窯焚きを終えると、次の窯焚きに向け、陶土作りと、薪の運搬と整理をする。窯の修理、窯詰め、窯焚き、
決まってこの繰り返し作業。ロクロに向かって、成形する時間より多くなる。




雄瓦の漆喰で固めた部分にぎっしりと苔が生えている。日中、太陽の光線の下では乾燥コンブのように灰色がかって
目立たないが、小雨の日湿気を含むと、緑色の苔が鮮やかに息を吹き返す。