取り外し方は下の写真を参照。なお、サイドパネルを取り外す際は、クランクケースに固定されているブラケットを取り外しておいたほうが後の作業が楽です(10mmスパナ使用)。
 私の4Vにはラジエータの熱風が後ろに流れないようにするための遮熱板が取り付けられているため、タンクを持ち上げないとエアクリーナーボックスの上半分を持ち上げる作業(後述)ができません。遮熱板がない場合はタンクを持ち上げる必要はないはずです。
 フィルターエレメントを抜き出す際は、向きを良く覚えておいてください。「TOP−OBEN」の矢印が上向き、上面の縁が欠けている辺が奥側(車体左側)になります。
 空気導入管をエアフィルターボックスに差し込むとき、シリコンスプレーを吹きつけておくと作業が楽です。

K100補修履歴・エアフィルターエレメント交換編

2006.7.12更新


★ 交換周期、エレメントの選択、その他については下を参照。

★ 交換手順
◎ 水平な場所でセンタースタンドをかける。
◎ カウルの左右内張り(ニーパッドカバー)、右サイドパネルを取り外す。

パネル取り外し パネル取り外し サイドパネル取り外し 取り外すブラケット

タンク固定クリップ◎ シートを取り外し、燃料タンク固定用のクリップ2本を抜き取る。
◎ タンクの後ろ端を持ち上げ、丸めたウエス等を挟み込んで5cmほど持ち上げる。
◎ エアフィルターボックス右側に差し込まれている空気導入管の下端をエアフィルターボックスから引き抜き(@)、さらに下方向に引っ張って(A)導入管を取り外す。
◎ エアフィルターボックスの上下を連結しているスプリングクランプ(3ヶ所)を取り外す。
◎ エアフィルターボックスの上半分を持ち上げながら(@)、フィルターエレメントを引き出す。(A)

空気導入管取り外し スプリングクランプ取り外し エレメントの引き出し

◎ フィルターボックス周辺を清掃する。
◎ エアフィルターボックスの上半分を持ち上げながら、新しいエアフィルターエレメントを差し込む。
◎ スプリングクランプを元通りに取り付ける。
◎ 空気導入管を元通りに取り付ける。
◎ シートを元に戻す。クリップを忘れずに。
◎ カウル類を元通りに取り付ける。

交換周期 : マニュアルでは、粉塵の多い地域で使用する場合は7500kmごとに清掃または交換、15000kmごとに交換、となっています。

使用工具・資材 : プラスドライバーbQ、マイナスドライバー6mm、スパナまたはめがねレンチ(10mm)、ぼろきれ、シリコンスプレー(または、せっけん水)、エアフィルターエレメント(BMW純正型番: 13 72 1 460 337)。


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