本宮山登山記 平成11年1月3日撮影   

本宮山ふるさと自然ウォーキングセンター

お正月の恒例行事は,本宮山を徒歩で登って
山頂付近の砥鹿神社奥宮へ参拝すること。
麓の宝飯郡一宮町のウォーキングセンターに
自動車をおき,いざ出発。



登山口へ向かう道

この道のつきあたりが,登山口。
正月の本宮山登山は,4年連続。
登山口には鳥居があり,
傍らには一丁目という石柱が。
この石柱には嘉永2年とあり,
奥宮の五十丁目まで続いている。
この石柱は,登山する人の目印だ。
標高104m。

十九丁目付近の眺め

3年前に登ったときは,
こんな景色は見えなかったが,
2年前に来たときには,
杉が伐採されて大変見晴らしが良くなっていた。
その後には檜が植林されているのだが,
あまり大きくなっていないような気がする。
ここは,岡崎営林署の国有林。

馬背岩

二十三丁目(標高309m)付近で,
一度林道にでる。
ここで一服し,すぐに登山道へ戻る。
しばらく登ると二十六〜二十七丁目付近に
馬背岩がある。
この上には,梯子岩,日月岩,蛙岩など
様々な名前を付けられた岩が露出している。
二十八丁目付近には馬背岩の展望台がある。

二番目の鳥居・林道


三十七丁目(標高500m)のところに
二番目の鳥居がある。ここで一服。
右の谷の向こうに天狗岩が見えるはず。
しばらく登ると,また先ほどの林道に出る。
標高560m。
林道から登山道に戻りしばにく登ると,
三十九丁目付近に山姥の足跡がある。
山姥の足跡を踏んでいくと足が軽くなり,
踏み忘れると足が軽くなると言うことだ。
馬背岩から山姥の足跡まで,0.7km。

三番目の鳥居

三番目の鳥居は,標高720m。
このあたりがとてもきつい。
地面には,
年末に降った雪がみられるようになった。
しばらくいくと,四番目の鳥居があり,
四十九丁目付近に
荒羽々気(あらはばき)神社がある。
この神社には,
東海唯一健歩健脚の守護神とあった。

砥鹿神社(とがじんじゃ)奥宮

石段の下に五十丁目の石柱がある。
山姥の足跡から0.6km。
登山口から,長男が1時間10分。
二男が1時間13分。
私が1時間20分。家内が1時間30分。
自分のペースで登った方が疲れないので,
別々に登った。
全員,昨年より20分も早く到着。やったね。
奥宮は,結構込んでいた。
自動車で登ってくる人もいるからだ。
少し,下った広場で昼食。

本宮山山頂789m

本宮山山頂には,テレビ中継所がある。
名古屋のテレビ塔から発信される電波を
ここで中継し,
東三河地方に送っている。UHF局である。
山頂からは,西は三河湾,
南は太平洋,東は浜名湖を望むことができる。

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