劇団「京」第20回公演「危険な曲がり角」

観劇日:1996年2月2日
劇場:劇団 京 ホール
原作:J.B.プリーストリー
訳・演出:速水一郎
舞台監督:浦崎清康
舞台美術:孫福剛久
出演:武藤幸助、西山友子、菅沢晃、水津由香、本吉泰、天野直美、藤枝希

物語:
ある一族の一見明るく平和なホームパーティー、何気ない一言にこだわったことから過去の事実が次々と明るみにでてくる。そして、真実が明らかになったとき一族の絆は崩壊してゆく。

所感:
私は原作者のプリーストリーについてはよく知りませんので、パンフレットの作家紹介を要約させてもらいます。
”プリーストリーはイギリス生まれ、ケンブリッジ大学に学ぶ。H.G.ウェルズの影響を受けているが良識の作家である。彼の戯曲は常に最高の演劇的処理がなされていると評価が高い。イギリスを代表する文人として活躍し彼の作品には広い社会的視野が多様に主題に反映されていて、観客を飽きさせることなく大胆な実験が行われている。”
登場人物一人々々の心理がよく演じられていてとても感心しました。さすがに「京」といった感じです。少し狭いくらいの舞台を一杯に使って迫力のある舞台でした。再演されるならもう一度見たいぐらいです。

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