「クラシックB級グルメ読本」
 いや、別にここのコーナーはクラシックコーナーにするつもりないんだけど(笑)。

 友人に薦められて買ったのだが、なかなか面白かった。そもそも立派なクラシックファンでもない私にとって、色々貴重な情報が得られました(笑)。新譜CDが売れていない? そうか、やっぱりそうか。私も新録音のCDってちっとも買う気になってなかったのだが、世間もそうだったのか。クナッパーツブッシュ(左)のCDをちらほら買ったりしてます。この本の「原典版なんてクソ食らえ」のレシピに載ってるBrucknerのSymphony No.5[U.S.A green HILL GH-0005]、持ってます(^^;。そうそう、クナはこういう版を使うんだけど、その演奏がすごくて実に味わい深いものがあります。で、今日、この本と宇野功芳に踊らされて、ヴァント指揮の5番のCD[BMG F:BM 600]を買って来てしまいました(笑)。で、聴いてみた感想ですが・・・うーん、まあこういうもんでしょうか(^^;。未だ(だか、ずっとだか)どれだけの演奏なのか判断出来ません。一つ言えるのは流石ベルリン・フィルだと言う事かな(^^;。

 さて、この本の4コママンガ(ここら辺がこの本の雰囲気を伝えてるかもしれない)で大活躍のクレンペラー(右)だけれども、初めて聴いたのは高校の時に買ったワーグナーの管弦楽集。この時は何とも面白味が感じられませんでした。それが年とってだんだん味わいが分かるようになって来ました(^^;。あの恐るべきスローテンポが何とも言えません。クレンペラー指揮のMahler Symphony No.7[EMI CMS 7 64147 2]の第5楽章など一体どうなる事やらと言った感じです(笑)。しかしこの本のおかげでこれからはますます楽しいCDが集められそうです。早速今日この中からいくつか目星をつけてWAVEに行ったものの、残念ながら目的のものは全然ありませんでした。・・・うん?これはひょっとして既に踊らされてるのであろうか(笑)。
 ところで、この本の中のカット。P194の登場人物はエヴァの面々ではないか?それとP226はゲンドウと冬月ではないか。他のクラシックファンの目は誤魔化せても、私の目は誤魔化せんぞ(な事ないってヾ(^^;)。

平成9年皐月25日



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