「タモリ倶楽部」の脱力BGM 


 

はじめに

毎週金曜日にテレビ朝日系で深夜に放映される「タモリ倶楽部」が好きで、もう何年もずっと見ている。といってもこのテレビ番組は、タモリが趣味でやっているようなもので、彼が登場する他の番組のような娯楽性は期待出来ない。内容の大半はたいていクイズで、あんまりおもしろくないことが多く、私にしても、「空耳アワー」のコーナー以外はテレビをつけっぱなしで流しておいて、別のことをしている場合がほとんどだ。「空耳アワー」が好きでこの番組をずっと見ている、というひとも、ときおりいるし、この番組の中では人気コーナーなのだろう、一度は消滅したものの、すぐに復活して現在にいたっている。ネットでも、ちょっと探せば、このコーナーにかんする話題は容易にみつけられる。だから「空耳アワー」の内容について、ここで詳しく書くつもりはない。

ただ、タモリ倶楽部を見るにあたって、この「空耳アワー」以外にも注意して見ている、いや聞いている部分がある。「タモリ倶楽部」のオープニングはたいてい決まっていて、お尻の踊るタイトル画面の後、タモリが出て口上を述べ、ゲストが現れる・・・といったオープニングの中で、今夜のテーマが語られた後、CMに入る。

いつも私が気にしているのは、その前、つまりCMの直前に、スポンサーの紹介がされている画面で背景に流れるBGMだ。これがいつも、その日の内容と絡んだベタベタのしゃれになっているのだった。ただ、ベタベタすぎて、何だか一瞬、分からなくなって、考え込んでしまったりする。その後、ああ、そういう意味か、とわかったとたん、脱力感に襲われる。

ああ、しょうもない、という思いでいっぱいになる。

でもこの瞬間が好きでこの番組をみているわけで、ある意味、イントロとしてはよくできているんじゃないかな。 まあ、こんなことを色々いっても番組を見たことのない人には分かりにくいと思うので、例をあげよう。たとえば99年5月7日放映のラーメン特集の時のBGMは賛美歌。

これが「ラーメン」と「アーメン」をかけたしゃれだと分かったときの印象は、多分みんな同じだろう。ああ、しょうもない、と、きっとみんなが思うだろう。

でも私はこれが好きなんだ。このBGMを選曲しているひとはいったい誰なんだろうな、ちょっと知りたい気もする。くだらないけど、けっこう苦労が多いんじゃないだろうか。

それも、たぶんほとんどの人が、気づきもしないはずで、そう考えると、正当に苦労が報われていないんじゃないかとも思う。 そこで、99年5月放映分から、ここでそのBGMの記録を書いてみようと思った。脱力のBGM記録、とでもいうべきかな。

ただ、しばらく続けているうちに、このしゃれを探す作業は、こっちの音楽的知識をも、鋭く問われることだと分かってきた。せっかくすごいしゃれになっていても、聴き手がその曲を知らない限り、何の意味もないわけだ。だから私も、曲が分からない時は色々と手を尽くして調べるようになった。でも、それでも分からないことがある。そういう時は、とっても気になってしょうがない。だからといって、分かればどうなるのかというと、待っているのは脱力感なわけだが。ともあれ、下記に今までの番組のBGMを記す。たぶんネットでも、他ではあまり見られない記録だと思う。

残念なお知らせ
2001年4月放映分から、「タモリ倶楽部」は番組のフォーマットが少し変更になった。それは別に構わないし、内容は変更されていないのだが、「ショーツショーツ」のテーマソングが実写ではなくCGの尻の映像に変わって短縮されたのと同時に、その後すぐにCMとなり、脱力BGMが使われなくなってしまったのだ。
これでは、当ページの更新を続けることができない。

非常に残念なことで、いつかは元に戻してくれることを希望するが、とりあえずは様子を見ることにしようと思う。


2001/3/30

タモリと鶴太郎、ボクサーの畑山の三人で、ボクサーの適性を競う。BGMは明日のジョーの主題歌のイントロ。他にアリスの「チャンピオン」。ありきたりだが、今回はテーマソング「Shorts,Shorts」の挿入SEで脱力してしまい、何にも言う気が起こらない。SEは霧笛の音とおならの音。うーんと、説明するのも気力が抜けそうなのだが、つまり霧笛がボーと鳴って、くさいおならが・・・これ以上の説明は、とてもだめ。だるい。

3/23
ナビゲーター付ピアノで初心者に弾かせたピアノの曲を、その音だけで当てるという「初心者ピアニスト 曲当てクイズ」。BGMはピアノの曲。タイトルは分からない。しゃれにはなっていない恐れがかなりある。番組自体は面白かった。

3/16
大江戸線で、「地下鉄と徒歩 どっちが速い!?」。BGMはトトロのテーマソング。「歩こう、歩こう、私は元気」とかいうやつ。他にベンチャーズの「Walk,Don't Run」と「聖者の行進」。さらに、ドゥービー・ブラザーズの「Long Train Runnin’」のイントロ。

3/9

日本で一番多いスナックの名前は「あい」だそうで、その中で日本一の「あい」を決めようというスナック「あい」No1決定戦。以前見たような企画だなあ。BGMはGO-BANGSの「会いに来てI Need You」。ありがちでちょっと失望。

3/2
芸能人お悩み相談の第二弾として、芸人のマイカー購入の相談にのる、というもの。全編にビートルズの「ドライブ・マイ・カー」が流れていたものの、BGM部分では同じくビートルスの「アイ・ウォント・ユー」と安易。他に何かかかっているのかも知れないが、分からない。

2/23
安易に常用されるカタカナ言葉の本当の意味を調べてみよう、という「カタカナワールド」。曲はセミと琴の音色のSE。最初全然分からなかった。が、・・・セミはヒグラシで「カナカナカナ」と鳴く。あわせて「琴・カナ」これで「カタカナ」とかかっている様子。唖然。脱力。

2/16
銭湯で女湯に入れるか、痴漢にあったらどうなるか、などオカマの法律相談「カマチタレ!」。BGMは松田聖子の「SweetMemories」。タイトル紹介画面でかかってた曲が「我がよき友よ」(かまやつひろし)であったことを考えると、これも松田聖子の本名にかけているのだろう。

2/9
パリに留学中の加藤紀子から届いたビデオ通信を囲んで歓談。曲は「カントリーロード」。とても苦しいしゃれだと思う。

2/2
50代、40台の小学生時代と、10代の小学生時代、そして今の小学六年生を比較。曲は「あの時君は若かった」。しゃれ、に、なって、ないよ。それにしても、この曲はよく使われている。選曲者の趣味? いや、怠慢にすぎないと思う。うーん、今後は「自分ならこうする」という曲を提案してみようかな。意味はないが、もともとこの企画に意味はないのだし。
それにしても、ゲストの真鍋かをり、横浜国大の学生で、実家は金持ち、顔もそれなりでスタイルがいい。とくると、世の中は不公平にできているなあ、と思わされた。隣に座っていた同じ十代の「骨太」[(c)カートマン@southpark]の男と並ぶと、つくづくそう思えてならなかった。

1/19
SILVAの糠床を復活させるというもの。曲は不明。ただ、鉄人料理人の中村孝明が登場する時にかかった曲は米米クラブ。米=孝明。妻が思わず吹き出していた。

1/15
21世紀最初のタモリクラブは、優香のマネージャーの話。アイドルオタクで鉄道マニア、という変わった趣味の持ち主。曲は井上陽水「飾りじゃないのよ涙は」。詳細不明。
もしかして、涙とマニアをかけてる?

12/22
「さよなら20世紀スペシャル」で、90分の特別企画。一本目はうどんのつゆの色の分岐点を求めて新幹線を西にひたすら向かう、という企画。二本目は21世紀に残したい空耳。三本目はZebraのライブ。
CMの曲は、たぶんMAXじゃないかな。空耳のゲストで出ていた。意味は分からないが、安斉肇が、ゲストがMAXとクリス・ペプラーだったのを「クリスとマックスでクリスマス」ですね、などと言っていた。うどんつゆの話では、「守ってあげたい」の冒頭が流れたが、これは「You Don't have to worry」と「うどん」をかけている。時々「ソウルトレインのテーマ」がかかったのも、何か意味がありそう。
スペシャルだから、こっちも注意してみていたのだが、結果としては、CMのBGMについては期待外れだったかもしれない。番組そのものは楽しかった。

12/15
平成の12年間を振り返る「それぞれの平成」。曲は「ハイサイおじさん」。穏当なところだろう。スマップやじゃがたらの「Hey! Say!」でも面白かったとは思うけど。

12/1-8
タモリの芸能人お悩み相談。まずはヒロミの偏食をなおそうとする企画で、二週に渡って放映された。曲は12/1が「よせばいいのに」で、12/8が「ピクニック」だったか、とにかく「丘を越え行こうよ口笛吹きつつ」というやつ。どちらもまだ分からないのだが、多分脱力が凄いんだろうと推測。なぜって、この二日間の番組の料理が登場する時のBGMが、みんなすごい脱力ものだったから。「オクラ」で「オクラホマミキサー」とか。

11/24
「Gスポット発見50年 イッてるつもり!?」。関口宏の「知ってるつもり!?」のパロディ。曲は「ブルーシャトー」。GSをGスポットとかけている。久しぶりにすぐに分かり、すぐに脱力した。

11/17
「地図描き王決定戦」。甘味のおいしい店を車で巡っていって、その順路を記憶から地図に写す、というもの。曲はスマップの「ライオンハート」。地図だからス「マップ」。

11/10
「天下の回りもので芸能人の器をはかろう」。百数十万円を剥き身で持って町中を歩き、その際にどれだけ心拍数があがるか比較して、そのひとの器をはかる、という企画。曲は「西部警察」のテーマ。「回りもの」と「お巡りさん」。一週間かかってやっと分かっただけに、余計脱力した。

11/03
擬音・擬態語かるた大会。「ぎんぎん」とか「ぱりっ」とか、擬音・擬態語のかかれた札をかるたのように並べ、辞書の説明を読み上げてもらって、該当する札を取り合う、というもの。BGMは祇園祭のSE。

10/27
愛犬家の芸能人を集めて、「愛犬家対抗!賢犬王決定戦」。WackyRaces(チキチキマシン猛レース)で有名な犬のケンケンの笑い声とプレスリーの「HoundDog」がときどき使われていた。BGMは歌手不明。「やめて。愛してないのなら・・・」の歌詞。聞いたことはあるんだが、だれだろう。たぶん名前に「けん」が付くんだろうが。
追記・12月15日にメールをいただき、歌手が辺見マリ、曲が「経験」であることが分かった。「賢犬」で「けいけん」。一件落着。だが、ほっとしたというより、脱力感がまさるのはなぜだろう・・・。

10/20
田盛、太森など、実在する「タモリ」さんを集めて会合。曲は「ブルーシャトー」。「森と」の部分。しゃれとしてはちょっと弱いか。

10/13
家中にプラモデルの山を作っているという、その筋では有名な血祭氏のおたくを訪問して、それで作った企画。家中がプラモデルの山で、中に入ろうとするとその山が崩れて遭難してしまう、というシーンでCMに入り、流れたBGMは「宇宙少年ソラン」。さびの「ソラン、ソラン、ソラーン」が「遭難」と掛かっている。番組自体は面白かったのだがね。

10/06
足裏美人勝負。曲は不明。「She's a,She's a, She's a sexy girl」という歌詞で、この「She's a」が「しーあ」と聞こえるから、じゃないよなあ、やっぱり・・・。

9/29
プレステ2のプロレスソフトを使って、ジャンボ鶴田に藤波やサンダーライガー、猪木といった新日本の選手と戦わセてみる、という「ジャンボ鶴田炎の七番勝負」。曲はたぶんカーペンターズの「ジャンバラヤ」だと思う。

9/22
みんなで子供の頃の遊びを再現して、現代の子供に流行らせよう、という企画。つまんないものが多かったが「骨折ごっこ」は面白そうだった。曲は不明。歌詞が「遊び上手なやつにだまされ」なので、ここにかけているのだろう。

9/15
麻布十番祭りに出かけようとするタモリを若手芸人たちが「芸能人がこんな所に出てきたら大変なことになる」といって止める。代わりにバーチャルな祭りを体験してもらおうと工夫をこらす。BGMは「おれは田舎のプレスリー」。意味がよく分からない。なお、バーチャルな祭り体験のシーンで「視覚」は「子連れ狼」の主題歌(刺客、とかけている)、嗅覚で「ウルトラQ」のテーマ、触覚では「仮面ライダー」のテーマ(せまるショッカー、の部分)が使われていた。

9/08
杉作J太郎の企画。ドライブと料理を食べる。曲はビートルズの「ドライブマイカー」。運転中だったからのようだ。しゃれになっていない。

9/01
変な人軍人将棋。二チームに分かれ、それぞれの知り合いの変人をひとりずつ紹介しあい、どっちがより変人かを競う。曲はストーンズの「悲しみのアンジー」。「アンジー」というサビの部分と「変人」をかけている。ちょっと苦しい。

8/25
カロリー制限付きフードファイト。居酒屋「つぼ八」で、成人男子の一日当たりの必要カロリーである2000Kカロリーにできるだけ近付けて注文をする。オーバーしたら負け、というもの。曲は「ミスターロンリー」。「ロンリー」と「カロリー」をかけているらしい。後、「ルイジアナ」も別のシーンで使われていて、これは演奏する「キャロル」と「カロリー」をかけているのだろう。

8/11-18
二週間に渡り、恐い話。内容紹介もぞんざいになってしまうのは、こういう時は必ずつまらないSEが使用されていて、BGMがないからだ。もともと低予算が売りの番組だし、仕方ないとは思うのだがね。

8/05
k-1(かーわん)対決。蚊と人間との、密室での対決。刺される数と、殺した数を比較し、どっちが勝つか競うもの。曲は不明。全面に「カーズ」がフィーチャーされていたから、当然しゃれになる曲なんだろうとは思う。他のBGMとしては「ソウル・ドラキュラ」が使用されていた。

7/14
禿げの話で、曲はビートルズ。非常に残念なことに、曲名が分からない。自分もまだまだ教養が足りないなあ、と反省しきり。 サビの部分が「I got high」かな? ここが「はげ」に聞こえるようになっている。 ビートルズの曲が分からないのはちょっと恥ずかしいので、いずれ正確な情報に差し換える予定。

7/07
フェロモンレコード。色気のあるレコードをDJ形式でかけていく。BGMは、最初にかけた谷ナオミの曲。しゃれにはなっていない様子。

7/07
携帯電話の声だけで本人を当てるクイズ。曲はガッチャマンのテーマ。「誰だ、誰だ、誰だ」という、イントロ部分。女性達の紹介画面でかかった曲がレイ・チャールズの古い曲なのだが、曲名思い出せず(What I say?)。

6/30
男はなぜパンチラを見てしまうのか、という特集。曲はボリスの「みつめていたい」。番組はパンチラを見たがる度合いをレベル1から4に分け、被験者がどの程度助平なのかあてるクイズ仕立てになっていたが、そのレベルの内容紹介の画面でボレロも流れていた。ラヴェルの曲。ふう。

6/23
お宝AVベスト10。更新をさぼっている間に、録画したビデオがどこにいったか分からなくなってしまったので、BGMも思い出せず。発見次第、この項は更新します。ごめんなさい。

6/16
芸人の写真を通行人(なぜか女性ばかり)にみせて、「この中で一番××な顔(バカな顔、とか出世しなさそうな顔、とか)はどれですか?」と質問し、一番を競う。曲は「丘をこえて」。お顔越えてゆこうよ、という訳。例によってクイズ形式で、解答者が予想を出す時の曲は吉田拓郎の「祭りの後」の一節「もう恨むのはよそう」。この「よそう」が予想にかかっている。

6/9
日本語の正しい使い方教室。「気のおけない人」などといった、日常で誤解されている表現の本当の意味を当てさせて、正解を先生に聞いて勉強するといったもの。BGMはとてもなつかしい曲だが、タイトルと歌手名が思い出せない。「恋人試験」だったかな、もしかしたら松本ちえこかな、違うか。「零点なんかじゃ許さない、百点とるひと大嫌い。知っているのにわざと間違える65点の人が好き、好き、好き」ってやつ。この後半部分が流れていた。登場していた芸人が、言葉の意味を尋ねられて、実にふざけた意見を述べていたから、その内容からすると、この企画は「仕込み」だ、ということが言いたかったのかな。よく分からない。

6/2
大阪プロレス初の東京興行を記念して「マスクマン想像似顔絵大賞」。大阪プロレスのユニークなマスクマンの素顔を、マスクをしたままの状態で想像して似顔絵を描き、誰が似ているか競う、という企画。BGMの曲名は分からないが、たぶんMAXが歌っていると思う。MAX=マスクのしゃれ。

5/26
全員120kgの大運動会。松村邦宏の体重と同じハンデを背負った芸人が、松村と競う話。曲はハンナ・バーベラのアニメの曲で「スーパー3のテーマ」。懐かしい。「コイルはでぶっちょ、ぼよよんのよん」の部分かな。だとしたら、ネタとしてはありきたりだ。

5/19
レコードジャケットを使って色々なコントの場面を演じて遊ぶ、という「家で簡単にできる顔ジャケプレイ」。曲は「鉄人28号」の主題歌。顔ジャケだから、「ガオーッ!」。つまんないね。

5/12
「私の空振り本」大反省会。芸人たちが、自分の出版した(している)本を持ち寄り、どうして売れなかったのか、みんなで検討するというもの。曲は大事マンブラザーズバンド「それが大事」。反省といいながら宣伝をしているわけで、そこが歌い手の「大事マン(大自慢)」とかかっているのかも知れない。あと、ショパンの幻想即興曲がかかったが、これは出版だから、というわけらしい。

5/05
この記録を始めてちょうど一年目になる。こんなに続くとは思わなかったが、まずはよかった。で、内容は、最近タモリ倶楽部がだらけているので、日常の些細なできごともカウントダウンすれば盛り上がる、という主旨で行う「決定的瞬間カウントダウンセレモニー」。たとえばネオンが点灯する予定時刻にあわせてカウントダウンする、とか。まあ、それはいいのだが、BGMはまたもなし。手を抜いておるなあ。考えれば幾らでもあるだろうに、「大ちゃん数え歌」とか・・・。

4/28
松田純の悩みごとを解決するために、どの占い師に相談したらよいかを競う、占い師最強王座決定戦。曲はホテルカリフォリニアのギターリフに似た曲で、多分昔のGSの曲じゃないかと思う。曲名は不明

4/21
心霊写真を見て、霊が本当に言いたいことは何なのか当てる、という企画。曲は稲垣じゅんいち(字忘れた)の「ドラマチック・レイン」。説明の要なし、だね。でも久しぶりに分かりやすいネタだったので、なぜかちょっと安心した。

4/14
「倦怠期コンビ芸人仲良くなりまSHOW!!」。長い付き合いで、険悪な仲になっている芸人コンビを呼んで、それぞれの言い分をぶちまけてもらい、どちらの意見が正しいか、判定する、というもの。曲はタイトル不明。「友よ、君たちはいま朝を歩かなくなったね」などという歌詞で、声はどこかで聞いたことがあるので、もうちょっとしたら分かりそうな感じだが。

4/07
杉作J太郎に続く、タモリ倶楽部の文化系スターを発掘しよう、とかいう内容。曲はなし。妻の知り合いが出ていてびっくりした。Hさん、仕事は選んだ方が・・・(^^;

3/31
モーニング娘にあやかって、細野晴臣にヘルス嬢をプロデュースさせ、歌手としてデビューさせる、というもの。曲は「よせばいいのに」。しゃれになっていない(憤然)。もしかして、担当者が変わってしまったのかなあ。先週のBGMといい、ここしばらくは、以前からの流れとはちょっと違うものを感じるのだが・・・気のせいだろうか。

3/24
「芸能人がお世話になった芸能人大賞」。昔おかずにした芸能人のベストテンを選ぶ。曲は「あの時君は若かった」。この曲は、曲名しか分からないので、どこがしゃれになっているのかも不明。他にも井上順「お世話になりました」(これはそのものだが)、沖田浩之「E気持ち」がBGMに使われていた。

3/17
羽賀研二を迎えて「相席恋愛術」。喫茶店でたまたま相席になった女性と親しくなる方法を学ぶ、というもの。曲は残念ながら不明。女性のモノローグなのだが、たぶん「哀惜」とか、そういうタイトルの曲だと思われる。

3/10
ご当地ラーメンの食べ比べ。ストーリーじたてになっていたが、全然面白くない。BGMも、ただのSE。こういうのは、はっきり言って手抜きだと思う。残念だ。

3/03
「路上から魂のメッセージ/あなたの人生癒します」2。悩んでいるひとに、その場でメッセージを色紙に書いて渡す。よく分からないが相田みつをとか、326とか、ああいう輩の類い。BGMは河島英伍の「酒と泪と男と女」。うーん、ちょっと分からないが、何かありそうだ。もうここまで出掛かっているんだが。

2/25
「クイズ名曲殺し」2。9/17と同じく、洋楽を歌っている日本人の曲を聞かせて、誰が歌っているのか当てる、というもの。BGMは月光仮面のテーマ。「どこの誰だかしらないけれど」の部分。安易で、しゃれにもなっていないのが残念。

02/18
ポルノ小説を各地の方言で読むと、より官能性が増すのでは、とのことで、北海道や京都、名古屋出身の風俗嬢に、出身地の方言でポルノを朗読してもらう、という企画。曲はジョン・デンバーの「カントリー・ロード」を女性が歌っているもの。カントリー(田舎)の朗読(ロードく)というわけかな・・・。

02/11
ラブホテル経営を考えるという番組。BGMは演歌。イントロのみなので、曲名が分からないが、コーナーのタイトルバックには「ホテルカリフォルニア」や「リバーサイドホテル」が流れたから、その類いの題名の曲だと思う。
どうせならピーズの「ラブホ」でも使ってみせたらいいのになあ。

02/04
麻雀の強い美人姉妹の謎を探るべく、麻雀で勝負を挑み、勝ったらそのつど秘密をひとつずつ聞ける、というルールで対戦する企画。曲はあのねのねの「赤とんぼのうた」。残念ながら意味不明。ルール解説のテロップでは、例によって「夜明けのスキャット」が流れたので、あのねのねもたぶん、しょうもないしゃれになっているんだと思う。分かったら追記するが、分からないままの方がいいような気もしている・・・。

01/28
風俗に行くための予算20万円を賞金として、若手芸人のペアが色々な問題にこたえていく、というもの。曲は巨人の星。「思い込んだら試練の道を」の部分で、どうしてこれが使われているのか、二日考えたのだが分からない。残念。

01/21
タイやバングラデシュの食材を用意し、それを使って料理をしてもらい、本来のメニューとどれだけ違っているかを試す、というもの。曲は「ゲゲゲの鬼太郎。理由が分からないが、多分何かあるんだろう。料理が代わるたびに「第二の品」などとカットが入ったが、その際のBGMは馬の鳴き声「ひひーん」を「品」とかけているようだった。

01/14
第6回空耳アワード。空耳アワーの優秀作品を集めて年間の最優秀作を決定する。たまたま冒頭の尻ダンスのブレイクの曲が「ソーラン」と歌った後ジーと耳鳴りのような効果音が入ったのを確認できたので、CMのBGMも、まさかソーラン節だろうか、と予測したが、曲は中島みゆきの、ドラマ「家なき子」で使われた曲(曲名は、分かった時点で書く)。「空ときみとの間には」と歌うフレーズは、ま、いうまでもないだろう。

01/07
第一回日本AV女優大賞。曲は海援隊の「あんたが大将」。まあ、こういう時もある、ということだろう。いつもすごいのばかりでも、こっちがへとへとになってしまうしね。

12/17
今回はすごかった。番組自体はマスターベーションの際の想像力をかきたてるための色々な工夫について取り上げたもので、人肌にあたためた缶詰めのみかんをふたつつまんで肌に当てると、まるでキスされているような気分が味わえる、だの、ジェットコースターに載っている女性の顔をビデオで撮影しておいて、それを鑑賞する、とか、皮を剥いたみかんをまるごと頬張らせて歌を歌ってもらい、それを録音したものを聞く、などといった失笑を誘うものばかりで、内容的にはたいしたことないのだが。

まずCMの際の画面は色々な「おかず」で、BGMはフォーク・クルセーダーズの「青年は荒野をめざす」。メンバーに加藤和彦がいたからかな、と思ったが、後で歌詞を聞いた妻が教えてくれた。冒頭の「ひとりで行くんだ」だった。それから、番組途中でカーズ「ユー・マイト・シンク」がかかり、これは間違いなく「カーズ」を「おかず」にかけている。
これだけでも何だが、後で分かったものがもうひとつあった。やはり妻が教えてくれたのだが、冒頭のお尻が踊るシーンで、いつもお尻に手を伸ばされたところで「Shorts,shorts」の曲に、別の曲がかぶるようになっていて、その時の曲が今回はシューベルトの「ます」だったという。もしかしたら今までも、ここにもしゃれを仕込んでいたのかもしれない。気づかなかったし、この部分はビデオ録画もしていないので、確認のしようがないが。
いずれにしても、今回は脱力が三倍増というわけで、これを書いている翌日の午後になっても、まだ脱力感が続いている。すごい、というか、そこまでやるか、というべきか・・・。

12/10
低予算ながら大ヒットした映画「ブレア・ウイッチ・プロジェクト」の試写をみんなで見て、低予算でヒットするノウハウを勉強しよう、という企画。CMのBGMは、この映画のシーンを写しているだけで、何もなし。久しぶりの外れだが、それよりも前回に引き続き、予算がどうこういっているのがちょっと気になった。もしかして、本当に年内打ち切りになったりしてね。

12/3
予算が厳しくなってきた最近の「タモリ倶楽部」をなんとかしようと、関係者が持ち寄ってきた品物をフリーマーケットで売って、予算の足しにしようという「お宝フリーマーケット」。曲はジョン・レノンの「マザー」。全然分からず、しばらく考えてしまったが、それだけにわかった時の脱力が凄かった。要するに「マザー」を「バザー」にかけているらしい。

11/26
アーケードゲーム「ショベルカーで遊ぼう!!」の技術を、実物を操る現場のひとたち(ゲンバー)とゲーマーが競って対決する、という企画。曲は「野ばら」。作曲者のシューベルトにかけているようだ。

11/19
銀座の免税店で、外人の好む日本土産はどういうものか、ということでみやげもの対決。例によって、若手芸人が二組に分かれ、集めた外人たちの前にみやげものを見せ、どっちが支持されるかを競う。曲は「見上げてごらん夜の星を」。まあまあ、かな。

11/12
熟女ヘルスの話。曲は「花咲かじいさん」の一番、最後のサビの部分。「大判小判がざっくざっくざっくざく」。最初、分からなかったが、分かったとたんにがっくりきた。くだらねー。これほどなのは、久しぶり。他にも「ラブ・イズ・オーバー」が使われていたが、これは歌の「オーバー」、それに歌手のオーヤン・フィフィ(漢字忘れた)の「オーヤン」にかけているんだろうな(全部「おばん」)。ああ、しょうもない。

11/05
前回の続き。CMのBGMはイージーリスニングの曲で、題名は分からない。いずれにせよ、タイトルにかけているんだとは思う。

10/29
銚子で確保した秋刀魚を野田に取り寄せて、野田から醤油持参で川下り、日本橋で秋刀魚を食べよう、という企画。野田から延々と川下りをするという内容で、これで次週に続くそうだ。醤油の紹介をするシーンでライオネル・リッチー(だったと思うが)の「Say You,Say Me」がかかり、「うっ」と思ったのも束の間、CMのBGMのリズムに止めを刺された。タイトルは不明だが、曲調はあきらかにサンバ。つまり、・・・言うまでもないか。単体だとインパクトがないので、小技で絡めてきたようだ。合わせ技、一本、という感じか。

10/22
「最新日本語講座ギャル語1999」。ギャル語の勉強。「カリパク」「ケチャマヨ」「お前、マジ飛べ」などの言葉の意味の解説と実践。「ニシコー」の意味が「池袋西口公園」だそうだから、あの辺で遊んでいる女の子を連れてきたんだと思う。曲は森進一の「えりも岬」。「わけのわからないことで」の部分。彼女達の言葉がよく分からないから、この部分を使っているんだとしたら、ちょっと安易だなあ、と思う。

10/15
「タモリ対若手芸人グッとくるAV、炎の5番勝負」。タモリと5人の芸人がAVを持ち寄って、どちらが興奮するか競うというもの。曲のタイトルは不明だが、フレーズが「everybody love somebody...」ときていて、つまり「AV」とかかって・・・うー、説明するにもすでに脱力してしまって、もう何も言う気が起こらない。

10/8
雑貨屋で、もう廃れてしまった商品を取り上げて、何に使われていたのか当てるクイズ。さらにその商品のテレフォンショッピング風の解説。曲は不明。多分昔の刑事ドラマかなんかの曲だったと思うのだが、放映時には子供だったので、確信が持てない。推測だがタイトルとかけてしゃけにしているはずだから、「ザ・ガードマン」じゃないかな。「雑貨」とかけている・・・うーん、しょうもない。

10/1
「だるまプレイ」。ヘルスの女の子と「だるまさんが転んだ」をして、勝ったやつがめでたくプレイできる、というもの。曲は不明。女性コーラスグループで「I had a romance」などと歌っている。うーん、グループ名がかかっているのかなあ。まだ分からない。

9/24
「お尻ギャルコンテスト」。番組の冒頭とエンディングで曲に合わせて踊る「お尻ギャル」のコンテスト。曲はビートルズの「ゲットバック」。たぶん「けつバック」とかけている。ま、いいけどね。こっちもひねくれてきたせいか、こういうストレートなのが出ると、ちょっと不満に思ってしまう。

9/17
「クイズ名曲殺し」。洋楽に勝手に歌詞をつけて歌っている日本人の曲を聞かせて、誰が歌っているのか当てる、というもの。子門真人「スターウォーズのテーマ」は、もう一部では有名だし、「アローン・アゲイン」を「また一人」という題名にして歌った九重祐三子もなぜか聞いたことがあったが、アン・ルイスのベンチャーズはさすがにびっくりした。BGMは薬師丸ひろ子の「メインテーマ」。南佳孝も歌っていたから、カバーにはなっているけれど、なぜこの曲なのかはまだちょっと分からない。誰が歌っているのか分からないのを当てるから「愛って(相手)よくわからないけど」というサビの部分にかけているのかも知れない。でも、まさかねえ。

9/10
「業界人怒り王決定戦」。5寸釘バーに集まって、みんなが腹の立ったことを披露しあって、誰が一番怒っているか、競う。井筒監督を怒らせた生意気な女優は、ピーピー音で分からなかったが、誰なんだろう。BGMは「与作」。釘を「トントントーン」と打つわけだね。ちょっとつまらない。

9/3
「領収書の女」。女性の一週間の領収書を見て、どういうひとなのか当てる、というもの。BGMは6-70年代風ポップスで、曲名は分からないが、歌詞の中に「tracy」とあり、つまり領収書=レシート。それをひっくり返してトレーシー。・・・。

8/27
「快尻熟カマ」と銘打って、オカマの先輩が、若いオカマの相談に載る、という内容。BGMは「よせばいいのに」。「ばかね、ばかね」の部分を何かにかけているような気もするが、断言できない。ただ、他のシーンで使われている曲は「Don't Stop Me Now」(Queen)、「僕の歌は君の歌」(Elton John)であることから、曲の内容よりは、歌い手に関連させているような(以下自主規制)。 また、8/6にBGMとしてかかった同じ曲が、上記二曲同様、相談者の紹介画面でかかった。うーん、でもまだ分からない。気になる。

8/20
キャバクラ嬢に一番多い源氏名が「あい」であることから、各地のキャバクラから「あいちゃん」を呼び、色々と質問をして、誰が一番のあいちゃんか競わせる、という内容。BGMは演歌。不明だがたぶん「愛の・・・」という名前なのだろう。質問の際にかかっていたのはビートルズの「All You Need Is Love」。べたべた。

8/13
日本で食べられる各国の辛いもののうち、どれが一番なのかを競うK(辛いもの)-1トーナメント曲は分からないが、たぶん外れだろう。
歌詞を聞き取ったところ「だめよだめよじゃつまんない/食べてみましょうみせましょう」とあったので、この歌詞にかけているのだと思われる。あまり面白くないが、番組自体は最近でも面白い方だった。

8/06
往年の名レスラー、ビル・ロビンソンが引っ越してきた高円寺で、ビルを囲んで番組を作る、というもの。ビルの好きなビデオ等。ビルの紹介画面で流れたのがボブディランの「風に吹かれて」で、これは彼が現役の時に「人間風車」と呼ばれていたことにちなんでいる。
残念ながら、CMの時のBGMは分からない。ポップスで、聞き覚えのある曲なのだが。ただ、この曲が流れている時の背景は、風力発電所の風車だったから、たぶん曲もそれにかけているんだとは思う。

7/30
カリスマ美容師というのが流行っているが、カリスマヘルス嬢というのはどういうひとなのか、ということで、新宿と横浜の有名ヘルス嬢を対決させる、という内容。曲はビートルズの「HELP!」。いうまでもないが、「ヘルス」とかけているわけだね。歌も「Help! I need somebody」の部分が、なかなか含蓄が深くていいと思う。久しぶりのしゃれなのでうれしいが、この脱力感は何なのだろうか・・・。

7/23
テレビ朝日の局内で、銃の打ち合いをして、芸人が勝ったら宣伝できる、という企画。何とBGMなし。ここんところ、失望ばかりさせられているなあ。このままでは、このページの存在意義そのものが薄れてしまう。

7/16
ゴルフのため番組自体なし。がっかり。

7/09
先週に引き続き、怪談を聞かせる企画。曲はホラー映画のような効果音楽。またもや、はずれ。残念。

7/02
タモリのマネージャーなど、こわがりを集めて怪談を聞かせる、という話。曲はお経のような音楽。そのままでしゃれになっていない。もしかしたら、タイトルなどで何か関連があるのかもしれないが、その可能性は薄そうだし、こっち方面は詳しくないので調べられない。まあ、はずれの回だろう。残念。

6/25
Hな本を並べた控え室に芸人を呼んでおいて、その様子を隠しカメラで見つつ、いったいどの雑誌を読むのかみんなで当てる、という「H本の誘惑」クイズ。曲は分からない。聞いたことのない曲だが、アメリカンフォークっぽいので、探して調べてみようと思っている(御存じの方がいたらぜひ教えて下さい)。ちなみに、他にも二曲使われていて、ホール&オーツの曲とケイト・ブッシュの「嵐が丘」。ケイト・"ブッシュ""ホール"&オーツも、H雑誌を紹介する画面でかかっていたから、言いたいことは大体わかる・・・。

6/18
風俗の店の名前を当てるクイズ。曲はAmericaの"Horse with No Name"だが、最初しゃれになっているのか、よく分からず、とても気になった。まさか、Horseのところをファッションヘルスの「ヘルス」と置き換えて、「名前のないヘルス」ってんじゃないだろうな・・・などと思っていたところ、後になって謎が解けた。
Americaというグループは、ワーナーに在籍していた時、アルバムタイトル曲名の頭文字を、意識して全部「H」にしていたそうだ。だから、こういう企画の番組になった場合、下手すると毎回Americaが使われる可能性もあるな。しかし、このレベルになると、曲を聞いたぐらいでは分からない。よほどファンでもない限り、無理だ。

6/11
女子プロレスラーバトルロイヤルウエディング。井上京子、アジャ・コングら4人のレスラーを八芳園に集め、だれが一番花嫁に近いか競う。曲は"ウエディング・ベル"。はずれというか、しゃれにはなっていない。がっかり。CMの間の歌詞は「からかわないでよ、ウエディングベル」の部分。

6/04
マイクや貝細工、しおり等といった、マニアックな品物のコレクターを集めて対決させる、という番組で、曲は森川由加里の"Show Me"。「趣味」とかけ、さらに自慢の品物を見せあいっこする、という主旨にもかけているらしい。

5/28
mtf(体は男性でこころは女性)とftm(体は女性でこころは男性)のカップルの話で、曲は"come on a my house"。番組の途中でさらに"come together"のイントロ

5/21
野球選手の投球やバッティングのフォームをまねて、それを当てるというクイズ仕立てになっており、BGMは"money"(あまりにべたべただからか、イントロのみ)

5/14
指ボーの特集。"You'd be so nice to come home"(ちなみに番組内のクイズの優勝者の商品が"UB40"のCD)

5/7
ラーメン特集。流れたのは賛美歌

書いていて、それだけで力が抜けていくようだ。そして、今週も脱力は続くのだった・・・

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