国宝 薬師寺展
東京国立博物館3月25日〜6月8日

    

3/25  2日間、案内してくれたホサカ氏とは昨日で終わり、丁寧に目的地への道順を書いた紙片を受け取っていたが、最初は戸惑ったJR,
地下鉄、都営線の乗り方も、キップ料金も、歩くリズムさえ、一緒に回るにつれ、解って来たというより慣れて?きた。国宝 薬師寺展は
今日からのよう、JRで神田から上野公園口下車。桜が8分程に咲いた広い公園内の大木をくぐって、国立西洋美術館、国立科学博物館と
通り抜け歩く。科学博物館前では、ダーウイン展の横断幕が掲げられ、道先で客を呼び込ぶ人がいたが、皆真っ直ぐに東京国立博物館
へ向け歩いていた。平城遷都1300年記念、日本仏教彫刻の最高傑作の一つである薬師寺三尊像。金堂両脇待像の
日光・月光菩薩立像(国宝)が寺外のここで初公開。本展覧会では立像の側面や背面をも参観でき、ここで時間を掛け、参拝
参観する人達が多くいた。20代に一度薬師寺で三尊像を見たと思うが、奈良の大仏の方は記憶にあるが一方は定かでない。
しばし、3mを超える高さの歴史的仏教彫刻の美を二尊を軸に回りながら堪能参観する。他に聖観音菩薩立像、八幡三神坐像
玄奘三蔵像、慈恩大師像、吉祥天像等の彫刻や絵画、仏足石、大般若経。音声ガイドのオーデオ市原悦子のナレーター
もよかった。会場出口で薬師寺展図録を買い求める。余韻の残ったままにダーウイン展ならわかるも、アマノジャクなのか
上野動物園でゴリラのゴロ寝を見て後にした。


    

3/26  最終日AM9時に某ホテルをチェックアウト。神田より神保町まで歩きコインロカーに荷物を入れ、半蔵門線で
清澄白河駅で下車、東京都現代美術館へ、開館しているにも関わらず、入り口からギャラリーまで工事中?のベニア板の盾が
両サイドを覆い隠す高さで張り巡らされている。これは何だと思ったが、(後で知り見てみたが理解しがたい「ポップ・アート」
工事現場の残骸を集積したムダとしか思えない作品群を作り続ける情熱はなんなのか?ムダに1000円を払って見ておしい
気持ちがした。)3階展示室で岡本太郎による壁画「明日の神話」の特別展を見る。この壁画は、メキシコで製作後、長い間
行方不明と成っていたが、故岡本敏子氏の努力によって2003年に奇跡的に発見され、その後修復公開が可能となった。
一年間にわたり、当館で展示される。



    


4/2  東京に出た後、フツフツと創作意欲が少しばかり出てくる。翌朝自宅から溜まった4日分の新聞を持って
窯場に、残りの陶土を瓦にのせ天干しをした後、旅先で電話を貰った同窓会。パレットくもじ前の広場でPM7:00
待ち合わせ。定期的に集合していると言う飲み屋へ、商学科同窓会。石川殿、僕の直ぐ隣で近すぎていたため
後で撮ろうとしているうちに、写す機会を逃してしまった。申し訳ない。彼も沖縄市なのでタクシーで一緒に帰る。


  

やられた。敗北宣言。
やはり、土間に接触した書棚は不適切。湿度が上るや土間から土の細い管のトンネルを作り、たやすく目的地に辿り着く。
裏側から上ってきた管の道に気づかず、書棚より本を取ろうとした瞬間動かず、何冊もの本はシロアリの要塞となっていた。
山中の木造建築。シロアリ被害は免れない。ましてや薪窯、いたるところでシロアリを誘っているようなもの。松くい虫同様
松は好物でスカスカんになるまで、食い尽くし後、他に移る。書棚は杉材とラワン材なのだが。以前薪置き場でゲタにして
薪をおいていたのだが、何度か下から土の管を作り松薪を食い尽くされた。その後は炭をしき防ぐことができたが。
シロアリに喰わせようの松材を、土にあらかじめ埋め、カスになった頃に一緒に燃やす方法もある。


  

左のコーヒー豆は窯場に植えた一本の木から採れた豆。「男の隠れ家」に掲載された携帯用ミニ焙煎機とミル機を購入。
自家焙煎したコーヒーを飲む。格段に美味しい?。右は通信販売で購入した焙煎機にサンプルとして付いてきた
コロンビア、ガテマラBHB、ブラジル・サントスNO2。(各50g)こう書き並べると通になった趣だが、自家製が美味しい
ように思えただけ。