コントロール部

Visorとのインターフェース基板を作りました。 こちら こちらの写真を参考に組み立てました。裏表の違いが分かりにくい ので少し苦労しました。基板のハンダ面に接続用のコネクタ(J1)の 「ATG」の文字がくるようになります。

コネクタの向き

Visor本体との接続用のコネクタ(J1)のハンダ付けはピン間隔が 狭いので慎重に行いました。作業手順としては、 インターフェース基板キットの作成元のページの説明に従って セロテープで基板とコネクタを仮止めしてコネクタの両端の端子を 一本づつハンダ付けして位置が正しいことを一度ケースに入れて 確認した上で、他の端子をまとめてハンダ付けしました。

この手のピン間隔の狭いフラット端子のハンダ付けは一本一本ハンダ付け しようとしてもあまり上手くいきません。基板を少し傾けて端子列にそって 溶けたハンダを流すようなつもりで上から下へハンダごてを動かしながら 多めのハンダでハンダ付けします。こうするとハンダの表面張力でハンダごて にハンダがまとまってついてくるので、端子側によけいなハンダが残りません。 ただこの作業を完全に行うのはかなりテクニックがいるので、たいていは ハンダが一部の端子に残ります。最後に残ったハンダをハンダ吸い取り線で 吸い取ります。

ハンダ付けが終わったらショートがないかテスターでテストします。 テスターのテストでショートしているところが見つかったので、 ルーペで端子の部分を丹念に調べるとやはり半田ブリッジありました。 しかもテスターでのテストで見のがしたものもあって、やっぱり テストは入念に行う必要があります。ハンダ付けをしたのは夜でしたが ルーペでの観察は昼間の明るい時に行いました。ハンダごてでブリッジを 取り除き無事完成となりました。

インターフェース基板ができあがって、次は動作テストをしなくては いけません、そのためにはVisorにテストプログラムを入れる 必要があります。Palm OS用のCodeWarrior は購入したけど、まだ インストールもしていない。まずこちらのソフトの勉強から始めないと いけないな。まだまだ道は長い。

Visor本体につけてみました。

次にインターフェース基板に外付け回路と接続するためのコネクタを取り付けます。コネクタ自体は単純に半田付けするだけですが、写真を見てもらうと分かるようにコネクタの為の窓がありません。そこでインターフェース基板のケースに窓をあけなくてはいけません。ドリルで穴を開けて糸ノコで切る方法もあります。私は、窓の辺にそってドリルで穴を列になるように開けて、その後に穴同士をカッターやニッパでつないで窓を開けました。その後ヤスリとカッターで窓の形を整えます。この方法はアルミケースなどに大きな窓を開けるときに使うオーソドックスな方法です。

ケースに窓を開けたところ
コネクタを付けたインターフェース基板
ケースに入れたところ
コネクタ付でVisor本体につけると


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