希望の箱

希望の箱

レガシー

 最後の一文が残念です。このことは、明確に述べるのではなく、読者に感じ取ってもらえるようにしなければいけません。せっかくここまでいい流れで来ているのに、読者が引いてしまうのではないでしょうか。作者に「〜だ」と言われるとこは「〜だな」と読者が感じ取ることには遠く及びません。
 むなしい努力を続ける人々が、幸せなのか不幸なのか、そうしたことにも着目して、より深い素材に対する書き込みを望みます。