アメリカハマグルマ
キク科つる性多年草、繁殖力が強く群生する。工房玄関前。

9/13
薪の出し入れが容易くできるよう、薪棚を鉄パイプとサポートで、がっしりと設置する。壺は30個程、全て古酒壺なのだが作ってある。
後は薪だけ準備すればいい。毎回薪を先に準備してから、壺を作り始めれば、薪も窯入れまでに、たとえ雨の日が続いても乾燥するのだが、
きまって後になり、薪の準備中雨にたたられて、窯焚きの日を繰り延べてしまう。クセと言うのはよわったものである。そのクセを直すよう鉄パイプ
とサポートで薪が置きやすい棚をちゃんと設置しておけば、そうすれば、との魂胆である。





  
                                    大窯内-窯入れ 9/20              古酒壺-窯入れ


9/20 窯入れ
窯焚きの三日前から窯入れをする。今回は古酒壺24個を大窯に入れ焚くこととなった。
今県内外で、沖縄ブームにものって名酒泡盛の古酒つくりが、個人、クース会等の同好会が集い、県内の各地域で盛んである。
古酒つくりの方法として、甕(焼き〆の壺)に入れ寝かせ熟成させるのが一般的である。その寝かせる壺を求めて、多くの人達が、
焼き〆の壺(南蛮壺)を生産する窯元に訪ねてくる。古酒壺を専門に作る業者(陶工)はもともといて、泡盛が漏れぬようガス窯で
効率よく強く焼き締められた甕が量産体制で作られている。泡盛の販売店ではビン詰めと、甕に詰められた古酒が競うごとく棚に
置かれるようになった。その個人客が、寝かせる甕を求めて、直に窯元で壺を買い酒造所で古酒を詰める客が年々増えている。





古酒壺-窯出し 10/1

9/22〜25の4日間計100時間大窯を焚く。三年ぶりの大窯焚きである。30代の頃、無謀にもこの大窯を一人で、悪戦苦闘をして二度
焚いたことがあった。いまふりかえるとなんと無茶なことをしたのかと思ってしまう。今回は助っ人が4,5人いるため、従来の4日間から時間を
延ばして焚くことにした。



パパヤー
メロンより美味しい自作の果物パパヤー
琉球石灰岩の多い土壌の為か実が熟れると甘い。

10/14〜20 窯屋根修理と軒の部分を延ばす。大工は毎年必ず修理や建て増しで工事をしている。陶工より年季が長い、
大工道具はほぼ自前で家を建てるぐらいは揃っている。







10/31 毎日新聞大阪社会事業団、恒例の歳末たすけあい運動「名刺寄贈書画工芸作品展」12月5日〜6日までの2間、
大阪・大丸心斎橋店本館特設会場で開催、出展「琉球南蛮取っ手付き鬼の手」



「琉球南蛮取っ手付き鬼の手」