10/21 窯場に着き車から降りるとスコールのようあな雨はあがっていた。工房の戸を開け、ドリパーの
フェルターをカップに引っ掛け、ポットから湯を注いだ。入れたコーヒーをいつも座する細工台にある受け皿に置いた。
ガラス窓外の斜め下に、ホルトノ大樹が光線を受け、曲がりくねった幹が浮き立って動いて見えていた。光と影、、闇。
NHKスペシャルで放映された残像が重なったのか、タイトルは定かではないが、マネー世界の闇・・・?世界トップ
62人の資産が、下位層36億人の資産と等しいと言う。ドキュメンタリー番組が一瞬、脳裏をよぎった。

まだ顔に日差しを受けるといたさを感じる。二日前、同期の友人から携帯に電話が入った。大学卒業後、
節目、節目に?、どちらかと言えば彼の個人的節目に電話がかかってくるわけだが、こちらとしても会話をしたい
タイミングに電話がくるのですぐさまOKをする。年に不定期に2,3回会うこともあれば、3,4年会わないこともある。
近況を話しあっている。今回は窯場隣に喫茶店がオープンしたことでランチを食しながら3名で会話することになった。
3人で会うようになってから、40年が過ぎている。始めて会ったきっかけは、なんであったか、わからないが、社会に出て
仕事に就いてまだ慣れていない時期で、それぞれ、違った職業に就いたこともあって、お互いの話を素直に
聞きあえる、何といっても、同期と言う連帯感なのか。そんな間柄の友人関係が今日に及んでいる。


11/6 ゴエク中2期同期生会は、これまで4年間隔、オリンピックイヤーに開催していた。歳をとり、訃報に接するようになり
2年に一度になった。同期のクラスは一組50名程で8組まであった。戦後ベビーブームで誕生した団塊の世代。
コザ中から分離し設立した学校しかし、同期生は400名を超えていた。昨今少子化が問題になっている。
同期会は年々集まりが少なくなっている。前回記念写真と一緒に送られてきた出席者は先生3人合わせて
95人となっていた。今回は記念写真は廃止になている。




2016年度「チャリテイー名士寄贈書画工芸作品入札・即売会」毎日新聞大阪事業団
12月10日(土)〜12日(月) 大阪北区の毎日新聞オーバルホール

11/17 毎年この時期になると出品依頼が届くので送っている。出品するようになって十三年になる。一度は展示会場に
行かねばと思いつつ、まだ一度も行ったことがない。出品のきっかけは、沖縄の若者と対話をさせたいとの企画で、
ワイツゼッカー元ドイツ大統領招聘で、同行来沖していた毎日新聞の藤井記者が講演を終えた帰りに、たまたま
那覇三越で個展をしていた会場に立ち寄った。藤井氏ひとりであったが。ひととおり見終わった後で、
チャリテイーの趣旨を話され、依頼してきた。


12/15 7,8年前までは、窯場に固定電話がありインターネットに接続していた。昼食後や、仕事の合間、泥手を洗い
Webをみたり、書いたり、ホームページからネット上で作品の販売もしていた。応対が面倒になりどうしようかと考え、
しばらく休んでいるうちにそのまま閉鎖してしまったが、、、。生活の糧は15年前に切り替えていた。今はヤチムンの仕事は
ほどほどに、ここにきて建物の修繕をしたりの管理維持で遠のいている。今は毎日が日曜日のような仕事状態である。