表紙 裏表紙 07年12/29冬コミ発行
■「甦り〜約2名の指針〜」■

 B5 オフ 特殊紙フルカラー P52 

幻想水滸伝5・ゲオルグ×王子 
シリアス長編
 16禁
  

本文カット1
↑本文カット1
思春期のオトコノコ≠ヘ色々大変?(笑)
少年ゲオの「あらぬ場面」に遭遇してしまった王子は、
貞操の危機に・・・。


本文カット2
↑本文カット2
どんどんゲオルグに似てくる彼=B
どうすれば、この感情を抑えられる?
どうすれば、平静でいられる?
考えるのは、毎日そんなことばかり。


(ゲオルグの腹筋を描くのが楽しくて…ッ(爆))

★内容紹介★

少年の姿のまま、不死の身体で
500年の時を生き続ける王子と、
『生まれ変わり』として、少年の姿で王子の前に現れる
ゲオルグのお話。
少年ゲオルグがやがて成長していく、
『ゲオルグ成長記』でもあります(笑)

チビゲオルグ×少年王子、青年ゲオルグ×少年王子の
2種類(?)のカップリングをお楽しみ頂けます(笑)
(ちょっとですが、41歳ゲオ×少年王子も有り(!))

ストーリーの核になるのは、『ゲオルグの記憶』。
前世で死の間際、ゲオルグが
レックナートと交わした「契約」とその「対価」とは…?

異色設定な話をシリアス長編漫画でお送りする
意欲(?)作。(多分…)
女王騎士姿のゲオルグも登場!
適度なエロも有りv

一応、タイトルに「指」と「約」が入った
“「指」シリーズ”ですが、
話の流れ的には、前作との関連性は全くありません。
本文カット3
↑本文カット3
彼≠ヘ、王子のワガママを知っている。
その傲慢な願いも。
だからあえて、その残酷さを突きつけるのだ。
自らも傲慢に願うことで。
・・・2人はいつまで経っても、平行線のまま・・・。



本文カット4 ←本文カット4
その感情は、
驚愕か歓喜か。
はたまた失望か・・・。
王子の
「何とも言い難い顔」
を描きたかった
ワンシーン。


















●STORY●

――――ねぇ、ゲオルグ。
貰った指輪は、もう風化が始まっている。
磨いても、磨いても。
これが紋章を使って人を殺めたことへの罰ならば、
僕は甘んじて受けよう――――

不死の身体で500年の時を生き続けながら、
ゲオルグ・プライムの墓標に、
毎日花とチーズケーキを手向ける王子。
王子の存在を知った赤月の権力者が、
しきりに使者を送り込んでくるが、
追い払う日々を送っている。

そんなある日、ゲオルグそっくりの「少年」と出逢い、
「好きに呼べ」と言われて混乱する王子。
(“コレ”は、あの人じゃない・・・。)
事あるごとによぎるゲオルグの面影に苦しみながら、
けれども喜びも感じてしまう…。
(一緒にいるだけなら、許される・・・?)
決して身体は許さないと決めたものの、
思春期の少年を相手にする日々は大変で…?

やがて10数年が過ぎ、「あの頃」のゲオルグと
寸分違わぬ姿に成長した“彼”を前にして、
耐えきれなくなった王子は感情を爆発させる。
「もう僕の前から消えて」
―これ以上、僕の大切な「あの人」の姿を奪らないで―

奇しくもその夜は、“彼”の29歳の誕生日。
そのとき、ひとつの「奇跡」が起こる・・・。

―――それは、傲慢な恋の願い。