日 記 帳

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  2008/12   2008/11  2008/10   2008/9 2008/8  2008/7 2008/6 2008/5 2008/4 2008/3   2008/2    2008/1 

  2007/12



2,009年12月30日 暮れ行く2009年


 札幌の我が家の、庭の雪模様です。20cm程あるでしょうか。
 
  2,009年、日本各地を旅し皆さんにお世話になりました。一期一会と思われる方、40数年ぶりに会えた方、毎年お目  にかかる方、様々です。ありがとうございました。

  東 京 : 佐藤、岡野、井上様      何時もお世話になります。
  埼 玉 : 高橋、畠山様、O山岳会    楽しい山行でした。民謡は出来ませんでしたが、絵は始めました。
  名古屋:  近藤様他             ポーカーフェースの貴方と話をすると、とっても楽しいです。 
  大 阪 :  片岡様              学生時代と変わらない雰囲気、人間性が溢れる貴方とまた酒が飲みたい。
  九 州 :  佐保、管様            色々と特産を送っていただき感謝しています。
  郡 山 : 渡辺様              チベットの清蔵鉄道は楽しかったです。お二人の溢れるような人柄に乾杯!
  札 幌 : 加賀谷、石原様         料理講習会、茶話会最高。世界9ヶ月一周のリアルタイム情報期待します。

  

                                   
                                                                             
  秋の恵庭渓谷       カンボジアの仏教寺院
                   
今年は新しく、大学の社会人学部入学、そして油絵教室に通う事になりました。60の手習い作品4点です。


2009/12月
  ベトナム・ハノイ、カンボジア・シェムリアップの旅

       

@ アンコールトム                  A タ・プロムとガジュマルの木                  B ベトナム・ハロン湾

            @カンボジア:アンコールトム              動画   http://www.youtube.com/watch?v=n0lgidaFbM0 へのリンク
              Aカンボジア:タ・プロムとガジュマルの木    動画    http://www.youtube.com/watch?v=Hhu9gQYvJnc へのリンク
              Bベトナム:ハロン湾                動画    http://www.youtube.com/watch?v=FJt5ZvyTAmU へのリンク



2009/11月 南国・九州 グルメ旅

 鹿児島 開聞岳
    
        

2009/11月例会  大阪支部長との交流会

                        

                        昼のススキノ              大阪支部長語る

                   夜のススキノ    動画   http://www.youtube.com/watch?v=uuzC3iw4mF8

                   二次会歌謡ショー 動画   http://www.youtube.com/watch?v=vlB2MtTjqkY






2009/10



                                                       晴耕雨読



                                          リンゴの話





2009/9月

                  ロシアの旅   マトリョーシカ人形
       




2009/8月

 追 悼 

                    「 りんどう」の花に寄せて・・・



本州遠征登山


         南アルプス         東北・焼石岳  


  夏の本州遠征で、前半を昔の山仲間と南アルプス縦走、後半を東京の山岳会と焼石岳縦走


2009/7月

中国・雲南省

                        

                          長江                                   メコン川

  中国・雲南省はベトナム、ラオス、ミャンマーと国境を接する。チベットを源流とする3つの川は雲南省を通過し、三江併流と言われる。世界第三位の長江(上流は金沙江、下流は揚子江)はやがて中国へ、メコン川はベトナムへ、そして怒江(サルウイン川)はミャンマーへと長い旅をする。
今回は長江とメコン川を間近に見てきた。



2009/6月

           標津町(クリック)





2009/5月
                                                      (クリックで飛ぶ)     





                                        チベット
                                                                    チベット仏教の現状を見てきました。          


2009/4

                                           大学

   

この4月から大学に行く事にした。40年ぶりの学びやである。何ともさわやかで、憂い憂いしく楽しい。週に2日だが、学生と共に同じ空気を吸うのも良いものだ。昔と現代の学生がどのように変わったのかを発見できる事がこれまた楽しい。
図書館には沢山の本や、現代的にビデオやCD,DVDも貸してくれるし、当分退屈はしないだろう。何より食堂、カフェテリアも充実している。本日は「ビビンバ丼」美味しかった。女子学生のファッションを見るのも楽しみ。


2009/3

モロッコの旅

 アフリカ北部のモロッコへ行ってきた。映画カサブランカ「君の瞳に乾杯」や、サハラ砂漠のスケールの大きさ、アトラス山脈等を見るのが楽しみであった。

          


人気作家

     

作家、夢枕 獏 さんの講演に行って来た。「神々の山嶺(いただき)」で手に汗を握るような、迫力のある小説を書く人とは思えない柔和な人柄だ。今回は趣味の魚釣りの集まりで來札した。出来れば山の話を、交流会でしたかったが、こちらで用事があり残念ながら断念した。カメラを向けると、快く応じてくれた。気さくな人でますますフアンになってしまった。


大道芸

  

南京玉すだれ: 「アァ、さて、さて、さてさてさてさて、さては南京玉簾。」   日本の大道芸の代表的出し物を、後輩のOKAちゃんが歓迎会のホテルで披露した。定年を大阪で向かえ、ボランティアで数年間披露してきた筋金入りの芸人だ。勢いあまって、60才の今年、フアンの一人と人生初めての結婚までして、大阪から札幌に戻ってきた。はたして、会社では何をしていたのだろう? だが、正式衣装を着て真剣に演技すると、これは売り物になるかもと、仲間達はよからぬ相談・・・。



2009/2

 冬の厳しさ

2月20日〜21日、北海道は強烈な低気圧に見まわれ、ここ札幌も猛吹雪である。居間のベランダの窓ガラスは、まるで台風の目のように見える。吹雪による雪の結晶のいたずらだ。まさに芸術作品である。雪の無い南の国の人に見せると、とてもロマンティックに見えるだろう。
このような時は、外出すると遭難しそうだし、朝風呂に入り、その後はチビリチビリと朝酒、朝寝? オハラショウスケさん。たまにゃ良いだろう!!

                        




2009/1

名古屋 旧交をあたためる

          
                     2009/1月 名古屋城を初めて見学             食通の「シロー」さんの案内で名古屋名物 若鯱家〜カレーうどん〜さすがに美味い。
                                     

                                     子弟寮の寮生8人、42年ぶり。さて誰が誰でしょう。


2008/12

オーストラリアの山旅

           
  12/3〜1210 オーストラリアの山旅に出かけた。季節は初夏だが、夜は10度、日中はエアーズロックでは30度を越していた。
 エアーズロックは生憎雨。2日間滞在したが雨に見舞われた。この大きな山が一枚岩であると言う。標高867m、高さ348m、周囲9.4Km、世界最大らしい。
 マウント・オルガはエアーズロックから50Km、周囲22Km、高さ546mの奇岩。宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』のモデルになったのでは、と言われているらしい。
 コジオスコ山は世界七大陸最高峰で2,228m。登山道は整備されて初夏の花も満開であった。キャンベラから車で往復5時間、430Km 。さすが大陸オーストラリア、見渡す限り牧 
 場で羊、牛が果てしなく見える。道路には車にひかれたカンガルーや小動物の死骸と何度も遭遇する。遠くにカンガルーの集団やエミューが見える。ユーカラの木が沢山あるが、残
 念ながらコアラとは対面できなかった。
 世界遺産ブルーマウンテンズのスリー・シスターズは3人の娘が岩になったと言う伝説。奇岩・絶壁は圧巻。



                       

 シドニーのオペラハウスも世界遺産。10年前にも訪れたが走り旅。ミセスマクォーリーポイントの花が誠に綺麗であった。








2008/11

登山研究集会

                

所属している「北海道勤労者山岳連盟」が企画する「北海道登山研究集会」が今月行われた。今年のゲスト後援者は「日本ヒマラヤ協会」理事長の山森欣一さん。山森さんは北海道出身で64才、今年で理事長職を勇退すると言う。日本ヒマラヤ協会の顔であった山森さんが退任するのも時代の趨勢であろうか。

2008/10

ヒマラヤ・メラピーク


  今年2回目の海外遠征はネパール・ヒマラヤでクーンプ地方のメラピーク(6,470m)24日間。


    
          ルクラの飛行場は滑走路が斜め、自然に止まる?  ルクラから登山隊についてきたワンちゃん       ロッジでたたずむ 

     

                          7,000m峰の朝焼け                         ツェットラ・ラの峠(4,600m)にたなびくタルチョ


2008/9

ニペソツ山

  9月20日〜21日   紅葉を期待して、今週は二ペソツ山に仲間7人で行く。絶好の天候であったが、少し早いか・・・。


        天狗のコル(歩行2時間)は一部紅葉        前天狗でニペソツの頂上が見え出す      天狗平にテントを設営、翌朝もテントからニペソツが見える


                                スックとニペソツが立ちはだかる       来し方前天狗を振り返る         頂上は2000m

    



大雪山



 9月13日〜15日

 大雪山の紅葉を期待して、今回は高原温泉入口〜クチャンベツ登山口〜沼の原湿原〜五色岳〜
 化雲岳〜ヒサゴ沼(泊)のピストンを仲間9人で実施した。
 食当はワタシ、ホルモン・キムチ風鍋。前夜は「ゆうゆう林」でいつもの如く焼肉パーテイ、盛り上がる。
 紅葉は8月末に0度になり期待されたが、その後の残暑で枯葉状態、期待外れであった。
 
 写真は沼の原の大沼から見るトムラウシ山。












2008/8

モンブランとスイス

 7月から8月はヨーロッパ・モンブラン遠征、高度順応で富士山頂上に1泊。吉田口5合目は馬も待機している。(左図) シャモニーの街から見るモンブラン。グーテ小屋の上から見るシャモニーの街。 スイス・サース・フェーでマーモット(リス科)と戯れる。




2008/7
 大雪山の3色登山(赤岳・白雲岳・緑岳)に仲間と登る。高山植物の女王コマクサやコザクラ、イチゲが満開だ。大雪連峰はまことに広い。

      



2008/6月
   札幌市内から見ることが出来る札幌岳、定山渓から車で15分程度のアクセスだ。落葉樹の中を歩くとひんやりとする。コース中程には冷水小屋があり、文字通り美味しい冷たい水がのどを潤してくれる。そこから30度の急壁を登るとピンクのツツジが鮮やかである。

     



2008/5月 
   小樽市・赤岩。例年春は岩トレのシーズン、多くの新人もここでデビューし恐怖の体験をするが、はまる人はハマリまくる。垂直の壁にぶら下がり、ひょいと後ろや下を   
  見ると日本海の青い海原が見えて爽快だ。



2008/4/12〜13

    世界最強のソロクライマー山野井泰史・妙子夫妻と懇談

 第16回を数える北海道海外登山研究会(代表:大内倫文氏)は、ゲストスピーカーに山野井泰史・妙子夫妻を招き開催されました。山野井泰史さんは世界最強のソロクライマー、植村直己冒険賞、そしてここ最近では、妙子さんも含め3人でNHKによる、北極圏・グリーンランドにある高さ1300mの未踏の大絶壁に挑戦し成功のドキュメンタリー放送と、登山愛好家に驚きと刺激を与えてくれているご夫妻です。

 会場が溢れんばかりの70余名が参加し、対話方式による興味深い話を聞き、また夜は延々5時間に及ぶ懇親会に、お酒を飲めないご夫妻は差し入れのケーキをつまみながら和やかに歓談していました。特に妙子さんは、女性フアンにもみくちゃになるほどのモテモテでした。

 お二人の人柄について。泰史さんは参加者が感激するほどの謙虚で誠実な応答、妙子さんはいつもニコニコとこちらも誠実な人柄がこぼれるようで、どちらかと言うと寡黙で控えめな方と言うのが衆目の一致した見方のようでした。お二人に共通した点は目の輝きでしょうか。まだあどけない少年・少女のようなキラキラした目は多くの参加者をとりこにしていました。

 参加者の中には、山野井さんの取材で同行している、朝日新聞のスポーツ記者が東京本社から来ており目を引きました。また、セブンサミッター(7大陸最高峰制覇)を目指している栗城史多さんも昨年のチョーオユの報告をし、今年夏には7つ目のエベレスト挑戦を熱く語り、参加者からエールを受けていました。セブンサミッターでは先輩の久末眞紀子さんも参加しており、山野井さんと和やかに懇談されていました。久末さんは現在、大学に籍を置いており、4年生で卒論作成の忙しい日々を送っているようです。

 参考・・・ウィキペディア フリー百科事典:山野井泰史    山野井泰史 -山野井通信-

   

☆☆☆山野井夫妻との一問一答コーナー☆☆☆


・今回、北海道ではどちらに行かれましたか?   赤岩と義経岩に案内してもらい、楽しみました。
・山以外で趣味は? 妙子さん:畑つくり、野菜が好きなので。山菜取りも好きですよ。北海道の行者ニンニクも好きです。(参加者から瓶につけた行者ニンニクをプレゼントされていました)
・グリーンランドでは何ピッチ?  40ピッチ16日間でした。
・凍傷対策は? 凍傷になつたら清潔にすることでしょうか、自分の時はシェルパが塩水につけてくれたが、効果は?
・怪我をしてもまた挑戦する原動力は?  妙子さん:やりたいことは山と畑仕事しかありませんので。 泰史さん:ボ〜ッとしているとフツフツと山に行きたくなるから。
・好きな食べ物は?  妙子さん:野菜、魚、和菓子   泰史さん:安い中華のチャーハン、マクドナルドのビッグマッグ(家から遠いので買うのに大変です)
・グリーンランドでNHKのカメラマンはどうでしたか? 重いカメラや装備をつけて、ユマールで後から登ってきたが、「本当に大丈夫か?」と心配だった。
・生活で「げんかつぎ」はありますか?  妙子さん:何もない。心配はしない、いつも冷静に考えています。現実だけ見ます。
                         泰史さん:ビバークとか、飴の包み紙一つでも放置しないようにします。山の神様に叱られそうだから。
・こだわりの登山道具は?  妙子さん:凍傷で指が不自由なので、自分用に作ったピッケルとバイルを大事に。 泰史さん:用具に余り思い入れはないです。ほしいと言われれば人にあげています。買い替えはしないし、服はぼろぼろになるまで着ます。
・夫婦円満のコツは?  妙子さん:パス・・・と言いたいですが、喧嘩はしません、出かける時はいつも一緒です。  泰史さん:自分の方が優れているからと自惚れて笑いを取る泰史さん。(妙子さんは9才年上)
・トレーニングは?  走ること、体が軽くなります。ストレッチそして岩トレは二人で行きます。
・山での食べ物は?  妙子さん:高所では胃が受け付けないので、御飯とか日本のインスタント・ヤキソバ、お汁粉です。7000mを超えると殆ど食べられません。泰史さん:何でも食べられます。
・メンタルトレーニングは?  泰史さん:性格が楽観的ですが、だんだん苦しいことが面白くなって燃えてきます。難解なことは抵抗しないで受け入れて次々と対策を考えておきます。
                                                                                          以上







★2008/4

 春の息吹(札幌)

      
2/28家のベランダから見る庭には       4/2には、福寿草の芽が・・・     昼には花が開いた!!!       道端にはフキノトウが出だした     
こんなに雪が・・・1m50cm位?

                                                                         家から数分の散歩コース、恵庭岳が美しく輝いて見える。



★2008/3

  中近東の旅

中近東のエジプト、トルコを旅してきた。双方ともにイスラムの国である。早朝5時にはアザーンという、イスラムの礼拝時間を告げる呼びかけの大音響が町中に響き渡り、異様な雰囲気の中で1日が始まる。正午にもアザーンが響き、あちこちで熱心な信徒がひざまずいてお祈りをしている。最もイスラムを感じる時である。
      
 カイロ・ギザ地区から至近距離にある 手の中に納まるピラミッド   ピラミッド見学者を相手にラクダ   トロイの木馬
 世界遺産3大ピラミッド                              試乗の商魂はたくましい
     
 世界遺産ヒエラポリスの石灰棚(温泉水)  カッパドキアの奇岩 トルコ民族舞踊妖しいベリーダンスショー エジプト第二の都市・アレキサンドリア
                                                                     と地中海の白い海がリゾート地らしい。



★2007/12月
  ホームページ
  所属する山岳会連盟の役割業務で、ホームページ作成の手伝いをする事になった。ならば練習のため、自分のホームページも作成しょうと決意して、公開まで1ヶ月を要した。おかげで山に行く暇もなくなり、パソコンの前で座る毎日であった。目も疲れて目薬をさしながらの奮闘努力は、若かりし頃の受験生以来である。
  
  2006年には「私の百名山紀行」前編を作った。この時の印刷・製本は東京時代の山岳会師匠にお願いした。続く後編は自分で作成した。パソコンのプリンターで印刷し、のり貼りの苦労版である。およそ4ヶ月を要しそれなりに充実感に浸った。
 
  今回のホームページにはマニアル本での独学が求められた。4cmの厚い「ホームページ・ビルダー11」を購入して悪戦苦闘であった。文章の殆どは「私の百名山紀行」をCDに収めてあるので、多少の修正をして使えた。また山岳会会報に投稿したCDも利用出来た。暇を見つけて海外旅行や遠征登山の写真を元に作文を作りたい。


           

     「私の百名山紀行」前編       後編       ホームページマニュアル本        ニセコ・五色温泉


★2007年12月23日〜24日: 
  クリスマス・ハイク
所属する山岳会の恒例行事、クリスマス・ハイクがニセコ五色温泉で行われた。山ヤだから、安価な炊事棟しか使わない。しかし温泉は二日間 入り放題。
 至極の時間である。およそ20人の参加者は思い思いの酒と珍味を持ち込む。メインデッシュは坪○リーダー他の特性トン汁、これがまたウマイ。
 私の持ち込みは漬物シリーズ。ニシン漬け、鮭の大根はさみ漬け、大根の粕味噌漬け、ウドの粕味噌漬け。無理やり皆に「食え!食え!」と押し付ける。

 そして酒、首都圏の山の師匠が毎年送ってくれる新酒長野ワインで「五一わいん:収穫の詩」、何と1升瓶のワインだ。口の悪い「イバタ」さんはこれを「ぶどうしゅ」と言う。
 しかし、日本酒しか飲まないその「いばたさん」もこのワインを飲んでいる。何よりお内儀のルミちゃんは好きなのだ。1升瓶の「ぶどうしゅ」はアッという間にカラだった。
 それから、日本酒2本も持ち込み、かねてから約束の「かがさん」と飲み比べをする。

 翌日はアンヌプリに山スキー。北海道は冬は山スキーが主流である。1時間半で1,100m地点まで登り、下りは30分もかからない。1,100mの頂上直下から見るニセコ連峰の景色は絶景である。

★暮れ行く12月師走。今年はヒマラヤ・スリヤ峰(5,144m)から始まり、アンナプルナトレッキング、台湾・玉山遠征と続いた。旅行はインド北部、北欧4カ国を回り充実した1 年が過ぎようとしている。迎える2008年はヨーロッパ・モンブラン、ヒマラヤ・メラピークと続く。

  プロバイダー「朝日ネット」の、無料ホームページ100MBはすぐ一杯になるかも・・・。悩みは尽きない!!!



★2008/1
         

 毎年1月になると本州は花が咲き出す。1月の花で印象的なのは埼玉県秩父の長瀞町(ながとろまち)宝登山(ほどさん)の蝋梅(ろうばい)@。標高497mの山一面に2,000本の黄色い梅が咲く。梅の花特有の甘い香りが何とも云えなく、春到来を感じさせる。東京都内の家庭庭園にも見かけることがある。

 北海道生まれの私は、今まであまり見たことがない花が記憶に残る。以下は北国であまり見かけない花で印象に残るものを掲載してみた。
田圃のあぜ道に咲く盆花で彼岸花、別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華)Aは畑を包み込むようで桃源郷の世界と言えよう。

 名前と可憐な実を付けて感動させてくれたのが、ムラサキシキブ(紫式部)B、山道でこの花に出会うと、しばし疲れを忘れてしまう。何より名前が素敵だ。

          ムラサキシキブ(1999.10.24.:北山植物園)
     @ 蝋梅(ろうばい)               A 曼珠沙華            B ムラサキシキブ

 太田道潅の「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき」は余りにも有名だが、関東の野山の一面に咲く山吹Cの群生も素晴らしい。Dはタバコの花、南の島、宮古島ではじめて見て感動した。Eは桐の花、北ア・宇奈月温泉に近い山腹の大木に見事に花を開花させていた。

                
    C 山吹                 D タバコの花                E 桐の花

東京都内の家庭の庭に良く咲いているのが、椿F、Hと山茶花G、I。北海道の庭に咲くツツジと同じようにポピュラーである。両方ともよく似ており、混在して植えられているので殆ど区別がつかない。ただし散った時に判る。ボトッと花が全部落ちるのが椿で、山茶花は花びらが一枚いちまい散る。


   F 赤い椿          G 赤い山茶花(さざんか)     H 白の椿                I 白の山茶花

                                                                  

   


  中国名で百日紅、面白いことにパソコンのキーボード 
  で「さるすべり」と入力して転換キーを押すと、「百日
  紅」と出る。
  サルスベリと言う名は日本の名前らしい。
  この木の幹はツルツルしていて、サルでも滑るだろう
  と言う事で名がついたというもの。猿が聞いたら、馬
  鹿にするなと怒るだろうに!!
J 百日紅(さるすべり)        K 白の百日紅         


  冬のテント

    

  1月の3連休で、山岳会の仲間が山中2泊の冬山に入った。担ぐザックの重さはそれぞれ最低で
  も15〜20Kgであろう。
  山岳会の「Free.ml」に、テントの中のろうそくの明かりをおすそ分けで送ってきた。自称「ポヤンピィ
  ー」さんのディジカメ作品である。
  じっとろうそくの明かりを見ていると、皆が一瞬寡黙になり、ほのかで暖かい雰囲気になる。至福の
  時だ。
  果たしてこの夜、何を語ったのであろう。宇宙の神秘か、世界経済の行方についてか、地球温暖
  化か、それとも恋と愛か???




2008/2月

  札幌雪祭り

  

恒例の札幌雪祭りが2月5日から開かれる。オープン前の2月3日の画像。雪像の周りは既に観光客で溢れており、特に東南アジアからの人々が多いようである。
今や、冬の「札幌雪祭り」と夏の「YOSAKOIソーラン祭り」は、観客数が共に200万人を超す日本の代表的なイベントとなっている。
観客数が多いイベントを調べてみた。徳島阿波踊り〜100万人、浅草三社祭〜100万人、にっぽんど真ん中祭り(名古屋)〜200万人、
東北三大祭の、青森ねぶた祭り〜380万人、仙台たなばたまつり〜240万人、秋田竿灯まつり〜138万人がある。
世界の三大祭り「リオのカーニバル」はいったい観客数がどれほどなのか?いずれにしても、祭りを好きなのは万国共通であろう。


2008/2/9(土)

 山スキー

札幌近郊で、山スキーでポピュラーなコース春香山に行く。素晴らしい晴天で、山の名前も春だが、陽気も既に春の装いだ。ピークの標高が907m、車止めからの標高差が770m。登り2時間半、下り2時間。中間地点からは、石狩湾が一望出来る素晴らしい眺めだ。途中には東海大学の銀嶺荘が樹林帯の中に建っており休憩出来る。
北海道の冬の「山や」は山スキーが中心だが、本州ではワカン、アイゼン、ピッケルの装備が主体だ。今回は本州の山仲間に山スキーの装備画像を届けたい。

  
       シールを上下の留め金にかける。      金具にスキー靴を載せて踏み込むと、バチンと閉まる。紐は流れ止め。                                                     
                 

平地を歩く時、1番下。          坂になると2段目に上げる。   



 
急坂になると3段目(3段階)  かかとを上げることで、平地を歩くと同じような感覚。賢い人が考えたもんです。
  
東海大学札幌校舎が管理する「銀嶺荘」標高710m地点。収容70人、登山口から2時間。北海道には北海道大学など、大学が営む山小屋が数ヵ所有る。


2008/2/16〜17

 十勝岳三段山 山スキー

 十勝岳山域の三段山、翌日は富良野岳に山スキーツアーに出かける。宿泊は白銀荘、町営で安い。素泊まり3000円弱、食事は皆で自炊。ここの露天風呂がすこぶる良い。湯船が三段になっており、熱さが違う。周囲は雪の山、程よい石を枕代わりに頭を乗せ、天空を眺めると粉雪が顔に当たり、冷やりと何とも気持ちが良い。
仲間は入れ替わりで13人。他のグループも顔見知りの人がおり、飲み食いで交流は延々と続く。
      



2008/2/23〜24

 アイスクライミング

 何と6年振りのアイスクライミングで、層雲峡の銀河の滝に行く。この日の泊りは先週に続き十勝岳山域の白銀荘でまたまた温泉三昧。翌日はヨーロッパ・アルプス遠征の為の訓練と、ヒマラヤ遠征の訓練も兼ねて上ホロに移動。アンザイレン登山、ユマール登山の訓練をする。
     
柱状節理の壁で両サイドは200m、大雪山の高原から水は流れてくる。ここ銀河の滝は標高差120m、ルート延長200m、幅は下部で40〜50m、上部で5m。傾斜は下部が70〜80度。

     
靴にはアイス用アイゼン、手にはアイスバイル、怪獣の様に氷の壁を登る。上からザイルで固定して確保されているので恐怖感は無い。カキ〜ン、カキ〜ンとバイルが決まると気持ちが良い。

     
かすか下には、観光名所となっている銀河の滝駐車場(写真左はし)が見える。この時期は東南アジアからのバスツアーが多く、今日もバスが20台ほど並んでいた。滝を登るクライマーを不思議そうに見ていた。

   
中間地点から見る、滝の上部(右端)。今日は北海道警察の山岳救助隊訓練で5人の若者が来て訓練をしていた。