ダジャレ課長の伝説

(全部実話。)

初めてのダジャレ


初めてのクルマ、初めてのオンナを語るオトコは多々あるが、
ダジャレ課長の場合、初めてのダジャレを語るところが珍しい。

小学?年(具体的に語っていたが、細かいとこまでいちいち憶えてねーよ)のこと。クラスの子が病気になって、先生曰く、「胃と肝臓が悪くて暫く休みます。」

これを聞いた少年ダジャレ課長、

胃と肝臓が悪いとはイカンゾウ、イカンゾウ、こりゃおもろいなー」。

その日以来、ダジャレ童貞だった少年ダジャレ課長はダジャレに目覚めてダジャレオトナのオトコになったそうです。ダジャレ課長ってばダジャレおませ。



捨て身のダジャレ


新人研修のダジャレ課長。
新人にハンダごてを使わせるが、初心者なので危なっかしい。

課長、思わずハンダごて(の熱いところ)を握り締め、「じゅーーっ!」

一同、「わーーっ!!」

すると、ダジャレ課長、
「モノがハンダごてだけにハンダン(判断)がゴテ(後手)になってもーた。

課長、捨て身はいいけど、おもろないって。


またある時、

新人がひなたでぼーっとしていると、

「ひなたにばっかおると、アホなるでー。」
「なんでですか。」
「日光は可視光線やから、カシコーせん(賢くしないの意)。」

課長、レベル高過ぎてついて行けません。(こっちは東京モンだし。)



逆襲のダジャレ


部下が主任に昇進して、ご満悦のダジャレ課長。
「××も主任になったからなー、言うてやったんや。」

一同、イヤな予感。

「おまえもこれからは口を慎まなあかんって。」

ここは機先を制して、「”主任に口なし”って言うんでしょう。」

言われてしまったダジャレ課長、「・・・・・・」。

しかし、すぐ気を取り直すと、

「言うてやったんや、おまえは、すぐ顔が赤こなるから、シュニン交われば赤くなる!!!

ダジャレ課長には、逆らうだけムダだった。




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