バックミラー

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マガーク

(一次予選得点:11.5)

 この作者が今回投稿した作品は、どれも主人公が妄想を抱く作品です。この作品を読みはじめたときは、どういう展開になるのか期待しながらどんどん読み進めることができました。しかしながら、最後まで読んでがっかりしたのも事実です。取ってつけたような結末で、それ自体に説得力がありません。アイディアを練込んだり、十分な伏線を張るといった工夫がないと、読者を納得させたり、驚かせたりはできません。これは三作品に共通した問題点だと思います。