絶体絶命日記   2010.4

 惑星の月18日

4月21日。

 

 いい奴らだ。

教室の連中。

みんな30前。気を使ってくれる。立ててくれる。ありがたい事だ。

 

彼らにも返さなくてはならない。

 

いい娘がいるのだが。

年が離れすぎているわな。

 

でも、女の子との、浮いたはれたのことがあったって、いいじゃないか。

そんなことなしでここまできたのだ。

 

あってもいいじゃないか。

 

だがそれを求めているのか。

望んでいるか。

一人がやはりいいのか。

 

 

分からない。

結局一人がいいのかもしれない。

人が怖い。

 

 

どうしていいか分からない。

だから一人がいい。

結局そういうことか。

 

いい子がいるのだが。

 

惑星の月22日。

4月25日

 

足が治らない。

気が落ち込んでいく。

 

「たまに優しい言葉をかけてくれたなら、それだけで人はきっと生きていけるのさ、だから淋しくてやり切れぬ夜は、ためらわず電話しろよ、話が途切れても、涙がこぼれちゃう。」

 

 

ジュリーだ。

いいなぁこれ。

 

足が治って走れたなら、気が戻ったら、何とかなる。

誘ってくれないか。

みんなと一緒にいたい。