ツナ缶
ツナ缶
メトロ
この作者は、いつもシチュエーションに工夫があります。この作品はシチュエーションが十分に活かされています。会話の中に互いのやさしさが出ていて味があります。ただ、最後に平凡なオチを付けてしまったために、その味が失われています。残念です。ツナ缶というタイトルは、残された妻の夫への気持ちを象徴しているのでしょうか。だとしたら、なおさら最後のオチは付けない方が良かったと思われます。