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先日買ったライカのデジカメは、26日に届く予定だった。わざわざ仕事を休みにして楽しみにしていたのだが、残念なことに出荷が延期になってしまったようだ。11月6日、ということだから、iBookや何かのことを考えたらまだ許容範囲だけれど、一部で噂されているように、12月にずれ込んでしまうようなら、キャンセルすることも考えている。でも今は6日に届くと連絡があったのだから、それを信じて待つことにしようと思う。
ところで、先日kaleidoscopeというシェアウエアのスクリーンセーバーを落としてきて、使ってみたのだが、これが楽しい。マックで言うとニルバーナとか、クラスターワークスのような感じ(といってもこの名前、現マックユーザでさえご存じない人が多いだろうね)。カレイドスコープという名前の通り、モニタ上で万華鏡のような幾何学模様を作り出してくれるものだ。スクリーンセーバーとしては15ドルと、けっこうなお値段なのだが、それだけあって、設定が多岐にわたっていて、数多くのパターンが作れそうだ。面白いので料金を払って使うことにした。ソフトじたいはウインドウズ95のころからあるものでそれほど新しくはなく、また液晶のモニタだと色合いが少し落ちるのだけれど、ブラウン管のモニタでは鮮明な色合いが楽しめる。
参考サイト
・Kaleidoscope
先月はJS.Exception.Exploitというウイルスについて書いたけれど、今度はSircamのついたウイルスメールが届いてしまった。送り主は全然知らないひとで、アドレスから察するに、日本人らしいのだが、メールの内容は英語。添付ファイルにはpifという拡張子がついていた。
どんな内容か受信しようとすると、ノートンのアンチウイルスが動き出し、警告メッセージが出た。ただ、ウイルスの削除にも隔離にも失敗した、というメッセージが出てしまい、あせって、メーラーを終了した後、そのスクリプトが保存されてしまったインターネットエクスプローラーのテンポラリフォルダを確認したが、そこには同じ名前のファイルがない。仕方ないのでIEを起動して、「インターネットオプション」から「インターネット一時フォルダ」をすべて削除した。
それからノートンを起動してウイルススキャンをかけた。異常なし。念のため、ノートンのウェブページでSircamの情報を確認し、感染している際に変更が加えられるレジストリを確認、生成される実行ファイルを検索した。どちらにも感染の兆候は見られなかったため、ここでやっとひと安心。
今まで届いたウイルスメールは、差出人のアドレスがないものばかりだったので、どうしようもなかったけれど、今回はそれがわかっていたため、こんなメールを出してみた。
Subject: ウイルスについて警告
はじめまして。もう同様のメールが届いているかもしれませんが
昨日午後11時ごろあなたから届いたメールには
W32.Sircam.Worm@mm というウイルスが添付してありました。あなたが何も知らないうちにウイルスの媒介になっている可能性を
考え、こうしてメールさしあげることとしました。10月16日には
ハードディスクをフォーマットしてしまう可能性もあるようなので、
対処されたほうがいいかと思います。・・・
なお、今後あなたからのメールに何らかの添付ファイルがついていた場合、
----------------------------------
内容を読まずに破棄いたします。また、万一の場合を考えて、あなたのメール
アドレスはパソコンとは別の環境に保存しておきます。
翌朝まで待ったが、何の音沙汰もない。そこでメールアドレスから類推されるサーバを探して、どうもそれらしいと思われるISPのサイトを突き止めた。北陸のCATVの会社だった。
そのウェブページには、Nimdaにかんする注意なぞが掲載されてはいたが、Sicamについては何も書かれていなかったため、管理者あてに一応メールしておくことにした。私には実害がなかったとはいえ、こういうのを放置しておくのは、ISPの社会的信用に響くかな、と思って。
すると、かなり恐縮した様子の返信が来た。やはり、私以外にもこの管理者にメールが届いていたらしい。で、その当のウイルス送信者は、もちろん利用されただけだったようだが、もうパソコンが起動せず、ネットから切り離したあげく、ディスクをフォーマットすることになってしまったようだ。
Sircamの名前は知っていたものの、今回の件がなければ、実際どういうものなのか分からなかっただろうから、勉強になった。これは10月16日になると、ディスクをフォーマットしたりするようなので、ここ数日でまた広まって被害が発生しそうだ。
やはり見ず知らずの相手でも、ウェブページを運営していると、貴重な情報を提供してくれてるのかも知れないと思うので、できるだけ内容を読みたいと思っていた。だから先日もエクセルの添付ファイルのついた知らない人からのメールも受信したりしてしまったのだが、こういうこともあるのだから、もっとセキュリティについて厳密に考えないといけないかもしれない。表紙にでも、「変な添付ファイルおことわり」と明記しておこうかな。
参考サイト
・W32.Sircam.Worm@mm情報
パナソニックの新しいデジカメLUMIXは、レンズがライカ製。それだけではなくて、ボディのデザイン等もライカと共同製作で、レトロな雰囲気がとてもよい感じ。
今回発売のデジカメは2種類だが、特にその上位機種DMC-LC5が気に入った。
ちょうどデジカメの買い替えを考えていたこともあって、興味を引かれたのだが、価格がオープンプライスの推定市場価格9万円。たぶんこういうのが好きなひとは多いだろうから、予約しておかないとすぐに売り切れてしまって、手に入れるのに時間がかかりそうだ。でもそこまでなかなか踏みこめずにいたところ、パナソニックのサイトで、先行モニター販売をしていることを知った。応募はオークション形式になっており、最低4.5万円から最高9万円までの間で、一番高い値段をつけたひとから100人がモニターに当選する、という仕組み。その場合の価格は、その中での最低価格になる、という。
これはチャンスかも、と思ってさっそく応募した。結果、みごと当選。モニター価格68700円にて、発売日の前日にこのカメラを入手できることになった。今は品物が届くのを楽しみに待っている。
ただ、少しだけ気になるのは、普通ならそろそろ、あちこちで評判を聞くはずなのに、このLUMIXについては、全然情報がないということ。メディア向けの貸し出し機も出ていないのかな。先日のWorld PC Expoでは実機に触れたらしいが、それ以降、雑誌にも全然載っていないのだ。もしかして、まだ完成していないとか、そういうことはないだろうな? モニタ販売といえば初期ロット中の初期ロット、人柱になるのは最初から覚悟してはいるものの、やはり完成度が気になる。
参考サイト
・デジタルカメラLUMIX
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