K100補修履歴・ オイル漏れ? 編 9/13

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 どうも最近オイルくさいと思っていたら・・・トランスミッション後部よりオイルが漏れている??

2003.9.13
27219km
 最近、信号待ちで停車したとき、ふっとオイルが焼けるにおいがすることが多くなっていた。プッシュロッド部からのオイル漏れ?先日オイル交換をしたので、オイルパンに付着しているオイルが乾いてしまうまではしょうがないかと思っていたのだが、車検整備のため下回りを点検している時にサブチャンバーにオイルが付着しているのを発見してしまった。(4Vはらくだのコブのようなサブチャンバーがマフラーから横に突出している。位置はトランスミッションの後ろ)
 ここにオイルがかかるということは・・・? 下から覗いてみるとやはり、クラッチプッシュロッドのゴムブーツ周辺が濡れている。Kお約束のオイル漏れがついに来たか。ドライブシャフトのゴムブーツも濡れているようだが、タイヤがでてこない!?タイヤとサブチャンバーが邪魔でよく見えない。車検整備から急遽オイル漏れ調査に変更。
   まずはリアホイールだけを取り外して様子を見ることにした。4V以降は4本のホイールボルトのほかにセンターボルトが1本。これを取り外すとリアホイールが取り外せるのだが、タイヤがでてこない!?リアキャリパー(ABS)とマフラーの間が狭く、取り出すことができない。それでは、とリアキャリパーを取り外したのだが、今度はABS用のタイミングギアが干渉する。タイヤは純正サイズなのに・・・しょうがないのでマフラーを取り外すことにした。清掃後マフラーの取り外しは順調だった。
  さて、問題のオイル漏れだが、クラッチプッシュロッドのゴムブーツとドライブシャフトのゴムブーツは確かにオイルで濡れているが、しずくが垂れるほどではない。見た目では破れてもいないようだ。とりあえず、油汚れをきれいに拭き取って様子を見ることにした。取り外したものを元通りにして完了。今後どうするかは車検を通してから考えることに。
 
*元通りに・・・ : 今回、リアのブレーキキャリーパーを取り外してしまいましたが、ギャップのチェックキャリパー取り付けの際にはABSセンサーのギャップを必ずチェックしてください。車載工具にABSセンサー用のシクネスゲージが入っています。Minゲージ(0.35mm)が通り、Maxゲージ(0.65mm)が通らなければOKです。キャリパーの締め付けトルクは30〜34N・mです。
*リアホイールの取り付け : このモデルでは、リアホイールの取り付けボルトはセンターボルトを含め計5本あります(以前のモデルは4本)。マニュアルによると、「4本のホイールボルトを対角締めで仮締めする(50N・m)」→「センターボルトを規定トルク(105N・m)で締め付ける」→「4本のホイールボルトを規定トルク(105N・m)で締め付ける」となっています。
 ところで、「ホイールが出てこない時はリアフェンダーを取り外す」との記述があるのですが、リアフェンダーに干渉して出てこなかったわけではないので謎です。(後日調査します。)
 ・・・その後。  いろいろ調べた結果、マフラーを取り外さなくてもリアタイヤは外れるらしいことがわかりました。抜く方向はなんと、下。そのためにはタイヤの下に空間を作る必要があるのですが、「5センチほどの板をセンタースタンドの下に敷く」「センタースタンドを掛けたまま車体を傾ける」といった方法を取るようです。どちらも一人ではできそうにありません。
*おまけ・・・ : 組み付け後のテスト走行で、スピードメーターの振れが少ないことに気づきました(正常値の半分ほど)。リアキャリパーを取り外す際にスピードメーターセンサーのケーブルもさわっているので、ケーブルの引き回しを整理し、コネクタを抜き差ししたら直ってしまいました。最悪、センサーが断線しかかり??しばらくは要注意です。→→これには後日談があります。

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