%は1979P〜1956P
冷却1回は-910Pなので、約1900Pもの熱が消えている。
おそらく、120%までしか熱が溜まらない。

冥界(3000P)150mm ガリウムビーム100Px48+冷却1回はHEAT90%

冥界(3000P)150mm プラズマビーム92Px39=3588P->1damage/f

冥界(3000P)150mm コーパスル炸裂弾86Px35 = 3010->1damage/f

灼熱+ホイリー(HP1200,3400P)150mm+カノン185mm(145P)x17+オーディーン(156P)x6
3401P->1damage/f
★HEAT100%を1Pでも超えれば1damage/f

灼熱+バッド(HP1240,3200P)150mm+カノン185mm(145P)x25+らぷとる(86P)x1+ク
ラーケン(32P)x4
= 3839 = 3200*1.2-1 -> 310f -> 2dam/f

放熱1Pの十分熱したブロックヘッド(1200P)を、最後のビーム発射の次のフレーム
から数えて241f後に99%表示になった。よって、上限は1440P
★熱は120%までしかたまらない

最後のビーム発射の次のフレームから13fの間、2damage/fであった。
1428P以上=119%以上

放熱1Pの十分熱したバッド(3200P)を、最後のビーム発射の次のフレーム
から数えて33f間は2dam/fであった。よって、機種を変えても119%と言える。
★熱119%以上で2dam/f

灼熱100mmでノベリウムを撃って食らったた後、放熱までに掛かったフレーム数
= 152f = 152P = 72+80
灼熱150mm対熱でノベリウムを撃って食らったた後、放熱までに掛かったフレーム数
= 128f = 128P = 72+80*x 
x=0.70
★対熱装甲は被弾熱量を0.7倍する

185mm砲弾(145+220)
灼熱100mm => 365
灼熱150mm対熱 => 299(被弾なしは145) (299-145)/220 = 0.7
★発射熱量は抑えない

灼熱で100mmバッドでM4ナパーム(92P,180P)を撃って食らって燃えた
=752P=92+180+480
延焼は約40f、完全に炎が消えたのは66f後

灼熱で100mmバッドでM6ナパーム(100P,180P)を撃って食らって燃えた
=1000P=100+180+720
延焼は約60f、完全に炎が消えたのは87f後

灼熱150mm対熱バッドでM6ナパーム(100P,180P)を撃って食らって燃えた
=946P=100+126+720
★延焼熱は防がない

灼熱100mmバッドでブラックパンサー(66P,220P)撃って3発食らって
=726=66+220x3
延焼熱は無い

灼熱100mmバッドでイーフリート(156P,200P)撃って10発食らって
=2156=156+200x10
延焼熱は無い

灼熱100mmエッグでナパームレイン(0P,200P)撃って食らって
=74damage + 960P = 240+720
延焼時間は約60f
分裂前大玉(破壊力120、被弾熱量240)

灼熱100mmエッグでナパームレイン(0P,200P)撃って食らって
=15damage + 560P = 200x1+360
小弾1発分(40)のダメージ

灼熱100mmエッグでナパームレイン(0P,200P)撃って食らって
=45damage + 960P = 200x3+360
小弾1発分(40)x3のダメージ

灼熱100mmエッグでナパームレイン(0P,200P)撃って食らって
=74+74 + 1224P = 240x2 + 744
大玉(120)x2のダメージ

灼熱100mmエッグでナパームレイン(0P,200P)撃って食らって
=148 + 1200P = 240x2 + 720
大玉(120)x2のダメージ

灼熱100mmエッグでフォレストファイア(32P,240P)4発撃って食らって
(1発)=1088P = 32*4 + 240 + 720
(2発)=1340P = 32*4 + 240*2 + 732
延焼時間は約60f
延焼は重ならないらしい

灼熱100mmプリーストでルシファー(0P,200P)食らって
=1320P = 240 + 1080
分裂前大玉(破壊力160、被弾熱量240)、延焼時間は約90f

灼熱100mmバッドでルシファー(0P,200P)を食らって
(1発)=560P = 200 + 360
(2発)=760P = 200x2 + 360
延焼時間は約30f