K100補修履歴・タイヤ交換編 '06/1/9更新
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 このK100RSに装着されているタイヤは3年半前ごろに交換され、1万キロちょっと使用されている。山はまだまだあるのだが、フロントの段減りがひどい。

2003.5.20
23020km
 現在取り付けられているタイヤはミシュランのマカダム90X。山はまだまだ残っているのだが、フロントの段減りがひどい。段減りしたフロントいろいろなところで聞いたことだが、K100はフロントが段減りしやすく、しかも段減りしてしまうと操縦性にまともに影響がでるらしい。購入した時点ですでに段減りしていたので新品タイヤの乗り心地はわからないのだが、バンクさせると切れ込み気味で「ゴー」という音がするあたり、早めに交換したほうが良さそうだ。 
*タイヤの選択 : サイズは、フロント120/70-17、リア160/60-18。現時点ではミシュランのマカダム100X、パイロットロード、ブリジストンのBT−020あたりが選択肢のようです。
 
2003.6.14
23886km
 段減りがさらに進み、フロントの接地感が怖いくらいに薄れてきたのでついにフロントだけ交換することにした。フロントホイールごと車体から外してショップに持ち込んだ。ブレーキキャリパーやホイールの脱着作業を自分で行わなければならないのだが、雨だったのでその方式にした。それと、工賃が半額くらいになるのも魅力である。パターン比較
 装着したのはマカダム100X。パターンが改良され、90Xと比べると耐磨耗性がアップしているらしい。K100RSはフロント荷重が高いので条件が悪そうだが、どれくらい持つか?
 それよりもまずは走行性能。まだほとんど走っていないのでこれは後日・・・
 
2003.7.某日
23***km
 タイヤ交換後雨の日ばかりが続き、タイヤの性能を確かめる機会がなかなか来なかったのだが、梅雨の晴れ間をぬって走行テストに出かけてみた。とてもいい感じである。都市高速の高速コーナーを回った感じでは、フロントの落ち着き具合がかなり違う。コンパウンドが少し柔らかく、温度も上がりやすいタイプのようだ(90Xは3年ものだったので比較にならないかもしれないが)。
 山道に入り、ほとんどUターンのようなヘアピンでも狙ったラインが出しやすい。これは、Uターンもしやすいかもしれない。
 ・・・タイヤはケチるものではない・・・
 
2004.1.10
31749km
 前回フロントタイヤを交換してから8000km弱なのだが、リアタイヤはみごとに台形減り手元に来てからだけでも13000km、前オーナーの整備記録から調べたところなんと2万kmほど走っていることになる。スリップサインはまだ出ていないのだが見事に台形に減っている。曲がりにくくなっているようなので前後とも交換することにした。
 ホイールは前後とも自分で取り外してタイヤショップに持ち込むことにした。外車は別料金を取られるのと、ついでにいろいろと点検するためである。さて、先日クラッチプッシュロッドからのオイル漏れを点検しようとした時に「リアホイールが外れない」ということになった件だが、空間確保技その時に得ていた情報より「下に抜く」というのを試してみた。メインスタンドの下に5cmもの板を挟むのは無理なので、発送を転換して地面を下げることにした。段差部分にブロックを置いてタイヤを乗り上げ、スタンドを上げた後でブロックを取り除くという方法である。さて、この方法でタイヤの下に10cm以上の空間を作ってみたのだが・・・やはり外れない。キャリパーを取ってもやはりABSのギアが邪魔になる。ということで、今回も断念してマフラーを取り外した。いったい、どうやればいいのだろう??
 交換作業今回利用したタイヤショップは前後ともきっちりとバランスを取ってくれる、このあたりでは定評のあるショップである。しかも、ホイールごと持ち込んだ場合の工賃はたったの1000円。BMWのリアホイールのバランスをとってくれないショップが多い中、このショップの存在は頼もしい(使用したタイヤは前後ともミシュランマカダム100X)。
 さて、交換後の具合だが、目からうろこが落ちるほどの変わりようである。前回フロントだけを交換した時もかなり良くなったような気がしたのだが、前後とも交換した今回はその比ではない。まず、低速での切れ込みがほとんどなくなった。特に、Uターンの時には勝手に切れ込んでいくハンドルを押さえつけるのに必死になっていたのだがその必要がなくなった。結果、恐怖心が激減した。加えて、中速以上で倒れない現象もなくなった。これまではハンドルをこじりながらエイヤッと寝かせていたのだが下半身で軽くきっかけを与えてやるだけで倒れるようになった(これが普通??)。これほどまでに変わるものなのか・・・やはり、タイヤはケチるものではない。
 
2004.12.26
45596km
やはりみごとに台形減り 前回タイヤ交換してから13847km、リアタイヤを交換することにした。本当はフロントも交換したいところだが、いろいろと事情があり、今回はリアだけにした。このリアタイヤ、まだスリップサインは出ていないのだがやはり台形減り。夏に高速を使って関東−関西を数回行き来したため真ん中が減ってしまった。こうなるとさすがに曲がりにくい。特に低速小回りのときにラインの調整がしにくい。
 前回と同様、ホイールごと車体から外してショップに持ち込む。現在四輪がないので運搬はこうしてスクーターに乗せてショップまで運んだが、実は結構距離がある。工賃節約のためとはいえ、これでカゼでもひいたら何をやっているのかわからない。今回は無事だったが。パイロットロード
 装着したのはミシュランのパイロットロード。今まで使っていたマカダム100Xはさすがに在庫がなくなってきているようだ。21,600円と少し高い(工賃は1000円)。ブリジストンのBT−020のほうが少し安いのだが、「ツーリングの途中でワインディングを走るならパイロットロードのほうがお勧めです」とのことなので、お店のお勧めの通りにしておいた。もっとも、タイヤの性能をどうのこうの言えるほどの腕前ではない。タイヤ製造月さらに、バルブも交換してもらった。これは276円なので安いものである。
 ところで、今回取り外したタイヤだが、側面に「3100」とある。これは「2000年の第31週」という意味らしい。ということは、このタイヤは結構古かったことになる。
 走ってみた感想だが、それなりに曲がりやすくはなっているが、前後同時に交換した時ほどの感動はない。春までには前も交換したい。(前後同時に交換できない理由の一つは、スクーターに前後ホイールを積めないからである。)
 
2005.3.25
47781km
スリップサイン ついにフロントタイヤも交換することにした。前回フロントタイヤを交換してからなんと16032km。かなりのロングライフである。もっともスリップサインは出ていたのだが。
 年末にリアをパイロットロードにしたので、フロントもパイロットロードにした。というか、すでにマカダム100Xは在庫がなかった。タイヤそのものはセール中で割引になっており12419円。これに工賃1000円とバルブ290円、タイヤ廃棄料300円。パイロットロード・フロントいつも通りホイールを外してスクーターでショップに持ち込んだ。
 家に持ち帰ってホイールを装着して走ってみたところ・・・面白いように曲がる。前後100Xにしたときより曲がる気がする。慣らしが終わるのが楽しみになった。
 
2005.11.12
59373km
スリップサイン 前回交換より11592km、今度はフロントタイヤのほうが先に減ってしまった。夏から秋にかけて、お散歩コースのワインディングでぐりぐり遊んでしまったからである。きっちりサイドまで減っているので喜んでいいことなのかもしれないが。リアタイヤは真ん中が減ってはいるがまだかなり山がある。
 今回もパイロットロードで12162円。これに工賃1000円とタイヤ廃棄料300円。新旧タイヤ比較新旧タイヤ比較いつも通りホイールを外してスクーターでショップに持ち込んだ。
 ところで、今回取り付けたタイヤは同じパイロットロードでも前回のものと違うらしい。ショップの人が言うには「重量車対応版」らしい。内側にうろこ状の模様がついているのがそうらしいのだか・・・違いはわからないかった。

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