11/3  自宅からでかけるや、小雨が降ってきた。車を戻してサッシ戸を閉めようかと思ったが、強い雨でもなく、風が
あるわけでもない、大丈夫だろうと、引き返すことなく窯場に向かう。日曜日に洗濯をした半乾きのズボンと上着を風通し
の良い裏座のサッシ戸を開けたカーテンレールにハンガー掛けをし、洗濯物を干した。(三連休。。。などと言っていた)
Hooto Mo・・・に変わった弁当屋で文化の日祝日を知る。自由業の身には、祝日は定期の日曜日を知るのみ。

    


縄文南蛮花器ー出展品
「チャリテイー名士寄贈書画工藝作品入札・即売会」 毎日新聞大阪社会事業団。
12月7日(日)〜9日(火)まで。大阪・毎日新聞ビルのオーバルホール。

      


12月に入った。南の島の日差しはまだ強い。ヒンプンと工房との中庭。心地よい空間。
土間と光との対話。残暑の光線・・?が、さらに工房の奥まで入りこむ。コンクリートと違って、穏やかに
光線を向かい入れる。この優しさが、ほしいと思った。窯焚きを12月中旬に予定しているが天気しだい。
細かい仕上げ用の薪もこれから雨天を避け、準備しないといけない。後で成形した小壺を急いで屋外に
出し、完全乾燥を催す。12月中旬に窯焚きの予定だが間にあうだろうか。


  

急に雲行きが変わり大粒の激しい雨が降り出した。南の空を見ると青空。片降りのようだ。
ふと柱を見ると、あわてて飛んできたセミが軒柱のアマハジ(雨端)にしがみついた。
工房内の土間は、屋外の地面よりブロックの高さ分、低くなっている。雨どいは、幾つかの
台風時に外れたまま。大雨の後は、工房内に雨水が浸入する。
(雨降って地固まる)自然の成り行きにまかせる。


  
アッーと驚く為五郎!!
12/13  細かい薪を幾重にも積んで、ロープで束ねチエンソーで80センチ程の長さに切断。
一輪車の10杯分の仕上げ用(窯変)の薪を、相棒と2人で作る。まだ、腰の痛みは完治して
いない。重いものを持たないようにしているが、自分の仕事なので、つい無理をしてしまう。
時たま遊んでいる気持ちで仕事をしないと体力が続かない。毎回、窯焚き前にする窯修理と、
窯内部のメーガニク土(耐火土の高い土)での塗装を一週間前に終わり、一の間(貸し窯)、
二の間それぞれに各自で、作品を窯詰めしているところ。三の間の大壺は前々回、前回
と割れた為今回は二の間から炎の登る格子前に耐火レンガを積み盾にした。
  窯焚きは、12月18日〜24日。攻め焚きの23、24日が体力の限界。今回は4,5人で
窯焚きの予定