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01年07月 


 

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7月1日日記目次

7月1日ADSL

先月の終わりに、やっとADSLが開通した。「やっと」というのは、実は申し込んだのが数ヶ月前で、それからしばらくは何の音沙汰もなく、こっちでもほとんど忘れかけていたぐらいだったから。
それが、六月の終わりごろ、突然メールがきて、翌日はNTTから工事の連絡と急にあわただしくなってきて、数日後にはモデムが送られてきた。そうこうする間、ネットで情報を集めてADSLについて勉強していると、どうも接続障害も多いし、そもそも元寄電話局との間の電話回線が、一部でも光ファイバー化していると引けないし、電話線の品質によっては開通しても速度が出ない場合もある、とのこと。しかも、その場合でもNTTの工事費は返還されないのだそうだ。これはちょっとリスクがあるなあ、と思った。
とはいえ、もう申し込んでしまったのだから、とにかくやってみようと思い、NTTの工事を待った。ADSLの工事は、我が家の場合ISDNを引いているため、デジタルからアナログへの変換工事をまず行い、その後でADSLの工事を行う、という二段階になっている。問題なのは、その二つの工事が同時に出来ず、最低3営業日を間にはさまなくてはならない、ということ。どうもNTTの都合でそうなっているらしく、「またいやがらせか」と、ますます嫌いに鳴ったのだが、それはそれとして、とにかくそのふたつの工事の間はアナログモデムでしか回線接続ができない、という状態になった。
で、ISDN解約と同時にテレホーダイも解約してしまったので、電話代も、かけただけそのままかかるようになってしまった。だからアナログモデムは、仕事で常にメールチェックの必要な妻にiBookを貸してメインに使ってもらうことにして、私の方はネット接続もほとんどしない一週間をすごした。そのせいでこのウェブページも全然更新できなかったわけだが・・・。
ともあれ、そういう二週間が過ぎて、めでたくADSLも開通した。危惧していた問題も、幸いなことに私の場合は全然発生しなかった。しいて言えば、電話番号が変わったことぐらい。
それに引き換え、メリットはかなり大きい。私はネットの接続は9600bpsのころからやっている。ネットでブラウジングを始めたのは14400bpsのモデムになってからで、それから28800、64Kと機器が変わり、接続方法が変わるにつれて速くつながるようになってきているが、やはり今回のADSLは、今までのどの切り替えタイミングより驚いた。何しろ、たいていのページでアドレスを入れてエンターキーを叩くと、一瞬で表示される。この速さは今まで経験したことがなかった。会社のパソコンも専用線で社内で共有しているが、それよりも速い。たいしたもんだ。
これでずいぶんネットの環境が楽になった。一方、常時接続になってしまったわけだから、セキュリティにも配慮する必要があるな。今ノートンのパーソナルファイルウォールを試用している。問題がなければ、これを使っていこうかな。

参考サイト
ADSL実験室

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