贈り物
贈り物
かすみ草
こういう生き方自体は否定しないのですが、なにか作り物のような印象を受けてしまいました。このような思念のレベルだけで果たして出産が出来るものかどうか、疑問が拭えません。あまりにあっさりと別れてしまうこと、あまりに性急な結論。主人公の行動があまりに淡白なため、読者としてももう一つ作品から強い物を感じ取れなかったのかもしれません。それとも、私の煩悩が強すぎるだけ?