ラブ・レター

ラブ・レター

金魚

 作者がどういう意図で書いた作品か、判断に迷いました。ラブ・レターの書き手と、この作品の作者の距離があまり感じられません。文章の内容を客観的に見つめる視線が感じられない為、読者にどういう事を伝えたいのか(あるいは何も伝えたくないのか)判断できません。全編に抽象的で、説明が不足しているため、作者が考えるほどの内容を読者が受取れないように感じました。