12/5  工房の囲炉裏で焼き芋談議、自作のコーヒー豆を焙煎。焼き芋は銀紙に包んで灰に埋め込み焚き木を
燃やす。以前通信販売で購入した焙煎機とミルの器具を窯場に置いてあるが、まだ実際には使っていない。個人的に
一、二杯分のコーヒーを焙煎するミニチェアの器具でままごとのような趣だ。余裕、時間、上品?、高級感?、ただ勝手に
個人的にイメージしているだけで、何処で、スーツ、野良ぎであろうと、コーヒーを焙煎した空間で、束の間の至福の時間は
心地よい。


    

ホルトノノキ。シンボル的な大樹で、築窯をする前、密集した雑木林の森を開けた時は、木々は上え上えと延び、深い森を呈し、
高々とした三枝の大樹であった。28年間に幾度の台風で大枝が何度か折れたがその度に補足の枝が出てきて、緩やかに
形状を整えている。今は上に行く必要はなく空間のあいた下に枝を目一杯広げ、窯場全体を、包み込んでいる。
右上の画像は女郎蜘蛛の生まれ出たばかりの黄金の大軍団、アリの軍団と違いこれほどの大集団は、めったに見た事が無く
しばし、薪積み作業の合間に一息ついては見入った。セバスチャン・サルガドーの写真に描かれた
移民や難民、谷に下り奴隷のごとく働く砂金採掘者。に見えたり、戦場の軍団、テロリスト、マラソンをする大軍団にも見える。
マラソンとあいまって、年々増える高齢者の健康維持のウワーキングも多くなり、小生も健康のため、5キロのウワーキングを日課に
している。県総合運動公園の広い敷地で皆黙々と歩いているが、時々横断する米軍のヘリコプターの出現にヒヤリとする。


  

窯焚き 3月2日〜9日 一週間の予定

このところ雨が続いて薪準備、窯入れと遅れたが、なんとか、窯入れも三名で半分は入れることができた。
残した大壺は四、五名でしか運べず、窯焚き前の二度目の窯入れにすることにした。今回の窯焚きは6名で焚く
ことにしている。ほぼ皆窯焚きの経験者なのだが、、四交替で一週間窯を焚いた後、全員で攻め焚きをする。