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01年7月 


 

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7月7日・なんとcube購入

先日、有楽町のビックカメラに行った時、久しぶりにマックの専門フロアを眺めてたり、デモ機をいじったりしているうちに、マックがほしくなった。
そもそも妻の6410がだいぶ古くなり、代替に自分のMTを譲るつもりだったのだが、そうすると自分専用で使えるマックがなくなってしまう。それがちょっといやだったのと、データの移行に思ったより手間取ったため、それなら新しいマックかPCを妻に買ってやろう、と思ったのだった。
とはいえ、実際は新しいThinkPadがとても気に入っていたりもしたため、これを自分用に買って、やはりMTを妻に譲ろうかな、と迷ってもいたのだが、22万円というThinkPadの値段、それにこの日に見たcubeがやっぱりいいなあ、と思うようになり、価格もG4マックとしては15万円を切っていて、だいぶお買い得のような気もしてきたのだった。そこで秋葉原に出向き、cubeを購入することにした。

生産中止になってから買うのはMT以来。マックは初代iBook以来の買い物だ。

もうマックを買うことはないだろうな、と思っていたのだが、自分でも意外な展開になった。だいいち、私がマックを(というよりアップルジャパンを)見限ったのは、他でもないこのCubeにかんするトラブルと、それにたいするAJの対応が引き金になったのだったから。その同じパソコンを、ここにきて買ってしまうのだから、われながら何を考えているのか、その一貫性のなさに呆れる。まあ「いいかげん」がモットーだから、いいか。

秋葉原に着くと、まずはいくつかの店を回って価格を確認した。
だいたいどこも同じ値段だったけど、すでに在庫切れの店も多かった。生産中止ということで、なくなる前に買おうという人もいるんだろうな、と思った。つまり、私と同類のやつら。そんなわけでどの店も在庫は潤沢というわけにはいかず、かといって中古はcubeの場合とても怖かった。秋葉館には、メモリ増設モデルがわりと安く売っていたので、ここで購入。初期モデルではないので、深刻な障害はないと思うが、店でシリアル番号を確認できなかったので、ちょっと不安。配送を頼んだため、実物が届くのは月曜日になる。

どんな感じかな。何か問題があったとしても、アップルジャパンは全然信用できないから、できるだけ自分で情報を集めて対策をとれるようにしておかないとならない。もう枯れている機種だし、たぶん大丈夫だとも思うんだけど、果たして。

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7月9日・cube届く

家に帰るとcubeが届いていた。すでに妻がセットアップを完了しており、大きなトラブルもなく、使えるようになった、とのこと。妻に頼んでちょっといじらせてもらった。最初に起動した時には、その音のなさにびっくりした。「静かさ」ではなく、「なさ」だ。不気味なくらい。ファンがないというのはこういうことなのか、と思った。

妻が今まで使っていた6410からの移行は、まだ完全に済んではいない。ソフトに関してはイーサネットでつないで少しずつ移動する、という方法で、またシリアル接続のレーザプリンタは、古い別のマックをプリンタサーバにでもしよう、ということになった。

イーサネットでの接続については、一台のモニタを共有する、という方法を考え、ナナオのモニタには接続端子が二つついているから大丈夫だろう、などと軽く考えていたのだが、それがだめ。最近のナナオのモニタには、接続端子がひとつしかないらしい。仕方ないので、6410の方だけモニタなしで起動する、という方法で接続した。モニタがなくとも、動いてさえいれば共有フォルダを通してデータの移行ができる。ただこれはいかにも面倒なので、(終了時など、操作を間違うと困ったことになりそう)ディスプレイ切り替え機を買ってきた。たぶん画質が落ちるだろうが、当座の使用には耐えられるのではないかと思う。あとはプリンタの接続だ。パーソナルレーザーライター300なんて古いプリンタを使っているひとがそうそういるとは思えないのだが、アップル純正だし、なんとかなりそうな気もするんだが、どうだろう。どうしてもだめならやはりプリンタサーバにするしかないが、電気食いそうだしなあ。 cubeには、ほとんど問題が無かったが、例の「キズ」はしっかり正面左上についていた。あと、タッチセンサーの感度がやはりいいらしく、スイッチ上面に手をかざして近づけて行くと、触れる前に電源が入ってしまう。この程度ですむんなら、まあかまわないけどね。あ、私のものじゃないのに、こんなこと言ってもしょうがないな(笑)

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7月10日・cube設定など

cubeはOSX添付ではなかったが、この時期に買ったマックだと、無料でもらえることになっているらしいので、今日申し込むことにした。
シリアル機器のcube本体への接続については、昨日も店を回ったときにUSBシリアル変換ケーブルがいくつかあったのだが、プリンタはだめ、とか、対応機器はウェブページで確認のこと、などど書いてあったりして、しかも商品のひとつひとつがわりと高めで、チャレンジするにはためらわれる。数千円なら失敗してもまあいいか、と思えるけれど、一万円以上になると、ちょっとね。
で、今日その手の商品をネットで探してみると、cube専用のアダプタ(CubeMate)があるのを発見した。モデムポートを利用して、シリアルポートを造る、というもので、対応表にも、しっかりレーザーライター300が載っている。しかも値段は4800円。これがいい、と思ったので、とりあえずは販売店を探してみようと思う。発売が九月なので、店頭にない、という可能性もあるが。それから、cube本体を買った時に妻がほしがっていたモンロー(http://www.princeton.co.jp/new_site/product/mon_fl.html)だが、これと同等の商品で、電源ボックスを内蔵できるタイプの製品もあるのが分かった。こっちの方がすっきりさせられるし、ずっといいような気がするので、こっちも探してみようと思う。

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7月20日・ディスプレイの共有

妻が今まで使っていたPerforma6410には、アップル純正のレーザープリンターがつないである。初めて私がマックを買ったときに、一緒に購入したプリンタで、随分な年代ものになってしまった。とはいえ、それだけ長く使っていると愛着もわいてくるわけで、今後もできればこのプリンタをメインに使ってもらいたいと、妻には希望を伝えた。
だが、今度買ったcubeには、シリアルポートなんぞついていない。この場合、いくつか選択肢が考えられる。

1.ネットワークプリンタにする
2.シリアルポートのカードをcubeに刺す

いくつか、といいながら、最初に想定していたのは1だけだった。Performaはそのままで、同じネットワークに接続さえしていれば、cubeなり、他のパソコンから印刷ができる。これが一番便利だし、コストもかからないと思っていたのだ。だが、これが結局のところうまくいかなかった。試しにiBookや他のマックから印刷命令を出してみたのだが、それでも状況は同じ。要するに、フリーズしてしまうのだ。
これはたぶん、Performaに入っているAppleShareに問題があるのか、あるいはサードパーティのG3カードを入れているのも影響しているのかもしれない。だが、こういう推測をいちいち検証しているひまはなかった。というより、そこまで時間をかける気分になれなかった。
また、2については、先日の日記でもかいた通り、それなりに安価なカードもあるらしいことは分かった。だが、店頭ではなかなかみかけない。それもそのはずで、すでに廃れたシリアルポートを、これまた製造中止になったcubeで使おうという客は、やはりアップルの売り場でも少数派には違いなく、そういった客向きの商品を探すのには、それなりの苦労が必要なのは当たり前だろう。だがこの方法も、あんまりとる気にはなれない。すでに私自身、マックとはあまり縁のない生活を送っているせいか、熱意が沸いてこないのだった。
それよりも、ナナオのモニタをうまく二台のマックで共有させることができたら、それで問題はだいたい解決するのではないか、と思った。
そこで先日購入したプリンタ切替器をつなぐことにした。結局モニタケーブルがもう一本必要になり、近くの電気屋で買ってきたが、今といえばそれぐらいで、簡単にセッティングできた。
この手の切替器を使うと、画質がかなり落ちると聞いていたのだが、見た目は普通に使っている時と大差がないように思える。というか、妻や私の用向きで使っている限り、この程度で十分だろう。これで印刷が必要な時にはPerformaを立ち上げて、そっちにファイルを持っていって印刷すればいいわけだ。一件落着。

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