アドラメレクですー。72柱の中にアンドレアルファスっていうのがいますが、彼とは出身が近いデス。元来は孔雀の神で、予言神として崇められていたらしいです。孔雀の雄の飾り羽根は目が沢山あるように見えるので、そこに魔力が秘められていると人々は考えたのでしょうな。しかしキリスト教が進出してくると、孔雀の『目』は『邪眼』として扱われるようになり、結局この神の失墜を招いたというワケですわい。悪魔としてはスタイリスト的な職能を有しているようなのですが、ここでは元来の予言神としての姿を描いてみました。
『孔雀』『呪術』『邪眼』『螺旋』が今回のイメージワード(意味不明)。どこか前近代的な、禍々しい感じを出したかったのデス。男性神格のところを女にしてしまったので、孔雀のメスって地味だよな…ということになり、茶色ベースに。描いていたらどんどん地味になっていってしまったので、少しでもハデにするために胸をデカく描こう!(何故)と考え、ひたすら胸をデカくしてみたら…デカすぎた(滅)。耳飾りに孔雀の飾り羽根をあしらうことで、かろうじて孔雀のイメージを保っておりマス。衣装が縛り系なのは、予言を為す時には一時的にトランス状態になって暴れてしまうので、それを抑えるためのものです。アイマスクも呪的な拘束具で、これの下には三つ目があり、それぞれ過去、現在、未来を見ることができるのであります。アイマスクには拘束紋様としてマークを描いたんですが、ツブれて見えないッスね…折角慣れないベジエ曲線使って必死に描いたのに。ルージュがブルーなのは密かなコダワリ。このあたりから肌の塗り方が変わってマス。