勝手にしやがれ
マニエリストQ
軽快な文章で、簡潔に書かれた作品です。日常(なのか?)を切り取ることで人物を描写しています。しかし、軽快さのゆえにか内容の掘り下げが浅く、読者に何らかの感情を抱かせる力に欠けています。読んでいてちっとも痛くないし、悲しくないし、切なくない。
細かなところでは「白い足がミニの奥からむき出しだ」という表現がちょっと分かりにくいようです。「奥から剥き出し」というのは、奥の方まで見えるという事なのでしょうか。それともかなり上の方まではだけているということなのでしょうか。
それとテキヤはヤクザとは違うので、必ずしもこんなに恐ろしくはないです。コミセ出してるような人は内気でおとなしい人が多いようです。気の荒い人も多いですけど。
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