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02年2月 


 

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2月2日日記目次

2月2日会社でLANトラブル

金曜日の夕方、もうそろそろ帰ろうかという時間になって、会社のパソコンでトラブルが発生した。
ある端末で、LANの設定がおかしくなり、サーバのNTに接続できなくなってしまったのだ。
原因は、直前にインストールしたソフト。ZoneAlarmという、セキュリティソフトだった。
今日は変なメールがいくつか届いたり、突然「検索」ウインドウが開いたりなど、ちょっと挙動が変だったので、もしかして、ハッキングされているかと疑って、検証のために入れてみたソフトだった。だが、そのアンインストールがうまくいかず、端末が突然スタンドアローンになってしまったというわけ。

これだけならたいした問題ではない。というか、時間をかけて検証して、どうしてもだめならSEにきてもらえばいいだけのことだった。けれど、あいにくこの端末は、土曜日の業務で使用することになっており、それもLANに接続していないと、商品の発注が出来ない。まことにまずい状況だった。
そこで出入りのソフト会社に電話してもらったのだが、金曜の夕方ということで、全員出払っている。
最初のあせり。
別の端末を使ってネットに接続し、いつもお世話になっているウインドウズのトラブルをまとめたページにアクセスし、その手の情報をまとめたページをダウンロードして、印刷した。そのガイダンスに基づいて色々と試してみたのだか、やはりLANに入れない。
仕方がないので、本部の事務所に内線を入れて、たまたま残っていたシステム担当者に事情を説明した。まずping打ちを指示された。さっきやったことだけど、ここはもう、藁にもすがる気持ちで、素直に従ったが、やはり、だめ。次にLANケーブルの調査。やはり関係ないようだ。
「こうなると、LANボードがいかれてるのかもしれませんね」。
ということで、彼がこっちに来て、色々と調べてくれることになった。じゃ、お願いします、と内線電話を切って、もしかしたらと、別の手を試してみた。

LANがつながった。

あわてて再度内線をかけ、担当者に事情を説明した。
「なおりました」
「あっ、それはよかったです。で、どうしたんですか?」
「いや、いじってなかった設定を少し元に戻してみたんです」
「ああ、そうですか」
これで一件落着。一時はどうなることかとあせったが、よかったよかった。

その「別の手」というのは、ZoneAlarmの再インストールと、再アンインストールだった。 アンインストールがうまくいかなかった結果、よく分からない部分にその設定が残ってしまって、それでLANの接続を妨害していたようだ。たぶんこれも、ケーブルの抜き差し確認などと並んで、最初に試みるべき対処法だろう。初歩的な見落としで恥ずかしいが、今後のために、ここにこうして記しておこうと思う。
まったく、コマンドでmsconfigからスタートアップ項目をいじったり、バッチファイルを調べたりと、あれこれ原因を調査していたのがばかばかしいくらいだ。もっとも、本当にウインドウズの仕組みについて分かっていたら、こういう方法でも原因を突き止めることはできただろう。だいいち、症状が解消したとはいえ、具体的にどのファイルのどういう設定がおかしくなっていたのかは、今でも分からないのだから。まあいいや、素人は素人らしく、これを教訓として今後に生かそう。

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