河童
河童
あざらこざらし
短い中で、うまく纏まった作品です。関西弁で話す川に詳しい人物が河童なのかどうか、はっきりとは書かれていないのですが、そこに作品の狙いが感じられます。主人公の「河童に違いない」という思いは、ある種の願いでもあるようです。さて、その後の主人公が川とどう関わって来たのかは定かではありませんが、文字数制限があるとはいえ少しだけでも触れてあればと思います。もう少しでも書き込んで欲しい作品です。