6/25 梅雨があけ、7月中旬まで続くであろう大工仕事。先が思いやられてくる。展示室の 床の高さを以前の半分の
高さにすることとしていたが、うっかり、以前の墨付けで床の土台を作ってしまい、床板を敷詰めてから、憮然。
迷った挙句、基礎の土台を、全て取り壊す。これでふりだし。一日を潰すことになった。
出来上がってから、取り壊すことは、イヤである。しかし、納得のいかないまま容認することは、
もっとイヤで、ここで妥協することは、もの作り人として失格。大工仕事も同じだ。
展示室は、舞台に上る感じで入りずらかった。床を半分下げることで、囲炉裏のある土間より、そのまま
土足で入れる高さにしようと思っていた。以前からコーヒーを飲んで一息できる程度の空間になればと思って
いたが、作り直す時間もなく、そのままになっていた。とはいえ、赤瓦屋根は、骨格の電柱と角材、桟でささえた
だけで、屋内からの天井は、瓦がむき出し。ここちよい風でも屋根に堆積したモクマオ、松葉、ガジマルの腐葉土が雌瓦
の隙間から、あおられ落ちてくる。展示室の棚、作品の壺は、掃除もしないまま、埃を被ったままが多々であった。
床の修繕と一緒に、囲炉裏上はそのままに、四方の中段に埃が作品棚に落ちないようベニア板で天井を作る。



自宅裏庭に咲いたあじさい。


7/9 朝食は自宅の台所でサンドイッチとホットのブラックコーヒーが定番。
両サイドを開け閉めしてパンを焼く奴(40年前から使用している電気パン焼き機)で食パンを焼き
、ブルーベリーのジャム、スライスチーズ、レタス、トマトを挟み込む。ロッキーがいた頃は
グルクンのから揚げ2本と昼食の弁当を行きがけに、スーパーで買い窯場に向かっていた。
食器棚には他人から見れば、味も素っ気も無い磁器の器がひしめいている。
コーヒーカップ、その他の食事用の器に自作の器は何も置いていない。これで焼き物やか?
食器類は総て、養父母が使用していたもので、私としても子供の時から慣れしたしんできた器、
いまさら、取り替えるわけにいかないが、いずれ時がたてば、半分は替えようと思う。
いつから料理をするようになったのだろう?独り身になって作るようになったことは確かだが。
ホームページの日記は小生にとっては、バーチャルな家族団欒なのかもしれない。
それで欠落感を埋めバランスをとっているのか。近頃は、一日、十五日ではなく、
その日に食事を作る時、仏壇に供えてから、ウサンデーをして食している。






7/30 沖縄市の街の中にあるコンクリートの自宅は、照りつける太陽の熱でむせかえっている。今年はエアコンを
買おうかと思っていた中、台風の襲来で記録的な大雨、被害が各県にまたがり、大きな荷物を残したまま、
梅雨前線とともに過ぎ去った。いつのまにか暦を見ると、明日から8月、まだまだ暑さは
続きそうだが、買わずにすまそうと思う。