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01年01月 


 

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1月20日・HomePageBuilderに感心

IBMのHomePageBuilderを買った。一週間ぐらい使っているが、機能やコンセプトには感心している。とてもいい、良質のソフトだと思う。
何よりもまず、障害者にたいする配慮が随所に見られる点だ。ソフトそのものも、マウスをうまく使えないひとのために、キーボードで操作ができるようになっていて、しかもその記述に一セクションを割いている。画像に代替テキストをつける方法に関するページもあって、ここでは「なぜ画像の説明が必要なのか」について、書かれている。こういうのを偽善ととらえる向きもあるだろうが、偽善でも何でも、そういう記述が一切ない某大手ソフトメーカーのウェブ作成ソフトなどに比べれば百倍ましだ。初心者向けと位置付けられているこのHomePageBuilderだが、それでもJavaアプレットやCGI、クリッカプルマップなど、高度な機能も十分備わっている。構文チェックもしっかりしていて、某大手(以下略)のように、DTDを消す、などといった大変大変ひどい仕様もない。
これで一万円強という価格は、実にお買い得だと思った。このソフトはあちこちで評判が高く、雑誌「パソコン批評」でも好意的に取り上げられていた。その記事では、評者が私のようにエディタ主義者だったのだが、その評者をして「これなら自分でも使ってみたい」と言わしめたほどの出来だ。私もこれからはこのソフトでウェブページを更新していこうと思った。
手書きにこだわっていたため、ページの見栄えなどは後回しになっていたが、それも今後は、このソフトを使用することによって少しずつ改善されていくだろう。それにしても、自分のページにも随分文法エラーがあったようで、いまさらのように恥ずかしい。HTML作成ソフトはくずみたいのばかりだから、あえて使っていなかったけれど、そのせいでページ更新に時間をとられたり、あげくはこだわっていた文法までいいかげんだったとは、まったく恥ずかしいことだ。少し反省。

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1月8日・MP3の拡張子・Napstar・裸のラリーズ

PCを買った最大の目的であるMP3によるPCのジュークボックス化は着々と進んでいるのだが、ふと、溜め込んだMP3ファイルを見ると、拡張子が「.mp3」ではなく、「rmx」になっているのに気づいた。
エンコードに使っているのはRealJukeboxというソフトで、どうもこのソフト専用の拡張子らしい。どうしてこういうことになったのか調べてみると、これらの音楽ファイルは、MP3形式には違いないものの、他のパソコンにコピーすることができない形式になっているのだと分かった。確かに違法コピーは問題になっているから、当然の処置なのだろうな。ただ、普通のmp3として保存することも可能にはなっている。その場合、セキュリティ設定をいじるのだが、その際に警告じみたメッセージが出てきたので、びびって元に戻してしまった。まあCDを持っていれば、パソコンが変わってもまたエンコードしなおせばいいんだけど・・・ちょっと面倒だな。ちなみにこういう仕組みは、マックのMacMP3にもSoundJamMP PLUSにも備わっていなかった。

まあ、それはそれとして、今話題のグレーソフトNapstarも使ってみた。とはいえ、どんな曲があるのか、調べてみただけだけどね。・・・いやあ、これは本当にすごい。これじゃCDが売れなくなる、と音楽業界が騒ぐのももっともだろう。
その時は、一曲を除いてダウンロードせず、すぐに接続を切ってしまった。麻薬のようなソフトだから、持っているひとが、連夜新曲を落としまくるのも、よく分かるなあ。

で、その落とした曲というのは、知るひとぞ知る「裸のラリーズ」! 82年のライブで、レコードにはなっていない。そもそもCDやレコードをほとんど出していないグループだから、これで著作権が問題になることはほとんどないと思われる。それで落としたのだが、それにしてもすごいなあ、こういう曲が入手できるなんて思ってもみなかった。
ラリーズのライブ自体、すごくめずらしい。私も一度だけ行ったことがあって、それが法政大学での演奏。もしかしたら、この82年の曲も、その時のものかもしれない。うーん、なつかしい。こういう曲の流通に役立つのなら、Napstarも捨てたものではない、などと思ってしまった。

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1月3日・直結USB購入

浅草に初詣(といっても浅草寺ではない)にいった帰りに、秋葉原によって「初買い」。目的はDAVEとかMacMounter。要するに、マックとウィンドウズのデータ交換に使うソフトだ。
交換、といっても、ただ一方的にマックからウインドウズに持って来ようというのが目的。特にiBookには、音楽ファイルや動画ファイルがいっぱい入っていて、フロッピーでは移動できないし、MOにしてもCD-Rにしても持っているのはSCSI接続のため、iBookで使うのは面倒だったのだ。そこでLANを通じてデータのやり取りをしようと思って秋葉原に行ったわけだが、・・・結局は全然別のソフトを買ってしまった。
それがタイトルに書いた「直結USB」というソフト。これはソフトをマックとウインドウズPCにインストールすると、付属のUSBケーブルを介して、データのやりとりができるようになる、というもので、価格も6870円と安かった。それにあいにくDAVEのパッケージには、「WindowsMe対応」という明記はなく、たぶん大丈夫だろうとは思ったが、もしだめだった場合、二万円近くの金が無駄になってしまうわけで、それがちょっともったいなかった。そこでこの「直結USB」を買ってきて、インストールしてみた。
なんとも簡単にデータの移行ができたので、ちょっと拍子抜けしてしまった。もう少し時間や手間がかかるのかと思っていたのだが。で、添付の自在眼Liteというソフトがあれば、マック側のファイルで拡張子がないものについても、だいたい中身が確認できるので、本当に快適。これは便利だな、と感心した次第。
これは会社のパソコンとiBookを接続する時にも使用できそうだな。ライセンスをもう一個買って、会社のパソコンにもインストールしようか、などと考えている。

今日は、このソフトの他にシステムコマンダー2000というソフトも買ってきた。これは8650円。別のOSを入れる時に使うソフトだが、まだ実際に使うのは先の話になってしまいそうだ。

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1月2日・Netscape6導入

雑誌の付録についていたDirectX8.0と一緒にNetscape6の日本語版を入れてみた。
以前マックでPRの2だか3だかを入れようとした時は、インストーラがネットに接続して、本体を落としてくるという仕組みになっていた。そのせいか、インストールがうまくいかなかったのだが、今回のバージョンは、雑誌の付録に全部入っているようで、すぐに終了した。また、実際に起動して使用する分にも、大きな問題はなかった。インターフェイスがずいぶん変わっていたのには、少し新鮮な気分がした。
Java2で動くというのは、セキュリティの面でかなり期待できる。実際どうなのかは、専門家ではないので分からないけれど、IE5.5よりは安心できるのでは。
起動していて、時々遅くなるような不具合があったが、だいたいは高速で、快適なブラウザになっていると思う。起動自体はIE5.5にやや劣るが、ブラウジング自体のスピードは、もしかしたらIEをしのぐような感じもする。
結論としては、タブがうっとうしいとか、初期状態のフォントが明朝で違和感がある、といった点を除けば、今のところよいブラウザだと思う。ただ、こればっかりは使い続けてみないと分からない部分もあるなあ。あ、それからスタイルシートの表示には、やはり一部問題がありそう。これも、何がどうなのか、詳しいことは説明できないけれど。

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