長岡のRS FACTORY STAGEの主催でジムカーナ遊びをやった。スキー場の駐車場を借りてテキトーに遊んじまおうって企画。

Fire号は筑波決戦仕様のままで前日に間瀬サーキットを走り、夕方に足をバラしてバネを交換した。筑波仕様の12K-10Kのバネを本来の10K-8Kに組み替えた。バネレートの違いから1Gでの沈み込み量の違いを計算し、スプリングシートの位置を0.5mm単位で設定、それに合わせてカラーを選択してリヤのイニシアルがほぼゼロになるように組んだ。フロントは現状ではロッドが長すぎるので遊んでる(笑)。あとは羽根を外し、なんとなく助手席の椅子も付けて実に普通のクルマになった。タイヤもFM901にしてジムカーナ遊びの準備は完了。


朝の集合場所。


みんなでツーリング気分で会場まで移動。下道で1時間くらいか? フタを開けたロドスタがいっぱい走ってると、道行く人々の顔が笑っている。スレ違う車のドライバも微笑んでいる。ロドスタって回りを和ませるクルマだね(笑)。


会場の一角。手前は遅刻気味に登場した核ミサイルホーリー号。今回、ホーリー号は目立てば良いとの事で直管マフラを付けてきた。遅刻気味に下の方から爆音を轟かせながら登場。わざわざ下の方でサイレンサを外したらしい(^^;。このクルマは回りの和ませる事は無いと思う(笑)。


そのホーリー氏はやっぱりミサイル。パイロンを踏んづけて巻き込んだ。前後に動いても巻き込んだまま取れない。

「じゃふ呼んでぇ〜」

と大騒ぎしているホーリー氏。ホーリー氏を良く知らない人々は「あのヒト何者?」と笑う。彼はいつもあーゆーヒトなんです、ミサイルなんです(笑)。


こんなコースを作ってタイムアタックをやってみる。初心者でもコースを覚えられるように単純なコース設定...なのだが、私がジムカーナをやると非常に高い確率でミスコースする(笑)。美しく且つ派手に走るのは得意なのだが、前に進まないのでタイムは出ない。サーキットと違ってこんな所ではバンバンドリフトして遊んだ方が楽しいじゃないか。


計測ミスと思われる最速タイムを出した友人T号(笑)。あれは間違いなく計測ミスです(きっぱり)。私はミスコースの連続で大したタイムが出ず、泣きの一本で3番目?くらいのタイムを出した。ジムカーナ経験者のオレ様君に負けたのが悔しい。

ま、久し振りの駐車場で思いっきり遊んだんで楽しかったな。今回は足のテストのつもりでツーリング&ジムカーナをやった。街乗り無視でサーキットスペックの減衰力設定で作ったKONIだが、これが実にしなやかでして、12K-10Kでも街乗りはOKだったんだけど、今回の10K-8Kのバネだと街乗りは全然苦にならん。むしろその硬さは気持ち良いくらいで不快ではない。0.1m/sec付近でかなり高い減衰力を出し、そこから0.3m/sec以上の領域にかけては減衰力はほぼ一定に近い特性を持たせてある(急激に立ち上げて上で寝かせた減衰曲線)。従ってギャップ通過などで効いてくる0.3m/sec以上の領域が比較的柔らかいのだ。それでいてステア特性や過渡特性に影響する0.1m/sec付近では高い減衰力を確保しているので、コーナリングでの安定性は抜群。しなやかで腰が強く、安定しているのに乗り心地も悪くない。動くべき時に動いてくれて、抑えるべき所はしっかりと抑える、これぞKONIマジックだ。しかし、それでもより良くする為のリセッティングの方向性が見えてきた。前後の伸び側と縮み側、それぞれすべてを変更したい。この足はフルオーダとは言え一発目に出来てきた状態であり、言ってみればまだ試作品のようなモノ。やはり何度かリセッティングしなきゃ本当に狙い通りの足は完成しない。今後が楽しみな足なのだ。

# しかし、荒れた駐車場のジムカーナで10K-8Kはやはり硬い(^^;。

そして番外?


↑これは?


シーソーペダル自転車でタイムアッタクをやる友人Tでした(笑)。