LIQUOR STYLE


このページは酒に関する感想を書いています。



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SMWS 125.6

2006/12/28

グレンモーレンジ蒸溜所がSMWSのNo.125に割り当てられました。
が、そもそものボトリング数が少なく15人に1本とも、25人に1本とも言われる少なさ。
僕が入手した125.6は20分程度で完売したそうです。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

コメントはトフィー・トフィー・トフィーとなってます。
トフィーとはバターと砂糖を煮詰めてあと、冷して固めたキャラメルのようなお菓子のことで、
ナッツなどを混ぜて作られてるそうで。まぁ日本では馴染みがないかな。

とにかく甘いという事なんですが、飲んでみると、そうかなぁ?。
甘さの好みからすればエドラダワーの方に軍配。
これは加水した方が断然美味しいです。

次の定例会に持って行くとしよう。元旦にも一応持って行くか。

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SMWS 69.10、116.09、48.07

2006/12/13

パブの定例の会。

No.69はグレンアルギンという蒸溜所で、1983年に閉鎖されたそうです。スペイサイド。
加水するの忘れて飲んじゃったけど、辛い。加水すると硫黄が出てくるらしいから、しなくてよかったかも。
好みの斜め上な感じ。

No.116は余市。これはブレンダーズバーで1回飲んだけど、その時の印象と変わらず。
加水するとやっぱり薄っぺらくなるので、これはしない方が吉。

48.07を飲んでみたかったので酋長に聞いたらあるという事。さすが。
BALMENACH (バルメナック?) というスペイサイドの蒸溜所の1品。
SMWSのコメントでは以下の通り。
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ストレートでの香りはバターショートブレッドにトフィがかすかに香る。
加水すると、最初はシトラスが香り、後にワーザースオリジナルキャンディへと変化していく。
口に含むとバニラファッジとチョコレートのフィニッシュ。加水しても風味は変わらず、
グレープフルーツとオレンジオイルが加わる。
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甘い革命という短評なんだけど、甘いっていうよりはドライかなあ。69.10に近いような。
美味しいんだけど、瓶では買えないかな。

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ジュラ1965、SMWS 92.6

2006/12/03

パブの店主(以後は酋長)からのメールで、「ブラックジュラ開けます」というのが
届いたので早速行ってきました。

とりあえずグレンフィディック飲んで落ち着いた後にブラックジュラを注文。
うあ、真っ黒。(´Д`;

どういう酒なのかはメールから抜粋
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長いこと閉鎖され現在の蒸留所がオープンしたのは1963年です。
この樽は当時のマネージャー個人のもので樽には名前が
彫られている大変貴重なものです。交渉を何度も重ね
インポートに再度現地を訪れてもらい購入が可能になりました。
シェリーバットから造られたファースト・フィルの小さなリフィル樽は
ブラック・ジュラと言われ当時東京のバーなどで話題になりましたが、
ボトリングされた総本数は52本しかありません。
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長いこと閉鎖=50年ほどではないかという事でした。

香りは色々な物が混じり合ったとても複雑なもので、飲むととにかくタンニンの香りが
ずっと残ります。タンニンの後に塩っぽさや、何と言っていいのかわからない味が次々と現れてきます。
フィニッシュもかなり長い。

酒として美味いかどうかというと、バランスは決してよくはない。不味いわけではないんですが。
開けてから僕が飲むまでの間は4人しかいない、との事で加水して飲んだ人は?と
聞くとまだいないという話。試しにほんのちょっと加水してみました。
・・・しなきゃよかった。(ノД`) 複雑な香りも味も全て吹っ飛んでしまった。
普通のありふれたウイスキーになってしまったのでがっかり。

口直しにSMWS 92.6を。
No.92は既に閉鎖された蒸溜所、ロッホサイドの1本。ハイランドにあったそうで。
シェリーの非常によい樽を使っているので、素晴らしい味。香りも甘くて
ブラックジュラに比べるとバランスはとても整っていて美味い。
けど、92の6番目の樽だからええ値段。(´Д`;

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SMWS各種


2006/11/26

いつものパブで「SMWS ヴォルツ・テイスティング(キャッシュオン)松本」が開催されました。
SMWSのボトルを集めて、ワンショット単位でお金を払って飲むスタイル。

味がわからないで買うというバクチ的要素がSMWSのボトル購入にはつきまとうわけですが、
このイベントで飲んでみて好みだったら購入してみようか、という事になります。

今回は44種類のボトルが揃いました。それでも去年より少ないそうで。

14:30開場、挨拶もそこそこに飲み開始。終了は17:30。

モルトの会のメンバーだけでなく、SMWSの会員、いずれにも属さない人も含めて40人限定。
※モルトの会はパブの常連というだけ

都内のテイスティングは飲んで、熱心にコメントを書くという人が多く、楽しく飲もうという
雰囲気ではないそうな。松本は全国でもトップクラスの飲む速さかつ楽しんで飲んでいる
というのが主催者のコメント。やはりそうなのか。(^^;

僕が楽しんで飲んだものと美味い、好み、美味いけど好みじゃないという感じで短評を。
○>△>▲/☆の順、古ければ必ず美味いわけではない、というのがよくわかりました。
数字:スコッチウイスキー、G:グレーンウイスキー、B:バーボンウイスキー、Cider:アップルブランデー

1.123 ○
G2 ▲
18.18 ▲
29.51 ▲
25.36 ▲
52.12 ○
37.26 ▲
B4 ▲
24.75 △
119.07 △
85.15 △
Cider1 ☆
31.14 ○
27.62 △
76.30 △

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ニッカ竹鶴12年、SMWS 29.54、SMWS 97.05、タムデュー、
クライヌリッシュ14年、アラン10年


2006/11/19

初めてニッカのブレンデッドウイスキー、竹鶴12年を飲んだ。
さすがブレンダー、甘みをかすかに感じるような、とても飲みやすい酒。これで2500円未満なら安い。

モルトの会11月でのお披露目がSMWSの2品。
コードNo.29はラフィログ。アイラ島の蒸溜所。あまりラフィログは印象がないのだけど、このNo.54も印象がない。
加水しても劇的に変わるわけでもない、まぁ普通かなーと。

コードNo.97はリトルミル蒸溜所、ローランド。このSMWSのコメントがまた詩人的でわけわからん。
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蜂蜜とレモンに漬けた噛みタバコのように、人生の道に太陽の光がまだらな陰を投げかける
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これで香りや味の判断なんか出来るわけねー。
加水すると変わると書いてあるけど、加水してもしなくても微妙な味で・・・。他の人も「うわ、微妙」と。

ちょっとしょんぼりのSMWS 2品。

タムデューはクライヌリッシュのついでに安かったのでつい。(笑)
買ってみると2300円未満なのに、甘く感じてかなり好み、クライヌリッシュより美味しい。(笑)
タムデュー自体はスペイサイドの比較的中心部にある蒸溜所。これはいい。ヽ(*´ワ`*)ノ

で、メインの目的で買ったオフィシャルのクライヌリッシュ14年。これが美味しいと話題になって
知名度が上がったそうで。これはこれで美味しいんですよ。陰に隠れちゃったけど。
華やかだけど、塩っぽさも感じるうまい一品。

アラン10年はアラン島にある蒸溜所の10年物。アランモルトは通常より熟成が早いそうです。
金色で、優しい香り、なめらかな後味で長く引きます。

アランとタムデューなら女性にも勧めやすいかな。ピートを感じさせないので。

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ニッカのシングルカスクカフェグレーン1992(樽番号116318)、
シングルカスク余市1988(樽番号106902)


2006/11/18

蒸溜所限定ではない、シングルカスク余市をアサヒのWebで、
またカフェ式蒸溜機を使ったグレーンウイスキーを同じWebで購入。

グレーンウイスキーの主原料は、トウモロコシ・小麦・ライ麦などの穀類で、
主に使われているのはトウモロコシ。穀物のデンプン質を糖化するために、
15%程度の大麦麦芽を用いるらしい。

蒸溜所限定と比較すると、今回のが蒸溜所限定より味が複雑ではない。
こうも違うものか、と驚く。まあ樽が違うだけで味も香りも変わるからなあ。

グレーンはこの独特の甘みがたまらん。これは人を選ぶけど、僕は好みです。

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SMWS 26.34、スプリングバンク15年

2006/10/29

前回書いたのは26.43だけど、今回は34です。ラベルによると31年物。

43とは全然違い、大変美味しい。薄っぺらさがない。
ただ、34は入手できないのでオフィシャル(14年物)を買うしかない。(ノД`)

店でプルトニー(ハイランド地区)を頼んだのだけど、珍しい事に在庫なし。
「渋いとこ注文するね・・・あ、ない」ヽ( ゚д゚)ノ との事。

どうしようかなーと思っていたらスプリングバンクを勧めてくれました。
最近のスプリングバンクは品質が悪いらしいのだけど、この15年は美味しかった。
塩っぽさもあり、飲みやすい。買うと8,500〜10,000円くらいするようです。買わないけど。

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SMWS 26.43、北海道余市蒸溜所限定 Sherry & Sweet シングルカスク 12年

2006/10/21

SMWS 26.43はハイランドのクライヌリッシュ蒸溜所から43番目に
購入した樽からのボトリング。テイスティングノートでは「激しく甘く」と
いう事で甘いらしい。

オフィシャルでも甘めに感じたのでかなり期待したのだけど、何故か
そんなに甘みを感じない。加水すると甘みが強くなる。加水した方が好みな感じ。
複雑な味ではなく、シンプルな感じ。いい値段の割には今ひとつだった。

もう1つはそのまんま。樽番号112020という事でたとえうまくても、
もう買えないんじゃないなと。樽が違えば味も違うのだから。
Sherry & Sweetという事だから香りは甘め。ただ、飲むとかなり色々な
成分のせいかとても複雑な味。これは好みが分かれるだろうなぁ。
割らずに飲むとしんどいけど、水割りだと色んな味が出てきて美味しい。
26.43の約半値だけど、これは当たりでした。

シングルカスク余市1988(樽番号:106902)と1990(樽番号:227667)の2品を
10/26 10時からアサヒショップにて発売開始するとの事。値段次第で買う。

ブレンダーズバーでこの前のシングルカスクの発売では90本しか
用意できなかったと聞いたので数日悩む時間はないでしょう。

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ニッカ キーモルト&カフェグレーン テイスティングセット、SMWS 116.09

2006/10/01

ブレンダーズバーにてテイスティングしてみました。

1.キーモルト余市12年 "Sherry & Sweet"
一番飲みやすいんじゃないでしょうか。シェリー樽使ってるのもあって。

2.キーモルト余市12年 "Peaty & Salty"
アイラ系をある程度飲んでいる人なら「ああ」と思うけど、そうでない人には
個性が強すぎるでしょう。塩っぽさは若干程度。

3.キーモルト余市12年 "Woody & Vanillic"
ホワイトオーク樽を使ってるからシェリーの甘みはないけど、違う甘みは
感じました。バニラと言われると「そう?」と思うけど、"Sherry & Sweet"と
同じくらい飲みやすいです。

4.キーモルト宮城峡12年 "Fruity & Rich"
これも甘いんですけどね、酵母のせいか弱いんですよ。宮城峡のは総じて弱い。
というか余市が強すぎるのかもしれない。

5.キーモルト宮城峡12年 "Soft & Dry"
キレは一番。でも一番個性を感じない面白くないモルトでした。

6.カフェグレーン12年 "Woody & Mellow"
一番面白かったのがこれ。
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とうもろこしを主体とし、カフェ式連続蒸溜機で蒸溜されたグレーン原酒を、
さまざまなタイプの樽で貯蔵したものをヴァッティング
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明らかに違うんだけど、余韻はかなり好み。1.や3.に比べれば甘みはないけど
とうもろこしでこれだけ甘みが出るんだと驚きましたね。

SMWS 124.02を飲みたかったんだけど、ないという事で松本でも飲んでいない
SMWS 116.09を飲んでみました。
塩辛さとピートは確かに強いけど、インパクト重視で奥行きがないかな。
これは買わなくてよかった。(^^;

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オーヘントッシャン 10年

2006/09/17

スコットランド南部、ローランドと言われる地区のウイスキーは
色が薄くてフィニッシュがドライ(いわゆる後味すっきり)のようです。

オーヘントッシャン蒸溜所はサントリーが買収して入手が比較的容易。

白州に行った際にこれの10年物をミニチュアで買ってみたのを飲みました。
確かにすっきりしてるけど、何ですかね、舌の奥に残りますね。気になる。
飲んでいる時はマイルドだから、まあ一般受けしやすい感じかな。

テイスティンググラスと1:1の水割りで飲んだけど、印象の違いはない。
飲みやすいのは確かです。

SMWSみたいなある種マニア向けばかり飲む人にはつまらない酒でしょう。
まあ、こんなもんか、的な感じでした。

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SMWS 23.48、ブルイックラディ15年

2006/09/16

月の第2火曜日20時からはモルトの会。今回のテーマは「ブルイックラディ」。

以前買って飲んだのは13年でした。今回はSMWSのと、15年。さて。

比較したけど、SMWSとオフィシャル15年でこんなに違いのわからないのは初めて。
他のメンバー曰く「アイラっぽくない」そうで。いつになく不評。(^^;

飲みやすいんだけど、個性はないかな。加水しても印象変わらず。
不味くはないけど、そんなに美味いとも思わないブルイックラディでありました。

今だと13年は買わないだろうなぁ。

SMWS 23.48は1989年蒸溜、2005年ボトリングで、樽から173本瓶詰めされ
買うと10,500円するようです。

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クライヌリッシュ(1972)、SMWS 124.01、イングリッシュ・ミントジュレップ

2006/09/03

余市はSMWSのNo.116、もう1つのニッカの蒸溜所である宮城峡もSMWSの
Noを持っています。No.124。この124.01を飲んでみました。
フルーティーで、加水するのを忘れたけどWebを見る限り益々
傾向が強くなるそうです。もう1回加水して飲んでみたいところ。

クライヌリッシュはスコットランド北部の北海側の海に近い蒸溜所。
これもフルーティーで飲みやすかったです。手頃な値段で入手できるようです。

今回はいずれも大変飲みやすくて美味しいアタリを引けました。

で、久々にバーへ。
ウイスキーマガジンに掲載されていたイングリッシュ・ミントジュレップの
レシピを見せて近いものを作ってもらいました。違いはチェリーの種類だけのはず。
まぁ普通のミントジュレップより甘いわけです、チェリーが入るから。
美味い事は美味かったんですが、物足りない。

スコッチで40〜60度というアルコール度数を当たり前のように飲んでいたので
カクテルの5〜35度なんて水みたいなもんで。(笑) いかん、感覚が狂っとる。

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シボーナ・シガー・リトルボックス

2006/08/18

ハバナ産葉巻に似せた瓶に40ml入っている、グラッパです。
ワインを絞った後のブドウの搾りかすを蒸溜したのがグラッパなので、
元のブドウの種類がモノをいうわけです。アルコール度数は40度。

どんなものなのかわからなかったのですが、品川の成城石井で見つけたので
買ってみました。いい値段だったけどね。

飲んでみたのですが、香りを楽しむわけでもない、味も・・・好みが
分かれるかなぁ。とりあえず僕の感想としてはもう買わない。(ノД`)

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余市シングルカスク 04、バス ペールエール

2006/08/17

SMWS 116.07は好みなんだけど、1本で11,000円もする上に、ソサエティだから
簡単に買えないわけです。で、116の元であるニッカのウイスキーを広めるための
店「NIKKA Blender's BAR」に行ったわけです。3時間くらいいたのかな。(笑)

結論は116.07はシングルカスクなので、近い香りや味も難しいという事でした。
香りと味をフルーティに振るか、リッチに振るかで全然お勧めできる酒も違うと。
近い物として飲んだのは「余市シングルカスク 04」で1杯2,000円。とほー。
確かに近いけど、結局店頭やWebでは購入できないわけで。
シングルカスクだから仕方ない。

当面はまだ飲んでいない116.08と09、ニッカ宮城蒸溜所の酒を飲むのを
優先しましょう。

いきなりシングルカスクを飲むのはしんどいかと思ったので前座で
バス ペールエールを飲みました。どっしりした腰はないけど、さっぱりして
飲みやすくて美味しかったです。

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ジュラ10年、プライムタイム

2006/08/15

ジュラ10年、今回のはオフィシャルボトルです。
オイリーでちょっと塩っぽさもあるけど、飲み口軽快。

自分では飯に合わせて酒を飲む習慣がないので食前酒と言われても
ピンと来ないんで、美味ければよしという事で。

このジュラ10年は2500円未満で扱っている店なら購入出来るようです。
安くてちょっと個性があるけど美味しいのでお勧め。

ウイスキーばかりなんでたまにはビールでも。アサヒの「プライムタイム」。
エビスも美味しいのだけど、どっしりとして重めなんですね。
それに比べれば軽めで飲みやすいと思います。
ドライからアサヒのビールなんか見向きもしなかったけど、これは既に
何回か飲んでいて、美味いと思います。アサヒさん、何かください。(笑)

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SMWS 4.106、ハイランドパーク18年

2006/08/09 (飲んだのは2006.08.08)

月の第2火曜日20時からはモルトの会。今回のテーマは「ハイランドパーク」。

前回飲んだハイランドパークは推測だけど12年ではないかと。
最近質の悪い12年が流通しているそうです。

SMWSのコードNo.4はハイランドパークなので、2種類飲んだいずれも
同じ蒸溜所になるわけです。

1つ目はSMWS 4.106で、とても甘い香りがして、味も甘い。
加水すると硫黄の香りが若干します。加水しない方が美味しい。

2つ目はハイランドパーク18年。飲みやすさだとこっちでしょう。
感覚だけど、シェリー風味は少し感じた。
前回飲んだのは何だったんだというくらい美味しい。

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SMWS 116.10、ハイランドパーク、ダークアイランド

2006/08/08 (飲んだのは116.10が2006/07/11、それ以外は2006.07.15)

SMWS 116.10、余市の新シリーズ08〜10のなかの1つ。
味の傾向としては116.05が近いんですが、10の方が飲みやすいかな。
加水してもあまり印象は変わらなかった気が。

ハイランドパークはオークニー島にある最北の蒸溜所

ただですね、いつもと違う店で飲んだので何年物等の情報がありません。
加水しても変化がなく、美味くも不味くもない感じでした。

で、その前に同じ島のダークアイランドというビールを飲んでみました。
ビールでこれかよ、というくらい個性が強くてですね、途中で飽きて
飲み干すのがしんどかったです。しばらく飲みたくないかな。

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キャンベルタウンロッホ(スプリングバンク)、ザ・スムーズ・スウィーター・ワン

2006/08/07 (飲んだのは2006/06/19以降)

キャンベルタウンロッホはブレンデッドウイスキーらしいです。
業者のはよくわからん。で、メイン(?)がスプリングバンクじゃないかと。
スプリングバンクはシングルモルトだとあまりいい印象がないんだけど、
ブレンドされると飲みやすくて美味いですね。ブレンダーの腕がいいと。

ザ・スムーズ・スウィーター・ワンはヴァンデッドウイスキー。
モルトウイスキーだけでブレンドしたウイスキーです。
一般的にどのモルトをどの割合でヴァッティングしたのかは公開しないのですが、
イージー・ドリンキング・ウイスキー社は逆に公開しました。
で、700mlで通常販売されているのを500mlにして、価格を安くしています。
モルトウイスキーをもっと色んな人に飲んで欲しいという商品で、
このシリーズは他に2種類あります。

一番無難そうなのを飲んでみたのですが、まぁ不味くも美味くもない感じ。
ちょっと期待し過ぎちゃったかな。個性がないのでハイボールには合いますね。

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タリスカー10年、スキャパ12年、SMWS 116.07

2006/08/06 (飲んだのは2006/06/16)

タリスカーはスカイ島にある蒸溜所です。アラン島よりかなり北にあります。
タリスカーは飲む前に白州蒸溜所のテイスティング講座で
鼻でウイスキーを見分ける、いわゆるノージングで凄い香りがして
好みじゃないだろうなあという印象が残っていました。

今回これの10年を飲んでみたのですがやはり凄い。(´Д`;
胡椒の爆発という評価があるんだけど、ズヴァリ。好みではなかったです。

スキャパはスコットランド最北のオークニー島にある蒸溜所。
最北の蒸溜所は同島のハイランドパークですが、そことは半マイルの差だそうで。
使う水自体非常にピートが強いそうですが、麦芽はピート焚きしてないとか。

飲んだのはこれの12年ですが、それでも飲むとピートは強いです。
でもこの味は好みですね。

SMWS 116.07、これも余市です。個性がない酒をSMWSが購入するわけが(多分)
ないんですが、やっぱり強い。ただ、加水するとガラっと変わります。
複雑な味でピーティーとかとは全く違うんですが、加水すると味の
構成が変わる感じですね。とても美味いです。で、1本購入しました。(^^;

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マッカラン12年、アランモルト

2006/08/05 (飲んだのは2006/05/11以降)

マッカランはあまりにも有名で特に書く必要もないかな。
熟成でシェリー樽を使うので有名みたいですが。
飲んでみたのですが、というと不味いみたいだな。(笑) 美味いんですが、
1瓶空ける前に飽きちゃうんですよ。アランと交互に飲んでいてもね。
瓶で買う程までは行かない感じでした。好みの問題でしょう。

アランモルト。前に飲んだのはアラン95でしたが、これは年代とかが
書かれていない普通のアラン。若いといっても美味ければ問題ないわけで。
とても美味いです。最近10年物が出たから、今の在庫がはけたら買うかな。

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ジュラ12年、SMWS 116.05

2006/08/04 (飲んだのは2006/04/C〜2006/05/Aのどこか)

ジュラもいわゆる島にある蒸溜所。アイラ島とジュラ島はお隣で非常に近い。
ただ、アイラ島には7つの蒸溜所があるのに対してジュラ島には1つだけ。
ちなみにジュラ10年の瓶にはジュラ島の絵が描かれています。かなり細長いようで。

この日飲んだのは12年でケイデンヘッド社が瓶詰めしたものです。
結構塩っぽいんですが、飲みやすくて食前酒向けですね。でも個性は強い。

SMWS 116.05。SMWSとはザ・スコッチ・モルト・ウィスキー・ソサエティの略称。
これのコードNo.116に当たる蒸溜所からの5番目の製品。

116は北海道余市にあるニッカ余市蒸溜所に割り当てられたコードです。
市販流通してないので飲んでみないとわからない。(笑)

116.05はあまりに樽の香りが強くてちょっと。(´Д`;

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エドラダワー10年、ブルイックラディ13年、ロングモーン1989 13年

2006/08/03 (エドラダワーのみ飲んだのが2006/02/26、他は2006/03/05以降)

エドラダワーは南ハイランドの内陸にあるスコットランド最小の蒸溜所として
有名。これの10年を飲んでみたのですが、変なクセがないので飲みやすい。
ちょっとスパイシーだけど、ピートがないので万人向けかも。

ブルイックラディはアイラモルトになります。ボウモア蒸溜所の対岸にあり、
一度閉鎖されたのですが2001年に再開されました。ここも色々な種類を出している
のですが、ここの特徴はアルコールの度数が高い事。44.2〜60.2の間に分布。
普通は樽から出して加水して40〜43度に調整して出荷するのですが、ここは高い。(^^;

飲んだ13年は57.9度。これで不味かったり、好みに合わなければ悲惨なんだけど、
最後の一滴まで飲んだから美味いし飽きない。スパイシーだけど、ライト。
飲みやすいんですねえ。どうりで食前酒向きなわけだ。

ロングモーンはスペイ川流域にあり、知名度が低いわりには愛好家に好まれる
蒸溜所だそうで。(笑) 飲んだのはこれの13年(1989)で、シグナトリー社が
瓶詰めしたものです。麦芽っぽいとか複雑な味わいらしいんですが、
どーも好みではない。今思えば加水すれば違った味が出てきたかも。
この1本は空けるのが辛かった。

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スプリングバンク11年、グレンリベット12年、アラン95、ロッホドウ

2006/08/01 (飲んだのは2006/01/22)

スプリングバンクはキングスバリー社がボトリングした11年物。
キンタイア半島にあるキャンベルタウンという代表的な街からすぐの場所に
位置する蒸溜所。めっちゃ香り強い。飲んで鼻に抜ける感じは悪くないけど。
この個性は好みじゃない。

スプリングバンクといっても色々な種類を出しているので飲み比べてみると
また評価も違ってきそうで。

グレンリベット12年、オフィシャル。スコットランドでも中部を流れる
スペイ川流域にある蒸溜所。半数以上の蒸溜所がこの流域にあります。

麦とハチミツのような感じという評価があるのですが、これを飲んだ時は
さっぱりわからなかった。(笑) けど、シングルとしては飲みやすいのを覚えています。

アラン95、アラン島に1995年操業開始した蒸溜所の最初のボトリング。
このパブ向けにボトリングしてくれた中の1本だそうです。
アランも色々な種類があるのですが、島なのにピートが強くなく飲みやすかったです。

アイラモルトと言われる島で操業している蒸溜所のモルトは仕込みに使う水が
泥炭層を通るので、独特の香りがするらしいです。アラン95はそれがない。

ロッホドウ(黒)、どこの蒸溜所なんだろ。(笑) 調べてもわかりませんでした。(^^;
樽の黒が色に出ている、真っ黒。色はともかくとしても樽の香りがとても
強くて好みではないです。
(2006/10/11 ロッホドウはロッホデューともいいスペイサイドのグレンロッシー蒸溜所
にて製造されていました。)

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ポートエレン16年、ラフィログ14年、ボウモア9年

2006/07/28

ポートエレンは既に操業していない蒸溜所なので、買うとなると高いのです。
アイラ島南海岸にあり、1980年代に閉鎖されたようです。
香りは個性的ではなく、飲むと甘めでアイラモルトの特徴である
ピートはあまり強くないようです。美味しいのですが、瓶買いまでは至らず。

ラフィログもアイラ島南海岸で、ポートエレンの目と鼻の先にあります。
薬品臭さがあるという評価がありますがそれは感じず、塩っけともちょっと
違う独特の香りが飲んだ時に感じます。これが海草の味なんでしょうかね。
かなり個性があります。これも瓶では買わないなぁ。

ボウモア、これもアイラ島ですが、ポートエレンの北側で違う湾に面しています。
白州蒸溜所でノージングした時強烈な香りで好みじゃないと思っていたのですが、
色々と飲んでみたので、実際に飲んでみました。・・・いや胡椒っぽい。(´Д`;
いわゆるスパイシー爆発って感じで。熟成年数の短いのは食前酒に、長いのは
食後酒にという評価があるのですが、この9年を食後に出されるとたまらんわ。

この日は気がつくとアイラ島のばかり飲んでいましたね。

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