5/2 13回目やちむん塾窯焚き、参加者6人、
GW連休の窯焚き。火入れ後、2日目の朝窯内800度前後。
山中高地の窯場から下方に高速道路、その手前に石川バイパスが見える。
北部(やんばる)へ向かう車が多くなってきた、小生も8時には介護員が来る前に
母屋を開け、戸締まりと、4往復しなければいけない。見る度に足腰が弱っている。
5月4日PM5時窯焚き終了。窯出しは5/9頃。焼成時間55時間



5/6 夕食後、NHK7時のニュ−スとクロ−ズアップ現代をよくTVで見る。
 職人をめざす若者たちとのタイトルに興味を持って見た。今、職人に憧れる若者が
増えているようで嬉しいかぎり。物を真剣に作っている顔を見るのが子供の頃より
好きで、大工、豆腐、餅、製麺、パン屋、鍛冶屋、鋸の目立て等も学校帰りに見つけ
(もう終わりか?刃を裏返して又、目立てるんだ。。)家に帰るのも忘れ、日が暮れ
目立てが終わるまで、職人と同じ真一文字の顔になって、見ていた。
家に帰ると、お目玉で、道草をするのは不良の始まりと、チンブク竹で
おもいきり父に尻を打たれた。



5/16 山之口獏の全詩が沖縄タイムスに掲載されるということで、そろそろ琉球新報
に切り替えるつもりであったが、再度購読することにした。詩人の山之口獏を初めて
知ったのは山之口獏賞が設けられてからで、詩は難解だと、敬遠していたのだが
平易で読みやすく、それでいて、推敲に推敲を重ねた文章は格調高く、
思潮社の山之口獏詩集と照らし合わせ、紙面よりスクラップ、襟をただし、
作品を熟読玩味している。スロ−ライフの今世にふさわしく、詩集の裏表紙に
記された泉さんの言葉(時間は、父にとって、無限に自分のものだった
ように見える。たった59年ぽっちの短い生涯であったけれど、実は、何百年
何千年、何万年という果てしない時間を、ちゃっかり私有していたので
はないかと、私は密かに疑っているのである。そうでなければ、あの悠長な
仕事ぶり、ひとつことに長いこと執着し続ける態度、などについて、
いったいどんな説明がつくと言うのであろうか。)が印象に残った。



赤瓦剥き出し、屋内から見た屋根。下に囲炉裏があり煤で黒ずんでいる。



5/23 古民家を壊し、積み置かれていた戦前の赤瓦を、やんばるの地から安く
譲りうけ、古電柱を骨組みにその上にサンを載せ、赤瓦剥き出しのまま屋根を敷き、
そのまま漆喰で固めた為、重ね並べた雌瓦の隙間から、風にあおられたゴミが天井から
落ちてくる。工房内の展示室がだいぶ汚れている。2ヶ月ぶりの掃除。
掃除を終え西日の入った屋内からの画像を載せるつもりであったが
どういうわけか、デジカメの映像がでず、シャッタ−が押せない
故障とあいなった。デジカメを直した後の画像。