パラダイスへの招待
パラダイスへの招待
グリムゾン伯爵
ありがちな宣伝文句の偽りが描かれていますが、最後の部分でニヤリとさせます。男というものの愚かさがよく書けています。ただ、宣伝文句の種が大した事がないので、前半は退屈に思えます。もっともっと屁理屈で固めた嘘を並べ立てて欲しいところです。そこが酷ければ酷いほど最後が活きてくるのですから。