ランディングラバーネット(2013年7月15日) 

 15年ほど使っていたランディングネットが殉職した。ネットと柄の部分が取れてしまったのだ。強力な接着剤を使えばまだ使えるが、これを機会に新しいランディングネットを購入しようと考えた。

今まで使っていたランディングネットはネットの部分が細い綱(つな)のような編み糸であった。これの最大の欠点は、トレブルフックに絡みやすいということ。
特に編み糸をフックが貫通してしまうと、もうどうしようもない。フックのカエシを潰して、悪戦苦闘することになる。時合の時にこのような状態になったら精神衛生上も最悪である。
また、もうひとつの欠点は、魚を傷めやすいことだ。編み糸だと、どうしても魚のヌメリを奪ってしまうことになるし、背びれなどが引っかかって、これまた悪戦苦闘することになる。そうこうしているうちに魚も弱ってしまう。

ということで、今回新しく購入したのはトラウトの管理釣り場などでは一般的なラバーネットである。いくつかのメーカーの中からスミスのランディングラバーネットを選んだ。型番は0712。一番コンパクトなモデルである。
これを6月7日の桧原湖釣行でデビューさせた。陸っぱりの釣りでの持ちやすさも考慮して柄の一番短いモデルを購入したのだが、正直、アルミボートでの使用には少し柄の部分が短すぎた。が、これはこれで陸っぱりの釣りでも使えると思うので、陸っぱりでの釣行での使用感も書きたいと思う。

また、桧原湖の釣行では、柄が短く取り込みにくいという欠点があったが、ラバーネットはトレブルフックでもトラブルレスであった。また、魚を傷めにくいだけでなく、使用後にさっと水で洗えば魚の臭さが付きにくく、ほとんど臭いがしなかった。
これも大きなアドバンテージであった。


スミス ランディングラバーネット0712


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