月曜日

月曜日

おーぎや

(一次予選得点:15)

 この作品は意図が読み切れませんでした。昔の彼女をじっとルームミラーで見ながらアクセルを踏み込む男の気持ちが読み切れなかったといっても良いでしょう。事実を積み重ねることで読者に分かる物語もあるのですが、特に恋愛関係は読者の個人的な経験の違いから、必ずしも読取れない場合があるようです。私が初心な性質なので、こうした恋愛の機微が分からないということはあると思いますが。まさか「よう、ひさしぶり、げんきか、なんて」話し掛けることはないでしょうが、どう主人公のなかで解決されていくのかこのあとの光景が浮かびません。
 タイトルからすれば、男はこのまま会社に向かって、明日は火曜日なりの生活に呑み込まれていくようにも思えるのですが、どうでしょうか。