ストイコビッチ引退試合
2001年10月6日(土)
愛知県豊田市の豊田スタディアムで
名古屋グランパスエイトのストイコビッチ選手の
引退試合が行われました。
対戦相手は,かつて所属したユーゴスラビアの
ベオグラードレッドスターで,
ストイコビッチ選手は,前半レッドスターの選手として,
後半はグランパスエイトの選手として
最後の勇姿を見せてくれました。


スタディアムは,42000人のピクシーファンで
埋め尽くされました。
私も,Pixy Ole! Pixy Ole!の
大合唱の中にいました。

私が最初にスタディアムでPixyを見たのは,
1994年9月17日,長良川競技場の
ジェフ市原戦です。
伝説となった,雨中でのリフティングの試合です。
ストイコビッチが水浸しの芝生で
平泳ぎのまねをしていた姿が今でも目に浮かびます。

この日の大雨で,帰りの名鉄は運転中止になり,
家にたどり着いたのが夜中の1時過ぎになりました。
当時小学校2年生の長男を連れていたので,
家族にも心配をかけました。
前半レッドスターの選手として出場した
Pixyは,
3回左からのコーナーキックを見せてくれました。
自由席のチケットしか手に入らなかったので,
豆粒のようにしか見えませんでしたが,
幸い左コーナー側だったので,
何とかデジカメで写すことができました。
ホーム側に座ってよかったです。

ただ,ビデオがこわれていて
UPができなかったのが残念です。
後半は,グランパスの10番として
華麗なプレーを見せてくれました。
ヒールパスやドリブル突破など一つ一つの
プレーに,スタジアムはオオッ,という
感嘆の声に包まれました。
特に,ウエズレーへのラストパスで
見事にアシストを決め,有終の美を
飾ることができました。

ゴールキーパーの楢崎は,日本代表戦には
行かなかったけれど,
前半Pixyの強烈なシュートをファインセーブし,
よい思い出をつくることができた
のではないでしょうか。
試合はグランパスが6−0で勝ちました。
でもそんなことよりも,
みんなストイコビッチに会いに来たのです。

試合後,Pixyはピッチを一周し,
サポーターにあいさつしました。
いつまでもPixyコールが鳴りやみませんでした。

ストイコビッチは,Jリーグの宝として
私たちの心に残っていくことでしょう。
萩さんのホームページ ☆What’s Hagisan
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