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01年11月 


 

目次

11月17日11月8日11月7日11月6日日記目次


11月17日LC5をしばらく使ってみた

あれからさらに数日間、このデジカメでたくさん写真を撮っていった。
そうしているうちに、このLUMIXのくせ、が分かってきた。

まず、やはり暗いところでの撮影は苦手。
パソコンに移して、モニタとか、ウェブで楽しんでいる分にはそこそこきれいだし、かなりきれいな画像も(それなりの努力をすれば)撮れる。
けれど、実際に紙の上に印刷してみると、モニタで見る画質とかけ離れていることが時々あり、愕然とする。
特に赤が強調されすぎるような印象がある。キヤノンのカラーレーザプリンタで印刷しても、エプソンのインクジェットプリンタで印刷しても、これは変わらなかった。
原因はよくわからない。たぶん補正はできるんだろうが、まだPhotoshopにしても、そこまでのスキルが私にはないみたい。勉強中。

ただ、自分がどの程度の画質を望んでいるのかといえば、このLUMIXは十分満足できる性能であることには違いない。彩度が強めではあるものの、マニュアル撮影でちゃんと設定すれば、モニタで見る限りは全然問題のないレベルだ。買った当初からケチがついてしまったのは残念だけど、当分はこのLUMIXで遊べると思う。


11月08日引き続きライカのデジカメLC5

翌日、会社に持ってきて、カタログ用の商品サンプルや
近くの風景とか、社内の様子なんかも撮影した。
昼間に撮影する場合、全体的に暗い画像になってしまうような気がする。

光量の多いところでは鮮やかに写るのだが、ちょっと影になっていたりすると、オートではやや 暗めになる様子。
(言い忘れていたが、この時点でもまだ、マニュアルの撮影は試していない。)
もっともこれも、後でPhotoshopで補正できた。

いくつか写真を撮った後、ウインドウズパソコンに接続してみた。
機種はFMVの00年秋モデル。ドライバやソフトをインストールして、USBで接続。
専用VIEWERでサムネイル表示される画像をハードディスクに一枚一枚コピーするのがちょっと手間。
いい方法が他にもあるんだろうなあ、と思っていたが、案の定、後でマック同様にドラッグして コピーできることが分かった。
ただ、マウントしてから作業が終わって、いざ終了という段になると、WindowsMeの場合はタスクトレイから接続を切る必要があるし、Windows98の場合、カメラの動作を確認 してから、ケーブルをはずし、その後にデジカメの電源を落とす、という作業が必要になるため、マックの場合に比べると、やはりうっとおしい。

で、その写真をカラーレーザープリンタで出力してみたところ、画質がかなりいいのに感心した。
それも、普通の写真なみの画質で、A4サイズの紙に出力できるのだ。

いや、今まで使っていた150万画素のデジカメと比較することじたい間違っているのだが、そのデジカメで取った画像は、画面でみる限りきれいだったものの、どう補正しても、またカラーレーザーだろうがインクジェットプリンタだろうが、どうしても黄色がかった画像になってしまっていて、辟易したものだった。

が、今回、このLUMIXには、そういうことが全然なかった。
もともと以前のデジカメに問題があったのかも知れない。
というか、たぶんそうなのかも知れないが、この落差にはとても驚いた。
それに、印刷された写真も、ちょっと補正したら、すぐカタログやチラシに使えそうなクオリティ。これなら仕事にも利用できるなあ、と思った。

このデジカメの画像については、ネットではまだ不満の声が大きい。
そういった声の多くはユーザではなく、公式サンプルやユーザが善意でネットにアップロードした画像を見た、第三者からのもので、実際に使っているひとからの不満は、まだそれほど たくさんは聞こえない(出たばかりなのだから、当然だけど)。

とはいえ、G2とか、400万画素クラスの他機種に比べると、どうも本当に画質がよくないらしい。
2ちゃんねるとか、価格コムの掲示板で意見を聞いたり、アップロード板にユーザが善意で掲示しているサンプル画像を見ている限り、どうしてもそういう結論になってしまう。
私も数点の画像をアップロードして、誰でもみられるようにしたところ、かなり酷評されてめげた。
何の知識もないまま撮ったのだから、問題点があるのはむしろ当然なのだけど、そういう手間をかけなくても、きれいに撮れるデジカメもあるらしく、そこもまた、LUMIXの至らない点なのだ、と誰かに言われたら、やはり反論できなくなる。

でもまあ、せっかく久しぶりに買ったデジカメでもあるし、その良い点をうまく引き出せるように、撮影の方法なども勉強してみようと思っている。幸い、ネットでは画質にこだわるひとたちが多数いて、色々なデジカメ撮影のテクニックを披露してくれている。こういうのを参考にして設定していけば、多少なりともきれいな画像が撮影できるようになるかもしれない。ネガティブに考えてもしょうがないのだから。


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11月07日ライカのデジカメLC5、届く

出荷日の翌日、無事に商品が到着した。延期の情報は、F7という別のデジカメのことだった様子。

帰宅後、楽しみにしていた日本対イタリアのサッカーの試合
(それにしても日本の乱暴なプレーが多いのは気になった。柳沢はさすがだったけど)を見ながら、あわただしく箱から取り出してセットアップ。
一緒に頼んでおいた64MBのSDメモリカードをパッケージから取り出した。
SDカードは初めて見たが、本当に切手のサイズなのだな。
小さいのはありがたいが、値段がもう少し安くなるといいんだけれど。

まずは充電しようと思って、バッテリを本体に入れて、コンセントをつないだ。
これが思いのほか時間がかかってしまった。
たぶん二時間ぐらい。
ちょっとこれは面倒だな、と思った。

さて、かんじんの画像だけれど、取説によると、一ファイルあたり2240x1680が最大の記録画素数になるらしい。
この画素数で、クオリティが「スタンダード」というのが初期の設定状態だった。
クオリティを一段上の「ファイン」にすると、SDメモリの消費が段違いになるので、特別な場合以外はこのままで使おうと思った。

もう夜もふけていたので外での撮影は明日にして、家の中にある小物を中心に撮影していった。

十枚ぐらい撮ったところで、マックの初代iBookに接続してみた。
マックの場合、カメラをいきなりiBookに接続するだけでデジカメが「名称未設定」フォルダとしてマウントされる。
ここから画像ファイルの入ったフォルダをドラッグしてくれば いいわけだ。
ドライバを特に入れる必要がない、というのはウインドウズに比べて大きなメリットだと思う。

iBookの画面で見る限り、撮影した画像は、どれも、とてもきれいだった。
下記ファイルはふたつともAFのスタンダードモードで撮影した。


ヌイグルミの色
(リンク先はオリジナル画像。サイズ800Kぐらい)が実物より少し薄めの色合いになっていたのがちょっと気になった。
まあPhotoshopで補正すればいいだろう。

また、妻が作成中の

ドールハウス
も撮影してみたが、これもなかなかよく写っていると思った。

一方、人物の撮影については不満があった。黒い髪の毛は、黒一色につぶれてしまってたりする。 これは残念。マニュアルで設定できるのだろうか。まだよく分からない。明日以降、もっと色々な画像を撮影して、また感想を書こうと思う。


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11月06日ライカのデジカメその後

パナソニックのLUMIX、モニタに当選したのはいいけれど、画質が最低らしい、という話がここのところネットで目立っている。その原因は、雑誌「Mono Magazine」での同機の記事 がネットにアップされ、その中にあったサンプル画像があまりにひどかったためだ。
おかげで2チャンネルに

礼拝堂伝説(http://ton.2ch.net/test/read.cgi/dcamera/1004715371/501-600)

こんなスレッドまで立ってしまった。
画質がどうこういうレベルではなく、色ずれやら縞模様がみられる礼拝堂の写真は、確かに上記スレのタイトル通り、「伝説」的な画像だった。さすがにこの画像はすぐに引っ込められたのだが、このころパナソニックのウェブページで提供された画像サンプルもまた、同じ、とまではいかないまでも、やはりひどいものだったせいで、この機種にたいする不信感が強まっている。
とはいえ、もう申し込みをしてしまった以上、いまさらキャンセルするつもりもない。別に400万画素らしい鮮明な画像でなくてもいいや、と最近はあきらめかけている。 あるいは、後日改良を加えたファームウエアが出てくるかもしれないし。
とにかく、このカメラは本日我が家に届いているはずであり、現物を手にとって、しっかりと確認することにしようか。

しかし私もつくづく初物には運がないなあ。枯れるまで買わない、というのもつまらないし。

などと言いつつ家に帰ってみると、まだデジカメは届いていなかった。ネットで情報を集めてみたところ、どうも15日に延期になった様子。残念、というか、でもその間に問題の画質を多少でも改善してくれるなら、その方がいいかな、とも思ったりして、何か複雑な気分。

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