私的属性チャート
重いッスか?

 唐突に作ってみた儂設定におけるメインキャラ7人の属性チャート。見れば分かると思いマスが、上に行くほど聖属性、下に行くほど魔属性。んで、右に行くほど陽で左寄りになるほど陰です。結構このチャート、考えたんデスよー。7人全員の座標を平均すると原点に戻るように調整したり(暇なことを…)。あと、七曜の武器から判明する惑星の属性にも対応するようにしてみましたー。

一番最初に座標が決まったのはリュック。ニギヤカ担当と自分で言っている通り、彼女は陽の最大値に配置。朝日に先駆けて昇る明けの明星:金星に対応しているところからも、リュックの陽の性質が分かると思うのデス。そして、アルベド族ということは無機質(無属性)な機械に対応しているので、縦軸は聖でも魔でもなし。

リュックと正反対の人は…と考えて配置が決まったのがルールー。黒魔なので魔属性にしようかと思いましたが、魔属性にするのはこの世ならざる存在のみと決めてチャートを作っていたので縦軸はあえて無属性デス。火と血を連想させる火星(ギリシア神話だと戦いの神マルス)に対応しているところからも、横軸の属性は陰と見て間違いないかと。

惑星の性質から位置を割り出したのがワッカ。水星はギリシア神話の伝令神メルクリウスに当たり、スピード流動性が特性であることを考えあわせると、まずスピードという積極性からは陽の属性が導き出されマス。流動的というのは、悪く言うとどっちつかずなので、縦軸は無属性にしてみました(苦笑)。ちなみに、水星には『お調子者』という意味もありマス(笑)。

キマリは惑星の属性からすると聖なんですが(木星はジュピター:ギリシア神話の最高神である主神ゼウスに対応するので)、ユウナの方が聖属性が強いと思うので、結果としてユウナよりは下に配置。陰か陽か考えてみたんですが、どうもニュートラルな感じがしたので(笑)、横軸は動かず。

ユウナは陽の聖にしようかとも考えたんですが、どう考えても陽に配属できるよう元気っ娘ではなく、更に言うと惑星対応が月(夜系)のため弱めの陰に配してみました。縦軸は文句なく聖。あ、陰の性質が入ってるから天然ブラックなのか、この娘は(笑)。ブラスカ父さんも同じ位置になりそうだなあ。

続いて位置が決まったのがティーダ。陽が最大値になるのは分かるとして、どうして縦軸が魔属性に傾いてるのかというと、ティーダは夢:本来この世(スピラ)にいないはずの存在だからデス。ついでに、ユウナとペアにする意味でもこの配置ッス。ユウナの聖とティーダの陽を合わせて、ようやく聖と陽の最大値を取れるという意味を込めてマス。アウフヘーベン(謎)。

問題の渋殿はチャートの一番左下のほうで暗ーくなってます(笑)。死人である時点でもう陰の魔は確定なんですが(あーあ)、土星に対応しているところからしてもどことなく陰惨な雰囲気が読み取れるのデスよー。土星はギリシア神話では時の神クロノスにあたりますが、このクロノスは『いずれ、自分の子供に殺される運命にある』という占いの結果を聞き、生まれてきた子供たちを次々と喰い殺したという話が残ってマス(しかし、結局は母親ガイアが隠して育てた生き残りの息子に殺されるのデスな)。更に時の神は、中世の絵画などでは砂時計と大鎌を持った姿で描かれるのですが、これらは死神の持ち物と同じ。時の神は『時間』を支配する関係上、人間の生命の終わりにも深く関わってくるわけで、いわば時の神は死神と裏表の存在なのです。こう考えていくと、土星のキーワードは父性と死ということになり、死というキーワードを持つ関係上、渋殿はチャートの左下に配置する以外ないのデス。

 こうして見て行くとですネー、惑星がキャラに結構上手く対応してるなあと。もちろんここまで深く考え込んで対応させてはいないと思いマスが(笑)、でも木星(聖属性系)と土星(魔、陰属性系)の性質の違いがきちんと出てるあたりがナイス。あと、この7人に御三家の3人を足して10にするとセフィロト対応までできてしまいそうな予感がしているのデスが、それはまた別の機会にということで(至高の三者が御三家か…不毛なセフィロトの木だな/笑)。