リヤウインドウ修理

1月4日

シーズンオフで最後の洗車をしてリヤウインドウを拭き取った時に、ファスナが崩壊してリヤウインドが内側に倒れ込んだ。そしてそのファスナは二度と閉じる事はなかった(^^;。普通ならリヤウインドを交換するのだろうが、Fire号のリヤウインドは綺麗なので勿体無い。スペアの幌とウインドは持っているのだが、なんとか交換せずに直したいのだ。


こんな風に、ファスナをどう動かしても開いたまま。とても悲しい。こうなってしまう前からファスナの噛み合わせが狂っていて、リヤウインド側のファスナが不良だと思われた。ファスナ開閉時には引っかかってうまく閉まってくれない状態が2年ほど続き、最後には閉まらなくなり、無理矢理動かして閉まったところで止めておいた。それ以来、リヤウインドの開閉はせずにそのまま幌を開け閉めしていた。それがついに勝手に崩壊して閉まらなくなってしまったわけ。 しかし、 新車から9年のリヤウインドでこれだけ後ろが良く見えれば大したモンだと思う。やはり勿体無い。とりあえずファスナを外してみよう。


左側のファスナの根元にあるクランプを外せば分解出来るような気がする。


爪を起こせば取れるようだ。

外したファスナの金具を良く見ると、溝部分がかなり激しく摩耗している。これでは隙間が広くなっているわけで、ファスナを左右から圧着する力が弱くなる。だから金具を動かしてもファスナが開いたままとなっていると考えられる。

都合の良い事に、ほとんど摩耗してない中古の金具を手に入れる事が出来た。


左が摩耗してないモノ、右が摩耗しているモノである。手前部分の溝の右端が摩耗して凹んでいるのが解かるだろうか?

これを交換し、元のように噛み合わせて、クランプを圧着して完成。閉めてみたら、ところどころでほつれている縫い目が挟まってうまく動かない。ほつれて絡まっている糸をカットしてキレイにしたらちゃんと閉まるようになった。


いぇ〜い、直った!(^^)v

崩壊直前には噛み合わせが狂っていた部分が一個所だけ有ったのだが、その部分も綺麗に噛み合っている。正しい合わせ癖を付ける為にパンパンに張ったままにして冬を越す事にする。

これでこのリヤウインドはまだ当分使える。新車からの幌とリヤウインドをいかに美しく保つかに挑戦してきた私としてはとても嬉しいのだ。修理に掛かった金額はもちろん無料である。時間は悩んでいる時間も含めて1時間程度だろうか。新車からの幌は何年使えるのかという挑戦はまだ続くようである。

ところで、リヤウインドの新品部品を注文すると、幌側のファスナも付いてくるんだけど、アレはどうやって交換するんだろう? やっぱ幌側のファスナを外して新しいモノを縫い付けるのかな?

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