6/2  6月に入って工房内の改修工事も終わったので、そろそろ仕事にとりかかろうと思ったが、久しぶりに風邪をひいて
しまった。窯場の改修をしている間は日課にしていたウオーキングを休まざるをえなかった。その為気がゆるんで
しまってのことか、寝冷えであろう。梅雨は終わっていないらしく、カラっと、晴れた日を挟んで、夏日になったり、
雨が降ると今度は肌寒くなって、これまでの梅雨とは、あきらかに違う。洗濯物は溜まる始末。漢方薬のジキニンを飲み、
寝ての翌日には一日で治っていたのだが、梅雨の時期と重なってか3日経っても喉にタンがからんで治る気配がない。
5キロのワーキングを始めることもできず、なら畳間で筋力トレイニングと思ったが、鼻水をかんでの運動は憂鬱である。
こんな日々は逆らわずに、三味線か読書をすればいいのだが、窯場は風邪のせいで2日休んでいる。
三味線は車のトランクにあるが自宅では三味線は弾かない(実は裏隣には民謡の大家の兄弟がいるが、不思議に
その音色を聞いたことがない。時間帯が合っていないだけかも知れないが。そんなわけでとても、弾くきになれない。)

  

6/26  工房の工事後の清掃をまだスッキリとしない天気のあいま、あいまに進めている。工房内の土間をコンクリートに
敷き詰めたことで、掃除が楽にできるようになった。北側窓際にロクロが3台。その向かい窓辺に沿って長い作業台
が設置されている。ロクロ成形と、細工物を並行して作っていくつもりであった。しかし、ほとんど成形をした壺の乾燥台
としてしか活用してこなかった。コンクリートを敷き詰めたことで、楽しく作業ができる空間にするためツーバイフヲーを
立てた高さに床板を打ち付けた。今後シーサーや細工物を多く創作していくつもりである。(多く作るといっても、ゆっくり
ではあるが、、)
    


7/7  七夕。自宅の再度の雨漏り防水工事を頼んでいた業者の説明を聞く。いつもより2時間遅れで窯場に着く。
郵便配達人が何か意味ありげに微笑んで通りすぎた。直ぐには気づかずこちらは、何時もどおりゴミを三叉路端に
出しに出た。スーサーが二羽すごい声を張り上げて、羽をばたつかせ、急降下してきた。真下のコンクリートの路上
にひよどり(スーサー)のひなが蹲っていた。威嚇していたのだ。スーサーの孵ったばかりの雛である。三叉路には
車が通るので、端に移動させないとひき潰されてしまう。手で捕まえようとする度にメス、オスの親なのか、必死に声を
張り上げ止まり木から急下降、羽をバタつかせ威嚇する。どうすることもできず、親がどうにかするだろうと思い、その場
をはなれた。その後やはり気になり行くと其処にはいなかった。囲炉裏側の座席でコーヒーを飲む。30分も経っただ
ろうか、ガジマル木の外戸を全開した掃き出し口から冷風がはいってきた。森が真っ暗闇になった。さっきのヒヨドリが
不規則に羽をバタつかせて工房に入ってきた。集中豪雨。すごい大雨がしばらく降り続いた。大雨が間中、雛は
鳴き続け、雨が止んで5分もした後、親の鳴き声を聞くや帰っていった。