
特定の回転数になるとビリビリというビビリ音が発生する。このまま乗るのは精神衛生上あまりよろしくない・・・
2003.10.19 28700km |
先日、ステアリングヘッドまわりからびびり音がするということでキーシリンダーの取り付けボルトを交換したのだが(2003.9.11
、その他小物編参照)、依然、特定の回転域で音がする。特に一番多用する100km/h前後で鳴るためタチが悪い。あちこちで尋ねてみたところ、「カウル取り付けビスのゆるみ」「ステアリングヘッドのゆるみ」「ホーンがカウルに接触」「エキパイのゆるみ」「マフラーのクラック」 「フロントブレーキディスクの遊び」・・・いろいろ出てきたのだが、マフラーのクラック、エキパイのゆるみは先日見たばかりなので大丈夫。ブレーキをかけていても鳴るのでディスクは無罪。 ステアリングヘッドのゆるみもジャッキアップしてゆすってみた程度では問題なし。
カウルまわりは点検する場所が多くて結構大変なのだが、順に見ていったところラジエーターグリル部分をたたくとで少しびびり音がする。取り外して見ると押さえビスの締まりが甘く、「網」が完全に固定されていないようだ。 そこで、振動防止のため模型用のスポンジを細長く切って挟み込むことにした(網を外したついでに塗装もしておいた)。元通りに取り付けてグリルをたたいてみたところ、びびり音は発生せずなかなかいい感じだ。これは期待できる。次はホーン。カウル内に手を突っ込んでみると、右のホーンがカウルに接触しかかっている。ステーを手で曲げてカウルとの隙間を確保して完了。
さて、気をよくしてツーリングに出かけたのだが、 やはりびびり音がする。それも今までより音源が下に移ったような感じだ。人家のない山の中に停めて空ぶかしをしながら下回りを再点検したところ、なんと、サブチャンバーを固定しているフランジナットがなくなっている。ここは先日リアタイヤを取り外すために緩めた部分である。きちんと締まっていなかったため徐々に緩んで脱落してしまったようだ。 音源が判明して一安心と言いたいところだが、山の中ではナットを調達することができない。結局、山から下りて市街地のホームセンターでナットを購入して取り付けた。その後、高速で各回転域を使用してみたがびびり音は発生しなかった。
さて、結局どこが音源だったのか。最終的に退治したのはサブチャンバーだが、マフラーを取り外す前からびびり音は発生していたので、おそらくラジエーターグリルとホーン、キーシリンダーの全てが犯人だったのではないだろうか。 |

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