間瀬 COOMAC CUP 耐久レース 07年 第1戦
07.05.05

# レース参戦記録のつもりでダラダラと書いてます。オチは無いカモ?(^^;

去年から参戦している耐久レース、今年の第1戦なのだ。去年は第2戦からのエントリーにも関わらず、ホッピー1号は善戦し、シリーズ3位に食い込んだ。シリーズ優勝のチームはのちにレギュレーション違反(面研エンジンを積んでいた)が発覚したので、実質的にはホッピー1号はシリーズ2位でロドスタ勢最速だったと言っても過言では有るまいっ!

速すぎたロドスタを牽制するべく、今年のレギュレーションではロドスタだけが2回のドライバ交代を義務付けられた。ドライバ交代1回当たり1分くらいのロスになるので、このレギュレーションではロドスタはもう1位は狙えない。シビックに勝てないどころか、ヘタすりゃ1300クラスにも負けるカモしれない。ロドスタ同士の争いを楽しむしかない。ライバルはロドスタだけだ。

しかし、今年はまったく準備してない(^^; ライバルのオオミチ号は間瀬テストはもちろん、地元富山のおわらサーキットでもテストを重ねている。ウチの1号と2号はと言うと...冬の間の屋外放置プレイでブレーキロータ錆サビ。レース直前にブレーキ整備をやった。サビを落とそうとペーパで擦るが、なかなか落ちない。虫食いのようになったロータ、黒ずんでいる部分はカーボン皮膜か?このムラだらけのサビっぷりは、高速ブレーキングでジャダーが出るような気が...。 ビール監督と二人で夜中にロータを磨く...磨く...磨く....で、諦める(笑)。 念の為、廃車からロータを外して持っていく事にした。予選でダメだったらロータ交換だな。


大量の不安と大量のスペアパーツを積み込んだホッピーレーシング積載車が間瀬に到着。ゲートオープンを待つ。


今回、ホッピー1号のドライバは、変態長、Fire丸山、そして去年の最終戦で2号をドライブした茶太郎が今回は1号に乗る。去年1号に乗ったK猫氏は今年は参戦出来ない。


ホッピー2号のドライバは、上様、1t寺崎、ビール監督、のラインナップ。ビール監督はノンアルコールビール監督となる。

面倒だから書かないけど、主催者とか間瀬側のいろいろな混乱ののち、予選がスタート。今回はP-LAPが使えるハズだったので、LAPSHOTを買ったのだが、なんと、工事の遅れでLAPSHOTが使えない。更にピットのタイミングモニタが故障で見えない...。レースの流れは実況中継と手元のストップウォッチだけが頼りになる。


で、結局、今回も...


ピットサインは152万円=15秒2で。

予選が開始される。予選担当は茶太郎。2号はビール監督。場内アナウンスを聞いていると、ホッピー1号、2号、共に上位のタイムをどんどん塗り替えている。が、しかし、他チームもタイムを上げてくる。ホッピー1号は茶太郎から変態長に替わる。茶太郎は超オーバステアに苦しんでいたらしい。そうこうしているウチに予選は終わり、1号はたぶん5位くらい? 2号はビール監督の鬼神の走りで2位をゲット。

1号はとにかくリヤブレーキロックとオーバステアが酷いらしい。実は今回、フロントブレーキパッドだけ変更したのだ。それがマズかったか? カーボン皮膜が出来るまでの馴染みの問題? どうする? とりあえず、決勝までの僅かなインターバルでリヤダンパを柔らかくし、リヤの車高を3mmだけ下げた。今出来る事はそれくらい。

1ヒートのスタートドライバは変態長に押し付けた。私は予選を走ってないので、オーバステアの具合が読めない。そんなんでスタートして1コーナでスピンしたくない(^^;

注目のスタート。 フロントローの2号ビール監督がホイールスピンでスタート失敗っっ! 1コーナで激しいタイヤスモークが上がる。ビール監督が絡んでる? オオミチロドスタがブレーキロックで2号のドアにドッカーン。この混乱で2号は順位を下げる。1号もテキトーに走っているが、順位が良く解らない。と、オオミチロドスタが3周目くらいにピットイン、早々とドライバを換えた。 混乱を避けて後方に下がって単独走行でタイムを稼ぐ作戦か? どうしても2回ピットに入らなければならないロドスタ、どのタイミングで入るかが非常に難しい。2号の作戦は知らないが、1号は単独で走れているウチはピットに入れない作戦だ。変態長がシビックに追いついたタイミングでピットイン、私が出る。が、今年初めて乗った1号、超オーバステアにビックリ。ブレーキ踏んだ瞬間にリヤがロックする。まったく突っ込めない。どうやって走ろうか?(^^; オーバステアを抑えるのに必死でタイムは16秒台。なんとか頑張って15秒くらい? そして茶太郎に代わる。 茶太郎は14秒台も出てる。はえぇな?(^^;

で、1本目、1号は7位、2号が6位で終わる。早々にドライバ交代したオオミチ号はなぜか3位になってる。なんで? いつの間に? つか、ドライバ交代2回でも3位になれるんだ???

オーバステアの具合に関して1号ドライバ会議。どうやら1号はオーバステアを抑えてはいけないらしく、ドリフトした方が速いらしい。 あ、そうなの?


2本目。ブルーノーズは2号、黄色ノーズはおなじみの1号、オレンジがオオミチ号。


今回から、2本目は1本目の1〜5位がリバースグリッド。6位7位だったホッピー号は何の問題も無くそのままのグリッドとなった。2本目のスタートは1号は茶太郎、2号はビール監督。

タイミングモニタが壊れてたのでレースの流れが良く解らないが、ビール監督はシビックと接触クラッシュ。が、大きな影響は無く走り続ける。1号は茶太郎から私に交替。オーバステアなりにドリフト気味に走るとそこそこタイムが出る。私の前を走っていたオオミチロドスタがZコーナで激しくスピン&コースアウト。これで私は順位を上げたのかどうかも良く解らないが、淡々と走っているウチに3位まで上昇したらしい。だが、もう1回ピットに入るロドスタは間違いなく順位が下がる。 ところが、どうやらトップを走ってた? 良く解らないのだが、3人目の変態長に交替して変態長がコースに復帰した時点で1号はトップ? え? なんで? ピットアウトした直後で1位って事は、オレが走ってるウチにトップになってたのか???

ナニがどうなったのかまったく解らないのだが、どうやら1号はトップを走っているっっ!?


場内アナウンスが絶叫する。

ホッピーレーシング1号っ びくとりぃぃなっくるぅっっ
勝利の拳を高々と突き上げてのチェッカぁぁぁぁっっっ!!

いえーすっ! ロドスタでも優勝出来るんだーっ!(^o^) 2号車も3位でチェッカー!

昼休み。足が攣らないようにオニギリを食う。今回は朝から数えてオニギリ6個とリポDも飲んだ。足は攣ってない。ふふふ。

3ヒート目。今回はスタートは私。リバースグリッドなので5番グリッドからのスタート。2号車は3番グリッドからのスタートで私の目の前だ。2号のドライバは1t寺崎。


スタート直前。


前者きれいにスタート。私も絶妙のスタートを決めたのだが、周りも上手かった。ほぼそのままの順位で併走しながら1コーナとシケインを抜ける。ギリギリだが誰もぶつからない素晴らしく綺麗なスタートだった。


1周目。白ロドスタはFALSチーム。その後ろに2号、1号、オオミチと続く。

このあと、FALSはシビックを抜いて先に行く。2号がシビックの後ろでチョロチョロとオーバステアを出している。2号がオーバステアで失速したスキを付いて私が前に出た。シビックを追走。最終コーナからストレートでシビックに並びかけ、完全に1コーナのイン側に入った...のだが、シビックはそのまま自分のラインを取った為、1号のノーズがシビックのドアにブチ当たる。シビックは私の前を塞ぐようにスピン。なんとかかわすが、私もコースアウト。しかし、大きくタイムロスすること無く、上手くコースに復帰。ミラーを見ると、シビックが土煙を上げながらスピンしつつ、オオミチ号に絡んでいる?!

のちに聞いたハナシ。オオミチ号のドライバ宝石氏、前で1号とシビックがやりあってるのを見て、「やったタナボタだっ」 と喜んで突っ込んだらしいのだが、スピンするシビックが真っ直ぐにオオミチ号に向かってきたらしい(^^;

そして1周回ってきたらオオミチ号はソックスコーナ立ち上がりアウト側に止まっていた。あちゃー、ゴメンよ、巻き込んじゃったね。シビックは走りつづけているらしい。

このあと、淡々と走って3位のポジションまでアップ...したような気がするけどよく覚えてない(^^;


茶太郎にドライバ交代。 1号チームはドライバ交代に17秒。

2号チームは...1分くらい(笑)。なぜかと言うと、ドライバの体格差が大きく、シートベルト調整からシート位置調整までやらないといけないから。これが2号チームにとっては大きなハンデとなっている。


その2号チームがピットイン。さりげなく登場したオレンジ色のオフィシャル...。

「ここ、落ちそうだからガムテープで止めてね」

え?(^^; そう言う事はピットに入る前に言って頂けませんでしょうか?(^^;;;;;;;


さりげなく去っていくオフィシャル。バキっと直す私、ガムテープを差し出す変態長、クルマに乗り込むビール監督。

1号は茶太郎から変態長に替わり、順位はたぶん4位。前を走るのはたぶんシビック。が、あれ?


変態長がシビックを抜いて来たっ? 3位か?

実は、シビックに追い付いた変態長、シビックは周回遅れだと思った。シビックのドライバ、後ろから迫ってきた黄色いクチバシのロドスタ、トップグループだと思った。で、シビックは道を譲り、変態長はサラっと抜いて、抜き際にお互いに手を上げてニッコリあいさつしたらしい...(^^; たぶん、それ、同一周回の3位争いだったと思うんだけど...(^^;;;; タイミングモニタが壊れてるんで、誰もレースの流れを把握出来ていないね(^^;;


3本目のチッェカー。

3ヒートの結果は...

1号 2号
1ヒート 7位 6位
2ヒート 1位 3位
3ヒート 3位 4位

となった。もしかして1号は総合で表彰台狙える? 大混戦なのでまったく解らない。

そうそう、もうひとつ面白かったのが、レース中のベストラップ。

1ヒート 1分14秒706(変態長)
2ヒート 1分14秒771(茶太郎)
3ヒート 1分14秒748(Fire丸山)

だったらしい。3人がそれぞれほとんど同じタイムを出している。ちょっとビックリ。


ボコボコになってしまった2号。リヤバンパと左フロントフェンダもボコボコ。右ドアと右フロントフェンダとフロントパンパと右フロントホイールに被害が...。激しいなぁ。


1号車はウインカが外れてガムテープで止めたのと、左フロントフェンダがシビックに接触で被害。


Zコーナコースアウトでフロントバンパが壊れたオオミチ号。が、この次の出走でシビックにぶつかってサスアームが曲がってリタイヤしてしまった。

耐久レースとはいえ、ほとんどスプリントレースになってしまっているCOOMACCUP、おとなしく走ってては勝てないし、無理をしてもリタイヤするだけ。あるいは1回スピンするだけでも10秒は失う。1秒速くても1回スピンしたらチャラ。どこまで攻めるべきかの線引きが難しいなぁ...。

そして...

いえぇぇぇぇぇぇぇぇ〜いっ! 3位だぜっ (^o^)v

強烈なハンデを課せられたロドスタでも上手くいけばトップと獲れる事が解った。今シーズン、どこまでいけるか? 面白くなってきたぞっ!

オマケ


パドックで足が攣って悶絶する変態長。 痔は大丈夫だったらしい...。

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