ベネズエラの概要

 南米の国ベネズエラは赤道に近い北半球にあり、首都はカラカス (Caracas) にあります。ベネズエラというと、とても暑いイメージをもっていましたが、このカラカスは海抜960メートルに位置するため比較的涼しく感じました。また、カラカスは南米独立の父と賛えられているシモン・ボリーバルの生まれた街であるため、あちこちにボリーバルの名前が使われています。ちなみに、ベネズエラの通貨もボリーバル(Bs)で、私たちが旅行に行った時のレートは、100$=46000Bsで、日本円に換算すると約 1Bs=1/4 円でした。
 物価は日本と比べるとかなり安く感じました。たとえば、カラカス市内のティウナホテル(民宿程度)は3人部屋で1部屋7000ボリーバル(一人あたり800円程度)でした。たばこはマルボロが500ボリーバル(約125円)、ミネラルウォーター(250ml)は100ボリーバル(約25円)で、朝食などは食堂で食べれば、800ボリーバル(約200円)ぐらい出せば、飲み物付きでお腹一杯の量を食べることができました。
 公用語はスペイン語で、英語はほとんど通じないといっても過言ではないと思います。店先で、"one"や"two"と言っても通じないのでボディ・ランゲージの重要性を身にしみて感じました。
 ベネズエラの観光名所は大きく分けて三つあります。カリブ海に浮かぶ、マリン・リゾート地のマルガリータ島(Marugarita)、ギアナ高地近辺のカナイマ(Canaima)、そして、西部にあるマラカイボ湖(Maracaibo)です。そのうち、私たちが訪れた前者二つとカラカス市内について紹介したいと思います。
 




カラカス市内 (Caracas)


マルガリータ島 (Margarita)


カナイマ (Canaima)