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99年2月 


 

2月2日

雑誌「MacPeople」の付録についていたソフトMelody Player1.5はマックのキーボードを鍵盤に変えるソフト。面白い。 使っているメールソフトmusashiの使用期限が切れかかっている。料金を払えばこのまま使えるし、自分でもそうするつもりだったのだが、ここにきてメーラーの一部が2,000年問題に対応していない、という話がニュースグループ経由で耳にはいってきた。妻の使っているクラリスのメーラーの不備はそこでの話だったのだが、マッキントッシュトラブルニュースで確認したところ、このmusashiも該当していることが分かった。それも今使っている最新バージョンが当てはまっていて、サポートページでも、その改良をおこなう予定については書かれていなかった。 逆にDolphine2.0なんかは対応しているそうだが、あの不安定さに戻るのは当然いやだったから、別のソフトをあたることにした。見つけたのがPostinoClassic。これは快適。まだ添付ファイルにたいする反応は確かめられていないけれど、今のところはこれでもいいような気になってきた。

それにしても、CyberDogが対応していないのは残念だなあ。今は使っていないから、こんなこという資格はないのだけれど、この問題で、事実上息の根を止められる、なんてことになりそうな気がする。

一部専門雑誌などでは、「マックはOSも、大半のソフトも2,000年問題には対応済だから安心」などと能天気な記事が載っているけれど、実際調べてないんだろうね。ただメーカーに問い合わせて、その回答で記事を作っているのかな。それとも、問い合わせさえしていなかったりしてね。いやいや、もしかしたら、彼らのいう「大半」ってのはMozillaやIE、NUMやMSOffice、Adobeのソフトなどといった有名なソフトだけなのかもね。


2月5日

やっぱりだめだった・・・。というのは、GoLiveCyberstudioの話。

ソフトウエア・トゥーからたどって、Cyberstudioのフルバージョンで作成された、とされているページをいくつか見たのだけれど、DTDがない!し、H2タグで空白を囲む、などといった、非論理的なソース。がっかりした。

Adobeはそのへんのところをきちんと修正してくれるかなあ。でもPagemillとか見てると、期待薄かも知れない。あーあ。


2月10日

Expo事前登録のプレゼントはMSのCD-ROMだって。あーあ。毎年配られていたクラリスのCD-ROMよりも、全然役に立たなそうだ。


2月12日

起動ディスクの断片化を解消しようとひさしぶりにNUM使ったら、重大な障害があって、NUMでは直せない、というメッセージが。DiskFirstAidでは問題ないので、多分NUMが間違っているんだと思うが、でも断片化の解消ができないのは残念だ。

ところでInternetExplorerの4.5が出たそうだ。とにかく大きいので、まだ落としていない。いずれ雑誌付録やEXPOでばらまきなどがあって手に入るだろう。今度のはWin版ではすでにできているユーザ・スタイルシートの設定はできるのかな。それが一番の期待。


2月14日

EXPOで来日するJobsのために、基調講演でスタンディングオベイジョンをしよう、とよびかけているウェブページがあるが、これに対抗して、基調講演でJobsにパイを投げつけよう、と提案しているところもある。どっちもGifアニメでバナーを作っているんだが、よくできていて面白い。

私はといえば、とても拍手してやる気分にはならないね。さすがにパイをぶつけろ、とまでは言わないけれど。

最近、「Mac100%」という雑誌をよく買う。昔はアダルト色が強かったのだが、最近はかなり一般向けになっているし、CD-ROMに入っているソフトがなかなか優秀なものが多く、気に入っているのだ。今回はまだゲームぐらいしか使っていないが、便利なものがあったら、またここでも書きたい。どうせネットでも入手できるものではあるからね。


2月18日

MacEXPOに行った。iMacばっかり。いや、新型G3もあったな。要するに、鮮やかな色彩があちこちで目立った展示だったけれど、会場規模も縮小されていたし、配付されている無料のCD-ROMなんかも、クラリスをはじめだいぶなくなっていて、質素な面もあった。だが、去年ときたら、もう来年はないかもしれない、という雰囲気だったから、今年も開催されたというだけで御の字なのかもしれないが。

今年はあまり予算がないので、買うものを決めていったのだが、結局希望通り買えたのはゲームソフトのMythIIだけだった。あとは、ケンジントンのマウスを買ったぐらい。こまごましたものは他にも入手したが、主なのは、この二点だけだったね。

ただ、初日のせいか、基調講演のせいか、会場はかなり混雑していて、特にショップのあたりなど、身動きとれないぐらい。そんなに大きな目玉はなかったんだけどねえ。

ああ、ただ、G3カードはお買得だったかも。300Mhzで、五万円切っているのがあったから。これはすごいなあ。もしMT買ってなかったら、私も買っていたかも知れない。400Mhzものも、かなり安い値段になってきているし。

最後まで買うのを悩んだのは、今日発売のStuffItDeluxe5.0J。安かったし。でもまたバグとかありそうだし、サポートも不安だったので、止めてしまった。やはり4.0の時のことが思い出されたのだ。

立野康一氏のコレクションが「Mac博物館」として展示されていたが、会場外の小さな部屋のせいか、とても混んでいて行列待ち状態。中にあったのは、確かに貴重なマックだったけど、もっと大きいスペースで、ゆったり見せてくれればよいのに、と思ってしまった。


2月19日

IE4.5は、4.0より起動が遅くなっているが、割合快適だ。重くなった、という声もどこかで聞いたけど、わたしの環境ではさほどでもないみたい。ただ、ユーザスタイルシートにはやはり対応していないので、これが非常に残念。まあMSのソフトに多くを期待してはいけないのだろうな(これは性能、などではなく、ポリシーとして、ということ)。

今月は、雑誌「MacPower」を買わず、「MacLife」を買った。Linuxの日本語版が付録についていたから、というのもあるけれど、「MacPower」における(というより、アスキーの雑誌における、といった方がいいだろうな、「MacPeople」にも書いていたから)川崎氏の、新型マック匡体素材にかんする意見がいくぶんトーンダウンしているのにちょっと失望したからだった。

別に氏になんらかの責任を問うとか、そういうつもりは全然ないのだが、あれだけポリカーボネイトの素材としての問題について指摘しておきながら、今回の新型G3に同じ素材が使われていることに関して、なんらコメントがない、というのにはがっかりしてしまった。デザイン面で、ひどいと指摘するに留まっており、逆にカラーのバリエーションが増えたことに関しては、「評価する」なんて書いている。

そりゃあ今までの匡体だって、プラスチックだからも燃やしたらダイオキシンが出るかもしれない。ビスフェノールAなんかより、ずっと有害だとは思う。だけど、ポリカーボネイトに含まれるビスフェノールAは水溶性だ。ゴミ捨て場に放置しておくだけで、雨でも降れば、すぐに溶け出してくるわけだ、「環境ホルモンと疑われている物質」が。

それに、ダイオキシンみたいに、毒性が目に見える形であらわれてきていないから、対策などがとられる可能性も薄い。はっきり毒性がわかったころには、もう巷に反乱しているとか、現在の日本におけるダイオキシンの問題のようになってしまいやしないか、とそれが心配なのだ。

やはり疑わしいものは、疑っておいた方がいいと思うなあ、わたしとしては。

昨日の買い物には、非常に満足している。ゲームも面白いし、ThinkingMouseはとても便利。本当なら明日もいけるはずだったのになあ。残念。


2月25日

Adjustable Keyboardを買った。ソフマップとLAOXは29800円だったので、秋葉館で26800円出して買った。使い心地は上々。考えてみれば、マックもってないと使えないキーボードなんだよね、こいつは。せいぜい楽しませてもらうとしよう。

もっともキータッチは、今まで使っていたMacwayの方が全然よいが。