Macintosh The Chemical Tune-UP


その他アイテム

まだまだコンピュータで出来ることはたくさんあります。
また、ちょっとしたツールで思わぬ効率化が計れる事もしばしばです。

ガラス器具テンプレート
(Glass Wares for CANVASTM and Adobe IllustratorTM

・ベジエ曲線で描かれた各種ガラス器具の図が、統一されたフォーマットでマクロ形式(CANVAS版のみ、Illustrator版は単なるファイル)で登録されている。
 ちょっとした反応装置の図に大変便利。
少々図番が少ない(一般的な有機合成向け)点と、物によっては接続するときに回転せねばならないが、それがきっちり合わせづらいのが難か。  登録されている図は以下のとおり。
平栓15/35
平栓29/42
径違い管15/25-29/42
2口ナスフラスコ100ml
2口ナスフラスコ200ml
2口ナスフラスコ300ml
枝付き三方向15/35
リービッヒ形冷却器
球形冷却器
分留管
受器100ml
スリ付き温度計
三方活栓
4口ナスフラスコ
等圧滴下ロート

 FCHEMのライブラリおよび作者のHomePageより入手。
 http://www.asahi-net.or.jp/~ds1i-hsmt/index-j.html
 久光一誠
 BXC00671@niftyserve.or.jp


Chemical Hazards(化学薬品毒性一覧スタック)

・Chemical Hazardsは、標準的な化学薬品の毒性を一覧表にしたデータベース。
 ハイパーカードスタックです。
 インターネット経由でMS-DSなどを検索するのも容易になった昨今ですが、手許に置いてすぐ参照できるものも好ましいですね。
 HDに入れておいて損はないでしょう。
 でも$25はちょっと高いかな・・・。

by Iverson Software Co.

This is Shareware! If you keep it, send $25.00 to:

Iverson Software Co.
522 Record Street
Mankato MN 56001-2546

J5rson@prairie.lakes.com


YakkouBPCalc(沸点計算)

・BPCalcは、蒸留に便利な、ある気圧での沸点計算機。
 あの線引きをあてる表をプログラム化したもの。マニュアルにも「当たるも八卦、当たらぬも…」とあるが、なかなか役に立っている。便利。

 当HomePageよりダウンロード可。
 Niftyserve、FMACUSLにも登録されている。
 種部哲朗
 tanabe@life_kikaku.asahi-kasei.co.jp

Synthetic References v. 3.0(合成リファレンス)

・その名の通り、合成方法のリファレンスです。

 前バージョン(v2.0)も4MBという大容量のデータベースでしたが、今回さらに巨大になりました(約9MB)。
 ダウンロードに勇気が要りますが、それだけの価値はあります。

 ファイルメーカーで作成されたデータベースなのですが、収録データ数も多いし、インターフェースもよくできています(インターフェース;フロントエンドだけのダウンロードも可能)。
 データ量もさることながら、検索もキーワード、Synthon(原料と思ってください)、タイトル、Auther、transformation、発表年代などで柔軟に行なえます。
 もちろん、オリジナルのデータも追加できますので、実験データの管理にも活用できます。
 ChemDrawをビューワとして用いますので、その分のメモリも確保しておきましょう。

Gabriel Weatherhead
Gabriel.Weatherhead@syntex.com


ChemProject(プロセス・シミュレーター)

・これは、化学プロセスシミュレーターのデモ版です。
(工業用ではAspen+等が有名です)
 原料の量、そのコストを最適化するために有効でしょう。
 主反応の他、15までの分岐が使用できます。

 PowerPC版は、RAM Doublerとは併用できません。
(次のバージョンで改善される予定だそうです)
 
  Stefan Abrecht
  abrechts@rocbi.DNET.roche.com


高速SP(溶解度パラメータ算出ツール)

・原子団総和法による溶解度パラメータ算出ツールです。
 ハイパーカードのスタックなので、機種を問わず利用できます。
 『目安程度に・・・』とのことですが、後処理や再結晶の前にちょっと計算させると、貴重な試料を無駄にすることも少なくなるのではないでしょうか。
 使い方は至って簡単。パラメータの拡充が望まれるところです。

   以下のURLよりダウンロードできます。
http://www2.meshnet.or.jp/~endoy/Chem.html


R E T U R N