バンク!

バンク!

メトロ

 いつものスラップスティックなタッチで書かれています。これってかつてのバブル期の活気のある銀行へのレクイエムなんでしょうか。とても朗らかでいられない現在の銀行支店長と対比させているの? 
 どの言葉が誰のものなのか分かりにくいのが難点です。これが落語やラジオドラマなら演じわけも効くのですが、文字だけでは作者にしか分かりません。まあ、勢いの作品だからそれでもいいのかもしれませんけど。ありがちなコントのようなのが残念です。演技の入らない台本レベルでコントと張り合っても無理があるのではないでしょうか。